星組公演たった一つの心配事
こんにちは、くららです。
星組『めぐり会いは再び next generatio』『Gran Cantante!!』とっても好評のようですね。
私は初日、2回目と観て、とっても気になっていることがあります。

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体力勝負の公演

初日のご挨拶で、礼真琴くんが次のようなニュアンスでお話されました。

礼: 「なぜかお芝居もショーのように体力勝負で、千秋楽を迎える頃には、みんな筋肉ムキムキになっていると思います」

『めぐり会いは再び next generatio』は、ハッピーコメディのドタバタ劇で、
激しいダンス対決や腹筋、スクワット対決、殺陣、などなど。

観てて楽しいけど、シーンを思い起こすと、「体力勝負」のハードさなのだとあらためて思いました。大変なのですね。

家に帰って初日の報道を読むと、下記のものがありました。

「今回は一番シリアス(笑い)。悪役的なポジションの人もいますし、体力的にもハード。ボリューミーな感じに」とも説明していた。引用日刊スポーツ

各報道機関の取材は、ゲネプロ(最終リハーサル)の時に行われます。

あの天下無敵礼真琴くんが、初日の舞台あいさつで、またゲネプロで、体力的にハードなことを仰るというのは、相当ハードなのだと思います。

ジョークを含めてですが、初日のカーテンコールの時に

礼:「フレッシュな108期から、生気を吸い取り…」

という話もされました。

「特別体力勝負な本公演」なので、何とか頑張っていかなければという思いが、このジョークに繋がったのかなと思いました。(私の勝手な思いです)

宝塚大劇場では、これから1か月以上、5月30日(月)まで続きます。(ゴールデンウイークを挟むので、2回公演が続きます)

東京宝塚劇場では、6月18日(土)~7月24日(日)まで。

星組の本公演は、いつも東西ともに長期間です。
(人気でチケットの売れ行きが良いからでしょう)

体調を崩しやすいシーズン

今は温度の高低差が大きく、体調を崩しやすい時です。
梅雨に入ると、また体調も崩れやすいです。
7月に入ると暑さとのたたかいとなります。

このシーズンは軽い風邪をひきやすく、喉を傷めやすいです。

真琴くんは喉が強そうですが、あまりに沢山の歌を歌われているので、この時期に喉の状態を良好に保つのもが大変だと思います。

気配りの優しいこっちゃん

上級生を見送る立場
上級生の天寿みつきさん、音波みのりさんが今回ご卒業ということで、真琴くんは自分がしっかりしなければという思いが強いと思います。その思いがご自分を苦しめませんように。

初舞台生が初めて経験するトップスター
108期の初舞台生を迎えて、やさしい真琴くんは、「トップスター」として、いろいろと配慮されていくのでは、と思います。
礼真琴くんの存在だけで、初舞台生には十分な学びになると思うので、時間は自分のために使って欲しいと思います。

とてもハードな活躍をされているので、過酷な公演期間だと思いますが、どうか真琴くんが、無事に千秋楽まで駆け抜けていけますように。
無理をなさらず、ご自分の健康を第一にしていって欲しいと思います。

やはり正2番手の活躍が必要

礼真琴くんの比重が重い

『めぐり会いは再び next generatio』は、ルーチェとアンジェリークのラブコメディなので、ルーチェ役の真琴くんの出番は本当に多いです。

『Gran Cantante!!』は、礼真琴くんのリサイタルかと思うほど歌が多く、おまけにダンサーなので、踊りの魅せ場もたくさんです。

専科からシンガーの美穂圭子さんが特出されて、「素晴らしい歌い手(Gran Cantante)」として、沢山歌われて、真琴くんの助っ人をされています。
舞空瞳ちゃんも、ソロダンスをはじめとして、今までで一番活躍の場が与えられて、絶品のダンスを沢山見せてくれています。
それでも礼真琴くんの比重はかなり重いです。

