雪組『炎のボレロ』について思うこと
こんにちは、くららです。
宙組の『FLYING SAPA』本日梅田の千秋楽公演をライブ配信で見ました。
8月1日にこの公演が初日を迎えた後、花組と星組の公演が次々と中止になっていきました。
そんな中で、千秋楽まで無事に上演できて本当に良かったです。
ご挨拶での真風さんの涙に、様々な思いを感じました。本当にお疲れさまでした。

宙組『壮麗帝』についても、PCR検査での陽性者がいなかったようで、予定通り8月14日(金)~8月18日(火)に上演されそうですね。
千秋楽公演は、ライブ配信もされるようです。
『壮麗帝』も無事に初日から千秋楽を迎えられますように、祈っています。

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気になるのは、雪組『炎のボレロ』の公演についてです。

雪組『炎のボレロ』『Music Revolution! -New Spirit-』について

PCR検査で無症状の陽性者がおひとりいたため、公演の開催について保留になっています。
公演予定:8月17日(月)~8月25日(火)

公演が上演されるか、どうかも気になりますが、ヒロインをつとめる潤花ちゃんのことが気になっています。

潤花ちゃんについて
私をはじめ大方のファンの方は、昨年秋に「ハリウッド・ゴシップ」でお似合いのコンビぶりを魅せてくれた彩風咲奈&潤花コンビは、全国ツアーで再び組むので、次期雪組のトップコンビなのだろうと思っていらしたと思います。

コロナ禍で、東京雪組公演は予定の四分の一しか上演できず、異例の千秋楽を迎えました。
その直前に潤花ちゃんの宙組への組替えが発表されました。
その後予定通り5月に潤花ちゃんがヒロインをつとめる『炎のボレロ/Music Revolution! -New Spirit-』が上演されていたら、それほど問題は無かったと思います。

しかしその後、全ての公演が中止になって、全国ツアーも中止になりました。

全組がリスタートということで、雪組の『炎のボレロ』は、8月17日から1週間あまり、梅田芸術劇場で代替公演が行われることになりました。
当初の予定から「3カ月半」遅れの公演です。
本来は次々に人事についての発表もあったところ、公演中止によってそれらは停止のままで、「潤花ちゃんの組替え」だけが強く刻まれたままです。

潤花ちゃんは、「ヒガシマル醤油」のイメージガールをしているので、宝塚の出版物の裏表紙には毎号潤花ちゃんの笑顔が印刷されています。
宝塚大劇場のロビーにも、潤花ちゃんの笑顔の大きな看板が掲げられています。
前任は星組トップ娘役の綺咲愛里ちゃんでした。そのため潤花ちゃんはトップ娘役に大手がかかっているような印象をもっていました。

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稽古場情報
今週のスカステニュースでは、『Music Revolution! -New Spirit-』の稽古場情報が流れました。
その情報では、潤花ちゃんを盛り立てる男役さんたちとのシーンがあるそう。

そしてデュエットダンスは、彩風咲奈ちゃん、潤花ちゃん、彩みちるちゃんの3人で、とのこと。
「ハリウッド・ゴシップ」では、ダンサー同士の“彩風咲奈&潤花”のデュエットダンスは、とても素敵で今でも記憶の片隅にあります。
彩みちるちゃんは、ダンスが特別得意というわけでは無いので、「3人のダンスを魅せる」というより、2人の関係性を薄めるために3人になるのでしょう。

この話を聞いただけで切ない思いをしたので、実際に見るとどんな思いをもつのでしょう。
潤花ちゃんは、いつも通り笑顔いっぱいで舞台をつとめてくれるでしょう。

宝塚の世界はイメージが大切
「許嫁状態で、咲ちゃんのトップ就任で結婚!」と思っていたのに、「この公演で婚約解消」というのは…

娘役の中では身長が高い潤花ちゃんは、雪組より宙組の方があっていると思います。
宙組でトップ娘役に就任するために組替えをするのなら、発展的婚約解消で良いと思います。

以前に「潤花ちゃんと星風まどかちゃんは、トレード組替えをするのではないか」と書いたのは、この発展的婚約解消をイメージしたからです。
真風さんがすぐに退団されることはあり得ないので。

