平穏な宝塚であって欲しい
こんにちは、くららです。

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報道について

報道を受けて28日に宝塚歌劇団から声明文が発表されました。
「本件に関して弊団が隠ぺい等の不適切な対応や不誠実な発言を行ったかのような、事実と異なる内容や表現がございますが」というものがありました。

前回の私のブログは一方的に文春の報道を鵜呑みにして書いていたので、公平さが欠けていたかと思います。その点はお詫びいたします。

11月19日に演出助手の方が総務部に辞意を伝えて後、劇団が聞き取り調査をしてセクハラが発覚し、東京公演中の12月5日から原田氏を宝塚歌劇団及び東京宝塚劇場を出禁にし、12月9日付で原田氏を宝塚の親会社である阪急電鉄に異動という迅速さは評価できると思います。

そして声明文で、原田氏は既に退職しており、現在は宝塚歌劇団及びグループ会社のいずれにも所属していないことが伝えられていました。

「ハラスメントを受けた方の心情に寄り添い真摯に対応しております」とも書かれていました。この言葉を信じます。

また、歌劇団では、研修やアンケート調査の実施や相談窓口の設置を既に行っていたとのこと。
第三者の私には、あまり機能していなかったのでは?と感じてしまいますが、「今後はハラスメントの防止のさらなる徹底に努める所存でございます。」という言葉で締めくくられていたので、パワーハラスメントに対しても本気で徹底的に防止に努めていってくださると信じます。

私は「歌劇団」を愛しているのではなく、一生懸命に観客に喜びや幸せを届けたいと頑張ってくださっている生徒さんたちその舞台を愛しています。

コロナ禍の様々な制限がある環境でも、以前より一層その思いを強くして、素晴らしい舞台を魅せて下さり感動を与え続けて下さっていることには、本当に感謝しています。

今回の出来事が彼女たちのプラス、またスタッフの方々のプラスになっていくことだけを切に願っています。

「歌劇1月号」

宝塚の「歌劇」「宝塚GRAPH」では、前月号に次号の予告が掲載されます。
しかし「歌劇12月号」には、次号の表紙については、撮影者のお名前は掲載されているものの、スターのお名前の掲載はありませんでした。私の記憶では過去になかったことです。

歌劇の表紙のお正月公演の法則

毎年1月号の表紙には、基本宝塚大劇場のお正月公演を務めているトップスターが掲載されます。しかしそのトップスターがその年に退団される場合は、退団月に掲載されるため、東京宝塚劇場のお正月公演をつとめているトップスターが掲載されてきました。

過去10年間の歌劇1月号表紙

2022年1月号 月城かなと宝塚大劇場正月公演

2021年1月号 真風涼帆東京宝塚正月公演
望海風斗宝塚大劇場正月公演4月11日退団のため

2020年1月号 真風涼帆東京宝塚正月公演
望海風斗宝塚大劇場正月公演10月11日退団予定(リスケジュールによって変更になりました)のため

2019年1月号 望海風斗東京宝塚正月公演
紅ゆずる宝塚大劇場正月公演10月13日退団のため

2018年1月号 明日海りお宝塚大劇場正月公演

2017年1月号 珠城りょう宝塚大劇場正月公演

2016年1月号 朝夏まなと宝塚大劇場正月公演

2015年1月号 早霧せいな宝塚大劇場正月公演

2014年1月号 柚希礼音宝塚大劇場正月公演

2013年1月号 龍真咲宝塚大劇場正月公演

この法則だと、2023年1月号の表紙は、宝塚大劇場の正月公演を務める柚香光さんのはずですが、そうでは無く東京宝塚劇場正月公演の星組トップスターさんでした。

今年も今までの法則通りならば、「柚香光さんは退団?」と憶測してしまいます。

なぜ12月号の予告にのらなかったのか?
はやくに知らせたくなかった?

予約購読者の所に届く前に、水美舞斗さんの専科異動の発表がありました。文春報道のあった27日でしたが、文春報道に関係なく、当初から水美さんの異動の発表はこの日に予定されていたのかもしれません。

そしてこの発表後に、歌劇が届いて、表紙の名前を知らしめたかった???

2月号の表紙の予告も1月号に掲載されていませんでした。「宝塚GRAPH」の表紙の予告は今まで通りありますが、歌劇の表紙の予告は2月号以降も掲載されないのでしょう。

宝塚の退団は「察してね」が積み重なっていきます。

表紙は「察してね」フラグのひとつかもしれません。

昨年は、歌劇の表紙に2番手でないスターが掲載されたので、仕様が変わっている可能性もあります。

柚香さんの言葉「結」

下記の朝日新聞のインタビューで、新年を漢字で表現するならと問われ

「結」。「ご縁を結んで、それを強いものに、あたたかいものにしていきたいと思います」とこたえていらっしゃいました。

お正月公演のプログラムが既に届いています。(ちょっとフライング、ごめんなさい)
最後の「公演アンケートコーナー」に、「今年の抱負を、漢字一文字で表してください」に対しても、とこたえていらっしゃいました。

起承転結」の「結」だとすると
: 全体を関連づけてしめくくる、という意味があります。
柚香さんご自身は、「しめくくりの年」と思われている可能性もあるの?