礼真琴くんが孤軍奮闘なのは、「正2番手」がいないからだと思います。

瀬央ゆりあさんも二番手的な活躍をされていますが、1シーンをそのまま「瀬央ゆりあの世界」に染め上げれるほどのカリスマ性はありません。

前回までの2番手だった愛月ひかるさんと比べると、瀬央ゆりあさんの存在感はうすいです。
やはり宝塚では経験値が大切で、新人公演で数多くの主演や、ショー場面でのセンターを下級生の頃から経験していることが、大きな本舞台での存在感に繋がるように思います。
瀬央ゆりあさんのスター性もメキメキと磨かれてきていますが、大劇場の真ん中で空気を制圧するほどのものではありません。明るくて温かい瀬央さんの持ち味は唯一無二のものですが、押し出しという面では、少し弱いような。

大きな場面をそのまま任せることのできた愛月ひかるさんの存在は貴重だったと思います。
やはり下級生の時から路線スターとして育てられ、宝塚ファンとして飽くなき追求をされていて、梯子を外されそうになった時には、更に自分を磨いていらっしゃいました。

それでも愛月さんも、トップ候補の「正二番手」ではありませんでした。

礼真琴くんは、歌っても踊っても素晴らしいです。それは周知のこと。
だからといって、「正二番手」がいないからといって、礼真琴くんに頼りすぎるのも、問題だと思います。

実力者に頼りすぎ

真琴くんも人間ですから、体力の限界があります。

別箱公演のように、1週間で終わるのなら、全精力を傾けて行うことは可能でしょう。

しかし7月24日までの長丁場、体力も気力も「全開」で、そんなに長く続けることは至難の業です。
タカラジェンヌは、そんな至難の業でもできてしまうところが、スゴイのですが。

暁千星くんの星組への組替

暁千星くんは、今年お正月公演のショー『FULL SWING!』では、踊りまくっていました。

あまりにハードに活躍していたので、私は「けがをしたり体力は大丈夫だろうか?」と勝手に心配し続けていました。
しかしありちゃんは、難なくそのハードな公演を終えました。

そのありちゃんが、次の公演から星組に組替してきます。
これで真琴くんにかかりすぎていた比重を減らすことができるでしょうか。

ありちゃんにとっては、真琴くんから学ぶことができて、スターとしての魅力がさらに増えていくことでしょう。
2人にとってWin-Winですね。

ありちゃんは、ダンサーとして認識されていますが、歌もとても上達されています。
真琴くんの下で学べば、真琴くんのような特別な歌い手になることも可能だと思います。

今の時期に暁千星くんが星組に組替するということは、礼真琴くんの負担を減らし、支えるためだと思います。
つまり、礼真琴くんの任期がまだまだあるということ。(私の願望をこめた主観です)

そして礼真琴くんを支えるのは、ありちゃんだけでなく、瀬央ゆりあくんも同じ。
当面は、ふたりの間に番手の差はなく、真琴くん率いる星組をみんなで支えていくのかなと。あくまでも主体は礼真琴くん。

いつまでも番手ごまかしが続くことに、いろいろな思いを抱えてしまいますが、「礼真琴くんに負担がかかりすぎ」という問題点を思った時に、暁千星くんが組替してきて、その負担を減らすことは正解だと思いました。

そして、今や瀬央ゆりあくんも星組ファンにとっては、とっても頼もしい大切な存在。
広島出身のふたりが、礼真琴くんの星組を盛り上げていくことは、みんなにとってとても良いことだと思います。

ちなみに中国地方に詳しい私から言いますと、ありちゃんは広島県福山市出身ですが、地理的に文化圏は岡山県の倉敷市や岡山市です。私の親友がそうでした。
せおっちは、広島市出身なので文化圏は正真正銘の広島。

広島も福山も広島県ということで、カープファンなことは同じでしょう。
ありちゃんが加わって、星組がどう化学反応していくのか楽しみです。

これからゴールデンウイークに入って2回公演が続きますが、礼真琴くんの体力が保持できますように。千秋楽まで駆け抜けていけますように。

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