こんにちは、くららです。
宝塚ファンの気になっていることは、今年の６月14日から「チケット不正転売禁止法」が施行されたにもかかわらず、宝塚のチケットの高額転売が今なお続いている事です。
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チケット不正転売禁止法初の逮捕者
今日施行後初めて、女性が書類送検されたという報道がありました。
アイドルグループ「嵐」のコンサートの電子チケットを最大１５倍の値段で転売したとして、大阪府警は２４日、札幌市白石区の保育士の女（２４）をチケット不正転売禁止法違反などの疑いで書類送検し、発表した。府警によると、６月に施行したたチケット不正転売禁止法での立件は全国で初めて。
保育士をしていた一般の女性です。
サイバー犯罪対策課によると、女は６～９月、嵐のコンサートや公演の電子チケット２種類（５千円、９千円）計４人分を、ＳＮＳを通じて申し込みを受けた女性３人に対し、約８～１５倍の値段で転売した疑いがある。最も高値で９千円のチケットを１３万３千円で売っていたという。女は容疑を認めているという。
同課によると、女はＳＮＳで第三者から購入したチケットを、再びＳＮＳで購入希望者を募って転売することを繰り返していたという。府警は女の携帯電話の解析などから、女が今年１～９月、嵐のコンサートなど１０公演１７人分のチケットを転売し、計９０万５千円を得ていたとみている。
嵐は、２０２０年末での活動休止が発表されているので、プレミアチケットになったのでしょうね。
宝塚の「退団公演」と同じですね。
保育士という職業を持っていても、「１０公演１７席分を転売」というのは、「業としての転売」です。
「チケット不正転売禁止法」は、人気公演チケットの転売が問題となる中、来年の東京五輪・パラリンピックの開催を見据えて整備されたものです。
「転売禁止」が明記され、本人確認などが行われた「特定興行入場券」を定価超の価格で転売する行為などを禁止しています。
違反者には１年以下の懲役か１００万円以下の罰金、またはその両方が科される。
今回書類送検された保育士の方は、どのくらいの懲罰が科されるのでしょうか？
そのまま保育士のお仕事を続けていくことができるのでしょうか？
この方は、記事を読むだけでは、ＳＮＳを通して販売をされていたようです。
チケット二次流通サイトの利用については記されていませんが、詳細はわかりません。
氷山の一角で、たまたま摘発されてしまった例だと思います。
「見せしめ」的なものだとも思います。
もっと摘発者は増えるかもしれませんね。
そして、これでこれから少しでも、高額転売が減るといいですね。
施行後に明らかにチケット二次流通サイトの人気チケットは暴騰しているので、「チケット不正転売禁止法」が機能して欲しいです。
劇団公認のリセール「チケトレ」について
一般前売開始日の3日後より、「チケトレ」でのリセールを宝塚歌劇団が公認して、その出品ページも用意されています。
予想していた通り、出品者が高い手数料を支払う必要があるので、チケットがだぶついている公演以外、出品者がいないので、ほとんど機能していません。
「おけぴ」の利用者が増えている
歌劇団が公認しているわけではありませんが、「おけぴ」というチケット救済掲示板の利用が増えています。
人気がある公演は「交換」、直前あるいは人気の無い公演は「譲渡」が多いように思っています。
以前にも書きましたが、宝塚のwebチケットサービスでの発券前の「リセール制度」を、設けてくれたら有難いと思います。
簡単にリセールができるようにしたら、「良席のみ観劇して、他はリセールに出す」という結果を招くこともあるので、そのあたりは慎重にルールを整備して。
これから、よりチケット事情が改善されることを願っています。
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