花組『元禄バロックロック』『The Fascination!』
こんにちは、くららです。
昨日は「望海・真彩・彩凪」三人が中心のプレお披露目公演を見て、当時のワクワク感を思い出してからの
ライブ配信で「望海風斗ラストデイ」を見たので、「飛び立っていかれた。終わってしまった!」という惜別感を今日もひきずっていました。

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新生花組の作品公表!

しかし、本日夕方、宝塚の公式ページをのぞいてみると、次の花組の本公演の発表がありました!

まどかちゃんが新しく加わる新生花組は、やはり2本立てのようです。

お芝居は若い感覚の谷先生の「忠臣蔵」!ショーは「ダンスの花組」を堪能できそう。

宝塚は、世代交代していくのが宿命です。
次々に繰り出されてくる「新しい宝塚」を楽しんでいこう!と気持ちを入れ替えました。
公演解説を読んでみると、とても楽しそうです。

花組誕生100周年のダンシング・ステージ

レビュー・アニバーサリー

『The Fascination(ザ ファシネイション)!』
-花組誕生100周年 そして未来へ-
作・演出/中村 一徳

2021年は花組が誕生してちょうど100年。
昨年12月に「ビバ!タカラジェンヌ」に榛名由梨さんが出演されて、11月に「花組100周年イベント」が開催されると話されていました。
そのイベントと共に舞台でも「誕生100年を祝う華やかなショー作品『The Fascination!』」が上演されるようです。
この公演から「柚香光、星風まどか」花組新トップコンビが誕生するので、同時にそのお祝いも兼ねられているそうです。

“花”をテーマにした華やかなダンスシーンを中心に、花組の伝統を未来へとつないでいく、“魅力”溢れるダンシング・ステージとなるようです。

現在上演中の『Cool Beast!!』も「ダンスの花組」が感じられるラテンショーですが、オーソドックスな“花”がテーマのダンシング・ステージ
中村一徳先生のショーの演出は、大人数でのダンスナンバーや、下級生に至るまで生徒一人ひとりの見せ場が多いことが魅力です。銀橋もふんだんに使用されます。
「ダンシング・ステージ」と銘打っているので、よりダンスの魅力に満ちあふれたものになるのでしょう。
「ダンスの花組」の古くからのファンのわたしには、とても楽しみです。懐かしいダンスシーンがあったら嬉しいです。

若い谷貴矢先生の宝塚大劇場デビュー作のお芝居

忠臣蔵ファンタジー

『元禄バロックロック』
作・演出/谷 貴矢

この題名と解説を見て思い出したのは、昨年2月の鳳月杏さん主演の『出島小宇宙戦争』
パラレルワールドの出島を舞台にした、ちょっと頭の硬い私には理解吹っ飛ぶ「デジタル・マジカル・ミュージカル」でしたが、面白かったです。

花咲き乱れる国際都市エド。そこには世界中から科学の粋が集められ、百花繚乱のバロック文化が形成されていた。
主な配役
クロノスケ……時を戻せる時計を発明。時計を利用し博打で大儲けし、大金を手にして、我が世の春を謳歌。しかし女性関係だけは時計が誤作動し、上手くいかない。
キラ……妖しく微笑む美女。女性賭場の主。コウズケノスケの隠し子?
クラノスケ……元赤穂藩家老。コウズケノスケとの遺恨により切腹した主君、タクミノカミの仇を討ちたいと、クロノスケに協力を求める。

「忠臣蔵」を愛とファンタジー溢れる「令和の宝塚歌劇」として、エンタメ感たっぷりに見せてくれるようです。
クロノスケキラ、二人の時がシンクロし、エドの中心で愛が煌めく、バロックロックな世界で刻む、クロックロマネスクだそう。
『出島小宇宙戦争』ではコメディタッチで描くという表現がありましたが、この『元禄バロックロック』にはありませんでした。

でもこのお話はコメディでしか成立できなさそうです。

クロノスケの柚香光くんとキラの星風まどかちゃん中心に楽しい新しい「忠臣蔵」になりそうです。

2021年作品はやはり節約モード?

2021年本公演

花組公演 華優希、瀬戸かずや退団公演
・『アウグストゥス-尊厳ある者-』田渕大輔オリジナル
・『Cool Beast!!』作・演出/藤井 大介

月組公演 珠城亮・美園さくら退団公演
『桜嵐記(おうらんき)』オリジナル上田久美子
・『Dream Chaser』作・演出/中村 暁

宙組公演 真風涼帆・潤花お披露目公演
・『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』オリジナル生田大和
・『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』

雪組公演 彩風咲奈・朝月希和お披露目公演
『CITY HUNTER』齋藤吉正 原作もの
・『Fire Fever!』作・演出/稲葉 太地

星組公演
『柳生忍法帖』 原作もの
・『モアー・ダンディズム!』作・演出/岡田 敬二

花組公演
『元禄バロックロック』オリジナル谷貴矢
・『The Fascination(ザ ファシネイション)!』作・演出/中村 一徳

現在宝塚大劇場で上演されている花組公演は、舞台装置も「節約モード」のような感じがしています。(私が感じているだけかもしれません)

コロナ禍なので、政府の政策によって、また万が一感染者が発生した場合など、いつ舞台が中止になってしまうかわからない状況です。座席数が削減されることも。
そのため経費を節約して上演することは当たり前のことのように思います。

今年の今後の6作品を書き上げましたが、全部「芝居」と「オリジナルなショー」の2本立てです。
ショーが6作品続くと、組カラーやトップスターの魅力の違いがいろいろと楽しめそうです。

芝居は2作品が「メディアミックス」の原作もので、4作品はオリジナルです。
新生雪組の「CITY HUNTER」は目玉作品になりそう。

また芝居3作品は和物時代劇です。
和物時代劇は比較的敬遠されがちですが、手堅く上演していかれるようです。

洋物作品より和物作品の方が、舞台装置をはじめ経費がかからないのかな?と思っています。
(あくまでも、私の勝手な思いですので、間違っていたらごめんなさい。)

豪華絢爛な舞台が宝塚の魅力の一つですが、コロナ禍で上演していくためには、「豪華絢爛」はしばらくお預けになってしまうのも仕方ないことだと思います。
「大階段」があるだけでも、豪華です。
そして人数制限されていた公演も、次の月組公演から組子全員出演予定です。「ディスタンス」を配慮しなければならないので、今まで通りの人海戦術は難しいかもしれませんが、活気は戻ってくることでしょう。

今は戦時中ではありませんが、コロナ禍の「特別事態」の下であることは変わりません。
そんな中でも、次々と新作の公演が上演されていくことは本当に有難いと受け止めています。

はやくコロナが収束傾向になって、かつてのような宝塚の演目が上演されるようになったら良いですね。

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