確率は限りなく低いと思いますが、真風さんが轟悠さんの後を継いで、各組に特別出演するような立場になられることも、あるのかな?
もしそうなら、潤花ちゃんは芹香斗亜さんの相手役ということになりますね。

トップ娘役の直前にいた潤花ちゃんが、その位置のまま組替えするなら、この組替えはマイナスイメージでは無いように感じています。

『炎のボレロ』は、出演予定者より1名の新型コロナウイルス陽性が確認されたため、一般前売りの直前に公演が保留になりました。
その前の梅田芸術劇場の先行前売りでは、チケットが残っていました。
コロナ禍でチケットの購入を控えるということもあるでしょうが、「主演コンビ」の一人の突然の組替えがもたらしたイメージの影響もあるのではないかな?と私は勝手に感じました。

「公演中止」期間を経て、様々なことの発表が停止していますが、公表されることで、落ち着く部分もあるように感じています。

『炎のボレロ』は上演されるのか?

現在『炎のボレロ』は、出演予定者より1名の新型コロナウイルス陽性が確認されたため、公演の実施については保留状態です。
現時点で上演されるのか?中止なのか?だけについても、公表して欲しいと思いますが、いろいろと難しいのでしょうね。

新型コロナウイルス感染者の退院(自宅療養解除)の基準
症状のある人
・発症から10日間経過かつ症状軽快から3日間経過
または
・症状の軽快の1日後からPCR検査で2回連続陰性

無症状の人
・検体採取から10日間経過
または
・検体採取の6日後からPCR検査で2回連続陰性
引用:新型コロナウイルス感染者の退院(自宅療養解除)の基準=共同

無症状の陽性者は、検査日から10日間経過、あるいは検査日の6日後からPCR検査で2回連続陰性が出ると、自宅療養が解除できるようです。
「無症状陽性者」の濃厚接触者は、感染可能期間の最終曝露日から 14日間は健康状態に注意を払い、自宅待機とのこと。

雪組の公演では、出演者が濃厚接触者と認定されて、自宅待機が解除されるまで、お稽古ができない状態なのでしょうか。
それが解除されて、お稽古をして、舞台稽古をして、公演初日となるので、千秋楽が8月25日ですが、当初の予定期間ギリギリでも難しいのでしょう。

公演中止になるのは残念なので、公演日を後ろにずらしても、上演してくださったらと思います。

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「withコロナ」期の公演

7月17日に4カ月ぶりに公演が再開された時は、「綱渡り」状態の公演上演だとわかっていましたが、正直ここまで厳しい状況であるとは思っていませんでした。
現在花組の宝塚大劇場公演と星組の東京宝塚劇場公演が中止中で、雪組の『炎のボレロ』についても、上演は保留状態です。

7月に入って新型コロナウイルスの感染力が強まった時期に、公演再開が重なってしまったことが、不運だったと思います。
幸いウイルスの毒性は弱まってきているので、若年層の感染者のほとんどが無症状か軽い症状であることは、救いです。
感染した生徒さんも、軽い症状ですみやかに回復され、後遺症も残らないことを信じています。

松江市の私立立正大淞南高で92人が感染したクラスターが問題になっています。(生徒90人、教師2人)。
症状の出ている生徒は30人で全員軽症で、症状のない生徒は60人とのこと。無症状が全体の三分の二です。
軽症でも、PCR検査の結果が出るまで、症状に気づかなかった人も沢山いるでしょう。

現在の感染者数は、宝塚のように舞台を上演するために自主的にPCR検査を行った場合や松江市の高校でクラスターが発生して行う場合が多いので、無症状も含めた陽性者をカウントしているため、症状を訴えてきた人の感染数より、はるかに大きな数値になっています。

現在、新型コロナウィルスは「指定感染症」に認定されているため、PCR検査で無症状であっても陽性が確認されると、公演中止になってしまいます。
こんな状況で宝塚の公演の開催を予定し続けることは、経済的にも精神的にも、大変だと思いますが、観客のために宝塚歌劇団が計画し続けてくださっていることに感謝しています。

観客側は、チケットを入手しても実際に幕があくまで、観劇できるかどうかわからない状態ですが、「withコロナ」期は、割り切るしかありません。

こんな時でも、宝塚の舞台を観劇できるチャンスがあることは、有難いと思います。

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