2箇所で2023年を「結」という漢字で表現するとこたえていらっしゃって、勝手にショックを受けてしまいました。

私の思い過ごしかもしれません。

次の本公演について

12月22日に6作目の本公演について公表されました。

◆宝塚大劇場:2023年7月~8月(予定)
◆東京宝塚劇場:2023年9月~10月(予定)

オペレッタ・ジャパネスク『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』
史上最も「HAPPY」な「時代劇オペレッタ」!
「脚本・演出/小柳奈穂子」
柚香さんの本公演6作目で、小柳先生の作品は3作目になります。
原作の映画に「お家騒動の顛末」を付け加えて、スケールアップしたミュージカル作品となるようです。

2017年に退団された早霧せいなさんは、小柳先生の映画が原作の日本もの『幕末太陽傳』で退団されました。映画が原作なので、タイトルに「サヨナラ」を匂わせるものは入っていませんでした。

併演のショーは『Dramatic “S”!』というタイトルで、「“S”をキーワードに繰り広げる「Song&dancing Show」。ショースター(Show Star)として輝き(Splendor)を放つ早霧せいな(Seina Sagiri)率いる…」と書かれていて、名前が込められたタイトルでした。

花組のショーのタイトルは、「ネオ・ロマンチック・レビュー『GRAND MIRAGE!』」、MIRAGEは英語で「蜃気楼」という意味。

このタイトルに退団の雰囲気は感じないと思っていました。
しかしよく考えてみると、岡田敬二先生のショーのタイトルは、いつも簡潔なものばかり。

北翔海莉・妃海風の退団公演のショーのタイトルは、ロマンチック・レビュー『ロマンス!! (Romance)』でした。

岡田先生は退団公演であっても、退団の意味が込められたタイトルはつけられません。

この公演が発表された時は、「退団公演のはずがない」と思っていましたが、もしかしてこの6作目の公演が退団公演になる可能性もあるのかも?という思いが少しあります。

将来性にあふれている柚香さん

先日の「anan」の特集を見た時から、あまりに柚香さんのモデルの適性の高さに驚きました。

現在のトップスターの中では一番お若くて、人気を獲得し続けているスターさん。宝塚でもまだまだ素敵な姿を魅せていただきたい思いがいっぱいです。

でも宝塚のスターさんのほとんどは絶頂期に退団していかれます。ファンが「まだまだ見続けたい!」という納得できない段階で。

そして柚香さんには、外の世界でも活躍の場は限りなく待っているように思います。
若くして新たな道に舵をとられる可能性はあるかもしれません。

ただ一つの心配なこと

先日水美さんが専科に異動されることが発表されたばかりです。
お正月からの最後のれいまいコンビの活躍を楽しみにしています。

そして公演プログラムの柚香ルドルフが素敵すぎて、柚香さんの代表作になることは間違い無しだと思いました。
今までの「うたかたの恋」のルドルフのイメージをランクを上げて塗り替えていかれそう。

今度の宝塚の公演もチケット難ですが、東京公演もアッという間に完売してしまって、超チケット難です。
もっと公演期間を長くして欲しかった…

そして次は柚香・永久輝の「れいひと」コンビでしょう。
何作も見たいと思っています。
「れいひと」コンビで、永久輝さんには2番手経験をある程度経験して欲しい。

しかし「歌劇の表紙法則」がいきているとすると、二人のコンビは外箱と本公演の2作だけです。

トップスターは退団公演の1作前の宝塚大劇場の千秋楽直後に退団発表をされます。
万が一、柚香さんが6作目で退団されるとすると、千秋楽の1月30日(月)直後に退団発表となります。

あまりに急な感じがしてしまいます。

そして現在「文春報道」で、多くの宝塚ファンの心が傷ついています。

私の所に届くメッセージからも、ファンの方が傷ついているのを感じます。

万が一1か月後に大きな発表があっても、大丈夫でしょうか?

正直なことを書くと、私は「れいひと」コンビが本公演2作以上続くと信じて疑っていませんでした。

しかしここ数日のことから、花組に大きな変化があるかも、と感じるようになりました。(あくまでも可能性)

勝手に楽観論を書いていたことをお詫びします。

そしてトップスターの退団は、実際に発表されるまで100%の確実性はありません。

でも万が一のために、覚悟はしておいた方がよいかなと思っています。杞憂に終わったら、それはそれです。

永久輝さんは「visa」のイメージキャラクターですが、過去のスターと比べて、「本当にトップスターになるの?」といった感じで、なかなか番手が上がっていきませんでした。

春野寿美礼(77期)さん、音月桂(84期)さん、明日海りお(89期)さんは研12でトップスターに就任されていました。

万が一柚香さんが6作とすると、永久輝さんは研13でのトップ就任になります。
そして他の過去のスターさんに比べて真ん中付近の経験値が少ないのも、今後苦労されるかもと心配しています。

今回の「文春報道」で、劇団は生徒さんの心を優先していないことを感じました。
永久輝さんについても、トップスターへの道が突然開いたような感じがしました。

もっと心の負担にならないような他のやり方もあったろうにと私は勝手に思います。(私の勝手な思いなので、おゆるしください。)

もう少し後でも良かったろうにとも思います。
でも契約があったりするのかもしれません。

生徒さんたちの心ファンの心が傷つかない平穏な2023年であったら良いなと願っています。

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