こんにちは、くららです。
宝塚大劇場で星組が千秋楽を迎えたら、次は花組ですね!
『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT』のキャストボイスが更新されました。花組の稽古場には柚香さんが用意したクリスマスの飾りが飾り付けられ、華やいでいるようです。
タカラヅカニュースで、金髪の柚香さんと美風組長さんとのトークで、お稽古場の様子教えてくれました。それに加えてキャストボイスなどの様々な情報をまとめてみました。
「お芝居華やか」+「ショー華やか」なお正月らしい華やいだ公演のようです。
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『うたかたの恋』について
最初のお稽古は小柳先生の演劇講座
基礎となる本読みをいつも以上に時間をかけ、「台詞とは…」「届く芝居とは…」など改めてみんなで学んだそうです。
「演技」に力が入っていることを感じました。
新演出で変更になるのは
・舞台装置
・衣装
シックで華やかに。
コロナ禍で「衣装が節約モードになった?」と思っていましたが、雪組の『蒼穹の昴』、星組の『ディミトリ』と驚くほど衣装が豪華になりました。
『うたかたの恋』も豪華な衣装で楽しませてくれそうです。
豪華な衣装が続くと、宝塚の経営は大丈夫なのかな?と心配になりますが、大丈夫だから衣装にお金をかけられるのでしょうね。
・セリフ…柴田先生の脚本を大切に少しずつの変更。人によっては見え方が変わるのでは?と柚香さん。
柚香さんとルドルフ
2014年の『エリザベート』でルドルフを演じたので今回で2回目。
8年前に役作りのために『「うたかたの恋」の真実 – ハプスブルク皇太子心中事件』を読んでから、ルドルフに興味を持って、ルドルフがわかりたいと気になっていたので、今回ルドルフを違った作品で挑戦できることが嬉しいそうです。
星風さん演じるマリーを、ただの可憐な純真無垢な女性ではなくて、人物像を掘り下げて、共感しやすい地に足のついた人間味のあるマリーとして、小柳先生が台本から作り直されているそうです。
それを受けて、柚香さん演じるルドルフも、白い貴公子というイメージでは無く、葛藤や様々な思いを抱えた人物として描かれるているのでしょう。
繊細な演技力の柚香さんの真骨頂を発揮する場になるのだと思います。
令和の花組の『うたかたの恋』ルドルフとマリーの美しい恋の物語というだけでなく、歴史感や政治情勢などもしっかり描いて、登場人物一人ひとりがくっきり浮かび上がってくるような、リアルな深みのある芝居を目指しているようです。
そのために小柳先生がお稽古の一番最初に「演劇講座」を開かれたのでしょう。
人間ルドルフと人間マリーの究極の愛を、儚い恋物語としてではなく、ドラマチックな芝居として、深く味わえそうです。
見どころ 3人の皇子
いとこ同士の3人の皇子(柚香光、水美舞斗、永久輝せあ)が、並んで踊る場面があるそうです。
そして3カップルという表現も使われていました。
永久輝さん演じるフェルディナンド大公の相手役ソフィー・ホテックは、今回新しく追加された役です。美羽愛さん(104期)が演じます。
史実では、ルドルフが亡くなってからフェルディナンド大公とソフィーは出会い恋に落ちました。そのあたりは史実通りにはしないで、ルドルフの生きている時代にソフィーが登場するのでしょうか。
ソフィーとフェルディナンド大公の結婚は周囲から猛反対を受け、将来生まれる子供に皇位を継がせないことを条件にやっと承認された結婚でした。正式な妃ではありません。今回の作品の人物相関図には、ソフィーは恋人と記されていました。
・ルドルフ(柚香)とマリー(星風)
・ジャン(水美)とミリー(星空)
・フェルディナンド大公(永久輝)とソフィー(美羽)
3カップルとも身分違いの恋です。
VISA永久輝さん情報
役が増えていたり場面の構成も変わっているので、台本を読んだときにまったく違う印象を受けました。
ただ、私がもともと好きだった場面や、作品をご覧になったことがある方が「ここは絶対に外せない!」と思われるようなシーンは入っていると思いますので、楽しみにしていただけたらと思います!
