こんにちは、くららです。
「歌劇7月号」を読んでいて、「へ~そ~なんだ!」と思ったことがあります。
ファンの間では、「ベルサイユのばら」は、もうお腹いっぱい、という思いがある方もいらっしゃいます。私も以前にそのようなことを書きました。
しかし現役ジェンヌさんたちは、「ベルサイユのばら」にとっても思い入れがあるようです。
退団時に「ベルサイユのばら」に出演できなかったことが唯一の心残りですとか、出演できて本当に幸せだった、という話をいろいろと聞いた記憶もあります。
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「歌劇7月号」で語られた「ベルサイユのばら」
柚香光くん
星風まどかちゃんとの「Voyage with you」のコーナーで、「あの頃、あの場所へ、もし旅に行けたなら?」という質問に、1700年代のフランスとこたえていらっしゃいました。
そして印象的な作品というと、宝塚の代名詞でもある『ベルサイユのばら』だそう。『ベルサイユのばら』を宝塚の代名詞と捉えていらっしゃるよう。
柚香光くんは、オスカルでもフェルゼンでも、史上最高の格好良さで演じられると思います。果たしてれいくんの作り込んだ「ベルサイユのばら」を再び見せていただくことができるでしょうか。
彩風咲奈さん
「魅惑の宝塚~群舞特集~」でトップスターさん5人が“これまで出演した中で印象的だった群舞”についてインタビューされていました。
雪組の彩風咲奈さんは、2013年「ベルサイユのばらーフェルゼン編ー」のフィナーレの大階段での“宝塚我が心の故郷”の曲にのせての黒燕尾の群舞をあげていらっしゃいました。
テレビで『ベルサイユのばら2001』を見て宝塚に入りたいと思ったので、「あの時に観たあの場面に出ているんだ、自分!」と感激したそうです。
そして「私はこれがやりたくて宝塚に入ったんだ!」と毎公演思われていたとのこと。
新人公演では、主役のフェルゼンを演じられました。
思い出再演ということもあるかもしれません。果たしてどうでしよう?
8月のスカイステージは「ベルサイユのばら」祭り16本
8月の番組表を検索してみたら、「ベルサイユのばら」の放送が盛り沢山にあって驚きました。
なんと、16本も放送されます!
「ベルサイユのばら」は、ちょくちょく放送されていますが、こんなに大挙して放送されることは、今までに無かったと思います。
1.ベルサイユのばら-オスカル編-
2006年雪組・宝塚、主役オスカル朝海ひかる、アンドレ:春野寿美礼。
放送日(8月1日 7:45)
2.ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-
2006年星組・宝塚、主役フェルゼン湖月わたる、オスカル:貴城けい。
放送日(8月2日 7:45)
3.ベルサイユのばら-オスカル編-
2006年雪組・宝塚、主役オスカル朝海ひかる、アンドレ:湖月わたる。
放送日(8月4日 7:45)
4.ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-
2006年星組・宝塚・千秋楽、主役フェルゼン湖月わたる、オスカル:大空。
放送日(8月5日 7:45)
5.ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-
2006年星組・宝塚、主役フェルゼン湖月わたる、オスカル・水夏希。
放送日(8月8日 7:45)
6.ベルサイユのばら韓国版
2005年星組・韓国、主役フェルゼン湖月わたる、アントワネット白羽ゆり。
放送日(8月8日 14:00、8月24日 17:45)
7.ベルサイユのばら-オスカル編-
2006年雪組・東京 朝海ひかるオスカル、アンドレ:安蘭けい。
放送日(8月9日 7:45)
8.ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-台湾版
2015年花組・台湾・千秋楽、フェルゼン明日海りお、アントワネット花乃まりあ。
放送日(8月10日 13:00、8月29日 18:30)
9.ベルサイユのばら-オスカル編-
2006年雪組・宝塚、朝海ひかるオスカル、アンドレ:瀬奈じゅん。
放送日(8月11日 7:45)
10.ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-
2006年星組・宝塚、主役フェルゼン湖月わたる、オスカル:朝海ひかる。
放送日(8月12日 7:45)
11.ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-
2006年星組・宝塚、主役フェルゼン湖月わたる、オスカル:霧矢大夢。
放送日(8月15日 7:45)
12.ベルサイユのばら-フェルゼン編-
2013年雪組・宝塚 主役フェルゼン壮一帆、アンドレ:龍真咲。
放送日(8月16日 7:45)
13.ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-
2013年月組・宝塚 主役フェルゼン壮一帆、アンドレ:蘭寿とむ。
放送日(8月17日 7:45)
14.ベルサイユのばら-フェルゼン編-
2013年雪組・宝塚 主役フェルゼン壮一帆、アンドレ:柚希礼音・オスカル:凰稀かなめ。
放送日(8月18日 7:45)
15.ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-
