雪組「炎のボレロ」千秋楽感想
こんにちは、くららです。
雪組『炎のボレロ』『Music Revolution! -New Spirit-』の千秋楽を見て来ました。

彩風咲奈ちゃんは、なかなか熱くて面白くてパワフル!
望海さんのDNAをそのまま引き継いでいることを感じました。

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ショーの中詰めで「せんしゅうら~く!」と咲ちゃんはパワフルに叫びながら、みんなを率いて出てきました。
最高にオラオラしていて、キラキラと輝いていて、「これぞスター」というインパクト。
雪組生たちも、キラキラ弾けていて、雪組の一体感と千秋楽を無事に迎えた嬉しさに溢れていました。

潤花ちゃんについて

予想通り潤花ちゃんは終始笑顔いっぱいでした。
次期雪組トップスターの話は無し
奏乃組長の挨拶で、大阪府出身者の紹介の後、潤花ちゃんの組替えの紹介と潤花ちゃんのご挨拶がありました。

潤花ちゃんは、雪組への感謝を述べた後
「雪組の皆さんと過ごした時間を胸に宙組でもがんばります!」
と笑顔で締めくくられました。
縣千くんや彩みちるちゃんたち、まわりの人たちが必死に涙を耐えていました。

組長は今後の雪組の予定の紹介の後、次に雪組生全員が揃う大劇場公演のお話になって、花組から朝月希和さん、宙組から夢白あやさんと組み替えして来ることには、触れられました。
しかし、咲ちゃんが雪組トップスターに就任する話はされませんでした。
もちろん朝月希和さんが次期雪組トップ娘役であることも。

2回目のカーテンコールで
咲ちゃんが「本当に幸せです」と言った後に
「ねっ、かのちゃん!」と、潤花ちゃんの方を見て、話を振りました。

潤花ちゃんは、自分に話を振られて目を丸くして驚いていたら

奏乃組長が自分に話を振られたと思ったようで、「わたし?」という仕草をして、
咲ちゃんが気付いて、「ねっ、にわさん!」と付け足されていました。

潤花ちゃんは、感極まって「本当に言葉になりません」と笑顔。
咲ちゃんから声をかけてもらうことは思ってもいなくて、感激で胸が一杯だったのでしょう。

潤花ちゃんの隣は朝美絢くんで、その後咲ちゃんのご挨拶によって、みんなが拳を上げたり、いろいろとさせられるのですが、あーさは潤花ちゃんを気遣って、一緒に楽しく動作をしながら盛り上げていました。
そこに気遣いのあーさを感じました。あーさも組替経験者なので気持ちが痛いほどわかるのでしょう。

組替は「宝塚の宿命」なので仕方ないですね。

判官びいき?

「ナウオン」等で、潤花ちゃんが100%の咲ちゃんへの愛を表現しても、咲ちゃんが塩対応的なところがありましたが、それも演出の一部だったような気がします。

私のようなミーハー的なファンは、「判官びいき」で弱い立場と思ったら、とたんに同情を寄せてしまいやすいです。
今回の公演での潤花ちゃんの立ち位置は、「判官びいき」が入ってしまいやすいので、私はまさにそうでした。

そして2日前の咲ちゃんの「雪組トップスター就任決定」の話に触れなかったのも、潤花ちゃんへの配慮があったのでしょうか?
ここで触れたら判官びいきの私などは、「潤花ちゃんかわいそう」と思ってしまいますから。

潤花ちゃんの今後

潤花ちゃんが組替する宙組では、「アナスタシア」が11月7日から宝塚大劇場で上演されます。
そのお稽古は、本日日生劇場で初日の幕があいた『FLYING SAPA』の千秋楽(9月15日)後だと思います。
潤花ちゃんは、十分お稽古に間に合います。

しかし「アナスタシア」の出演者を見たら、夢白あやちゃんの名前は消えて潤花ちゃんのお名前は追加されていませんでした潤花ちゃんの名前は追加されていました。
夢白あやちゃんとトレード組替のような感じなので、夢白さんが予定だった役にはいるのでしょうね。(9月7日追記)

潤花ちゃんが研1の時にバウ 『New Wave! -雪-』で抜擢されて踊っていた時から、気になる新人さんでした。
宙組でも潤花ちゃんの天性のスターオーラを輝かせて、頑張って欲しいと思います。
今回の「炎のボレロ」のカテリーナのような天真爛漫な役だけではなく、大人っぽい役が似合いそうな気がします。

生徒に人事決定権はある?
朝月希和さんが咲ちゃんの相手役として次期雪組トップスターに就任することは、咲ちゃんの希望だと巷で噂されています。
潤花ちゃんが宙組に組替になることに対しても。

私は、400人以上の生徒が属していて、それ以上の関係者のいる大きな組織の中で、理事でもない、一般で言う平社員のタカラジェンヌに発言権があるとは思えません。
トップスターとして経験を重た人は、また別かもしれませんが。

潤花ちゃんのことは、咲ちゃんの思いとは全く関係ない人事でしょう。
潤花ちゃんは別のスターと組むことが最善と判断されたのだと思っています。

咲ちゃんのご挨拶がとても上手で面白い!

1回目のカーテンコール
「お客様の暖かいお気持ちに包まれて本日を迎えられて嬉しいです。思い返せば3月にお稽古を始めて、ずっと温めてきた作品が正直今日で終わってしまうのはさみしいです」(覚えている一部です)
と心のこもったジ~ンと伝わってくるご挨拶をされました。

2回目のカーテンコール
先ほど書いた「ねえ、かのちゃん!」
その後「人と人の関わりが少なくなったこの時代に劇場でセリフや歌、ダンスに気持ちをこめてお届けすることができます。この劇場という場所を決して絶やしてはならない」

3回目のカーテンコール
初日と同じように、「一生懸命生きて生きてゆく」という言葉に合わせて、客席もみんなが拳をあげました。
すると咲ちゃんが「この拳は次に皆様にお会いする日まで下ろしません!」と言って幕が下がりました。

4回目のカーテンコール
幕が上がると、咲ちゃんはじめ組子みんなが拳をあげたままの状態。
スタンディングしていた客席でも、次々と拳をあげる人が続出。

「外で拳を上げていると、変な目で見られるので、おろしつつ気づいたらあげてください」という無茶ぶりにまた爆笑。

誰も拳を上げながら帰っていませんでしたが、楽しいほんわかした気持ちで劇場を後にしました。

カーテンコールが楽しすぎるのは、望海さんと同じですね。
今回は「こぶしを上げるポーズ」でしたが、これからも望海さんと同じように、咲ちゃんは公演ごとにポーズを考え続けていくのでしょうね。

週末はいよいよ、望海風斗さんのコンサート「NOW! ZOOM ME‼︎」ですね。
友の会で初日が当たったので観劇予定です。
その前に、明日は「真彩 希帆 1Day Special LIVE『La Voile(ラ ヴォアル)』の配信です。
宝塚ファン生活が9月に入ってどっと忙しくなってきました。
公演が上演されていることは、幸せですね。

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