私は、柚香さんと水美舞斗さんの従兄弟で、実在の人物・フェルディナンド大公を演じます。引用VISA今月のメッセージ
永久輝さんは台本を読んだときにまったく違う印象を受けた、ということなので、新しい『うたかたの恋』として楽しめるのでしょう。
多分、永久輝さん演じるフェルディナンド大公の出番が増えるのでしょう。
赤い大階段の幕開き
『うたかたの恋』と言えば、幕開きの赤い絨毯の大階段でのプロローグです。
大階段に並ぶルドルフとマリー、軍服やドレス姿の華麗な人たち。
幕開きから、美しすぎてワアッという感動が味わえると思います。
もう本物の大階段を使ってお稽古されたそうです。
『うたかたの恋』は初演と再演は大劇場で演じられていましたが、それ以降全国ツアーや中日劇場などでの上演だったので、残念ながら大階段がありませんでした。
「赤い大階段での幕開き、大劇場でさせていただくという意味はとても大きないことです」と柚香さん。
本当にそうだと思います。
とっても楽しみです。
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『ENCHANTEMENT(アンシャントマン) -華麗なる香水(パルファン)-』
“ENCHANTEMENT”とは、“魔法にかかる、恍惚とする”を意味するフランス語だそうです。
柚香さんは、調香師のレイ。
各シーンのタイトルが香調(ノート)で表現されています。
プロローグは柚香さん監修の香水がモチーフ
プロローグはメリーゴーランドが回っているような、テーマパーク感があふれる夢の世界だそうです。
調香師のレイが、プシュっと香水を振りかけると、世界が変わっていく感覚を客席は体感していけるとのこと。
曲が全部素晴らしくて、昔の宝塚の楽曲をリメイクしているので、どこかで聞いたことのある曲が連なっていて、前向きになっていけるような、パワーをもったナンバーが多いそうです。
キャストボイスで星空美咲さんが「プロローグは柚香監修のあの香水がモチーフになっているとのことで」と話されていました。その香水を調べてみました。
柚香光デザイン監修グッズのオードトワレが、2ndデザイン監修グッズの発売にあわせて、パッケージとボトルデザインが新しくなっています。 爽やかなレモンに甘くてみずみずしいピーチが加わり、フルーティーな香りだそう。白檀とホワイトムスクをベースにした心地よい香りが全体を優しく包み込むとか。内容量:25ml |
第二弾の監修グッズの香水は、第一弾と中身は同じですが、パッケージとボトルのデザインが新しくなっているようです。
ショーは、柚香さん監修の香水をつけて観劇してね、ということでしょうか。
商売上手ですね。
シトラス…永久輝さんたちの場面
なんか始まると思えるようなワクワクドキドキするような曲だそう。
アロマティック…水美さんの場面
樹海に迷い込んだような怪しげな世界観。
美風さんたちが美声を披露されるそう。
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フローラル…柚香さんと星風さん
「New York」のナンバーで、フレッドアステア(柚香)とマリリンモンロー(星風)が共演したらどうなるかな?というイメージのナンバーだそう。
野口先生のこだわりのセットが素晴らしすぎるそう。
遊び心があって柚香さんが好きなシーンとのこと。
オリエンタルな中詰め
世界観がガラッと変わって、ちょっとチャイニーズなイメージ。
動いたら素敵だろうなという加藤先生デザインの衣裳。
柚香さんを囲んで花娘たちが扇子で赤いケシの花を。
その他のシーンでも、今回柚香さんは娘役さんと踊るナンバーが沢山あって嬉しいそうです。
「娘役さんが素敵!」と思うようなシーンが沢山あるので、花娘たちの可憐さを存分に感じていただけたらと、柚香さん。
ウッディ&マリン
若くて初々いて男女のカップルが沢山出て来る、爽やかな場面。
オールを持って踊るシーンも。
水兵さんの格好可愛い衣装にも注目とのこと。
ムスク(男役だけの場面)
男役の場面がゴンと出現。
舞台の中央に大きな鹿が鎮座していて、印象的。
キャストボイスで帆純さんが紹介していた、男役のフェロモンあふれるナンバー(SHUN先生振付)でしょうか?
グルマン
荒廃してしまった地球が、また芽吹きはじめる。
楽曲が素晴らしく、皆の歌で柚香さんが踊られるよう。
フィナーレ
黒燕尾と娘役のスリットとゴールドが入った素敵なデザインのドレス。
柚香さんと娘役さんたちの踊り。
ロケットは従来通りフィナーレかな?
希波らいとさんのキャストボイスでは、シトラスライトがモチーフのロケットに出演されるとのことでした。
野口先生のこだわりの詰まった、荘厳華麗なレヴューになっているようです。
2023年の元日の生中継は無し
花組の初日までちょうど半年となりました。
今年の1月1日、月組宝塚大劇場の初日公演のショーのフィナーレから、スカイステージで生中継されました。
来年の花組公演でも生中継をしてくれるかな?と期待していましたが、無いようです。
今年は宝塚大劇場内での「新春鏡開き」が中止だったため、スカイステージの特別番組の中で樹里咲穂さんがMCで、真風涼帆さんと潤花さんが鏡開きをされ、その延長でのショーのフィナーレ以降の生中継放送でした。
来年は宝塚大劇場内で「新春鏡開き」が出来るため、スカイステージの特別番組は無いのでしょう。
いろいろなことがコロナ禍前に戻っていることは嬉しいです。
こういった特別番組が無くなることは仕方ないですね。
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