2013年月組・宝塚 主演オスカル龍真咲、アンドレ:壮一帆。
放送日(8月19日 7:45)
16.ベルサイユのばら2001-オスカルとアンドレ編-
2001年星組・宝塚 NHK収録、オスカル稔幸、星奈優里 退団公演。
放送日(8月27日 23:00、8月31日 14:00)
放送される16公演を年別に並べてみました。
2001年
星組、オスカル稔幸、トップコンビ退団公演のNHK収録。
宙組は放送されません。
2005年
星組、韓国公演。湖月主演。
2006年
雪組、朝海オスカルで、アンドレ役替わりで5本。
星組、湖月フェルゼンで、オスカル役替わりで5本。
2013年
雪組、壮フェルゼンで、役替わりで2本。
月組、龍オスカルで、役替わり1本。
2014年
花組台湾公演。
宙組、凰稀かなめ主演公演は、放送されません。
※7月7日現在、検索した結果を掲載しているので、その後変更があるかもしれません。
2000年以降の「ベルサイユのばら」本公演と今回の放送
2001年 | 星組1本放送 | 宙組×放送無し |
2006年 | 雪組5本放送 | 星組5本放送 |
2013年 | 月組1本放送 | 雪組2本放送 |
2014年 | 宙組放送無し× |
海外公演
2005年星組 〇放送あり
2015年花組 〇放送あり
16本、役替わりを含めて放送されます。
スカイステージの開局は2002年7月です。
それ以降、役替わりも含めて映像が残されているのですね。
2000年以前は、
1974年1975年 4組+α
平成はじめに、4組
と上演されていました。
全国ツアーでも、沢山上演されていますが、今回その数は省いています。
「外伝ベルサイユのばら」も、数えていません。
2008年~2010年の間に、 雪組(ジェローデル編)、 花組(アラン編)、 星組(ベルナール編)、宙組(アンドレ編)、 花組(アンドレ編)と上演されていました。
過去どれだけ「ベルサイユのばら」が上演され続けていたのかが、わかります。特に全国ツアーが多かったと思います。
「ベルサイユのばら」は110周年に上演される?
8月に一挙放送されるのは、今後「ベルサイユのばら」が宝塚で上演予定だからでしょうか?
柚香光くんが、『ベルサイユのばら』は宝塚の代名詞と話されていましたが、本当にそういう意味合いはあります。
『ベルサイユのばら』で観客動員数が上がるだけでなく、彩風咲奈さんのように、宝塚に憧れて受験してタカラジェンヌになる人が出てきます。受験率が下がっているので、再び受験生倍増の起爆剤となれるのか?
コロナ禍で、公演がいつ中止になるかもしれないので、版権の高い海外ミュージカルは避けられています。
そして漫画や小説の原作ものや、過去の作品の再演が多くなっています。
「ベルサイユのばら」は、その二つの要素を兼ね備えた上、宝塚の代名詞ともいえるほど知名度は抜群!
宝塚が110周年を迎える2024年は、宝塚で「ベルサイユのばら」が上演されて記念の50年になります。
2024年に焦点をあてて、「ベルサイユのばら」が上演されるような気がします。
前年2013年
・月組本公演
『ベルサイユのばら』-オスカルとアンドレ編-
龍真咲主演、明日海りお役替わり
宝塚 1月1日(火)~2月4日(月)
東京 2月15日(金)~3月24日(日)
・雪組本公演
『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-
壮一帆主演
宝塚 4月19日(金)~5月27日(月)
東京 6月14日(金)~7月21日(日)
2014年
・宙組『ベルサイユのばら—オスカル編—』
凰稀かなめ主演
宝塚:5月2日(金)〜6月2日(月)
東京:6月20日(金)〜7月27日(日)
その他
・雪組全国ツアー
『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』
早霧せいな主演(2番手時代)
:3月7日(金)〜3月26日(水)
・花組中日劇場公演
『ベルサイユのばら—フェルゼンとマリー・アントワネット編—』
明日海りお主演
:6月12日(木)〜6月29日(日)
・宙組全国ツアー
『ベルサイユのばら—フェルゼンとマリー・アントワネット編—』
朝夏まなと主演(2番手時代)
:2014年8月29日(金)〜9月21日(日)
記念の年の前年とその年に大々的に上演されました。まさに「ベルサイユのばら祭り」でした。
それを考えると、記念の年の1年前の来年から「ベルサイユのばら」が上演されることもあるかもしれませんね。
また、『ベルサイユのばら展』が、漫画の「ベルサイユのばら」誕生50周年を記念して、9月17日(土)~11月20日(日)まで東京で開催されます。関西はその後。
世の中の「ベルサイユのばら」ブーム的なものにも、のっかっていくかもしれません。
「歌劇7月号」で、二人のトップスターさんが「ベルサイユのばら」に言及していたことからも、そんな雰囲気があるのかな?と思いました。
来年お正月に上演される花組の「うたかたの恋」は、小柳奈穂子先生によって新演出になるようです。
「ベルサイユのばら」も、今の時代にマッチしたものに新演出された方が馴染みやすいように思いますが、どうなのでしょう?
とってもミーハーな私は、なんだかんだと書きながらも、大好きな「ベルサイユのばら」が始まったら、虜になると思います。
「ベルサイユのばら」上演については、私の勝手な憶測ですが、発表を秘かに待ちたいと思います。
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