『ブラック・ジャック』『FULL SWING!』観劇感想2こんにちは、くららです。
土曜日の夕方の『ブラック・ジャック』『FULL SWING!』を観て来ました。
『FULL SWING!』は大人のジャズショーなので、敢えてアドリブを入れていないようで、その分カーテンコールが楽しいです。

月城さんは【LOCK ON!‐スター徹底検証】で、下記のような話をされていました。

tuki

面白いこと好きなので、即返せる自信があるので、全力で返さなきゃあという謎の芸人魂みたいなのがちょっと騒ぐんですよね。


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楽しいカーテンコール

カーテンコールで、まずご当地出身者(大阪府)6人の紹介があります。

今回は、みんな関西のノリで「一発ギャグ」を披露されました。

その中の4人がボケた後に「何でやねんっ!」とツッコんでいました。

光月組長さんは、「何でやねんって言えば良いと思ってるでしょ」と少々呆れ気味。

そして、月城さんにご挨拶を振られました。

光月「ブラックジャック先生の診療の時間です」

月城はーい、次の方どーぞー。って何でやねんっ!!

客席も舞台上も大受けでした。
事前に打ち合わせをされていたのでしょうね。

月城さんの謎の芸人魂による、渾身のツッコミ付き一発ギャグでした。

その後、「月組の月城かなとです」とご挨拶を続けられました。

私はメモ帳にいつものように走り書きしたのですが、何とボールペンのインクが出ていなくて、ボールペンの跡しかノートに残っていませんでした。読解不可能。

「面白く、笑いを忘れず、より良い舞台に」ということを話されていたと思います。

『ブラック・ジャック』は、シリアスなお芝居と思いきや、クスックスッと割と笑いが起きます。
初日だからかな?と思っていたら、2日目も笑いが起きることは変わりなかったです。

「命の大切さを訴える」テーマは重厚ですが、作品自体はそんなに重くありませんし、暗くもありません。
月城さんの何とも言えない存在感が、そのあたりを良い塩梅にしてくれています。

月城さんのご挨拶

2021年2~ 3月の、『ダル・レークの恋』で久しぶりに主演をつとめられた月城さんは、ご挨拶するのもドキドキ緊張されているような感じでした。

その後トップスターに就任されて、1年以上が過ぎ、トップスターぶりが板について来て、気負わず自然体で客席とのトークを楽しんでいらっしゃるように思います。客席を包み込むような頼もしさと、笑顔にする面白さも忘れない、素敵なトップさんになられたと思います。

お芝居もショーも最高ですが、全国ツアーは必ずカーテンコールがあって、ご当地出身者紹介やトップさんの挨拶を通して、スターさんたちを身近に感じられることも楽しみのひとつですね。

Blu-rayに、全回の月城さんのカーテンコールの挨拶を定点カメラで良いので収録して下さったらと思いますが、現時点では難しいでしょうね。

新人さん大活躍中

研1と研2の全国ツアーの抜擢は異例

ショー『FULL SWING!』は、鳳月さんと暁さんが抜けて、「新人さんたちが頑張るのかな?」と思っていましたが、まさにそうでした。しかも研1と研2です。

昨日も書きましたが、研2一輝翔琉くんと、研1雅耀くんが大活躍しています。

私の記憶の中で、全国ツアーで研1で大抜擢されていたのは、雪組の縣千さん以来。
雪組全国ツアー『哀しみのコルドバ』に出演して、上級生たちの中で闘牛士ルシオを演じていました。

その前は、97期から100期までは「組まわり」があったため、研1で全国ツアーに出演することもありませんでした。

雅耀くんについて

雅耀くんは中卒組なので、研1で全国ツアーに参加するのも、異例なのではないかと思います。
それだけ期待されているからでしょう。

雅耀くんは、お芝居ではセリフはありませんが、様々な役で、舞台上のいろんな目立つ所にいます。

同じ役名で2人舞台にいたら、雅耀くんはライトの当たっているセンターに近い所。
雅耀くんを売り出したい、顔を知って欲しいのだろうなという「推されている」ことも感じました。

整った顔立ちの甘いマスクというだけでなく、華があってオーラが漂っています。

文化祭のお芝居でも、立っているだけで主役然としていて、立ち居振る舞いにも気品に溢れていましたが、今回の舞台で一番下級生でもその雰囲気は全く変わりませんでした。

ショーでも、表情が良くて、笑顔が可愛いくて、キラキラしていて、もうすでにスター。

ジゴロのシーンで、麗さんと新人の七城雅くん(105期)、華羽りみさん(107期)、彩姫みみ(108期)と一緒に歌っていて、舞台の奥から前方に出て歌っている笑顔がとっても素敵でした。
文化祭の主役の歌は、頑張ってという印象でしたが、歌が得意なのかな?と思いました。

スターになるべくして、なっていく人のように思いました。
今度の「初詣ポスター」モデルは、雅耀くんになるでしょうか?

前回が一輝翔琉くんだったので、同じ組の男役さんが続くことは無いかな?

一輝翔琉くんについて

今年の「初詣ポスターモデル」で、研2一輝翔琉くん“ブラック・ジャックの影”として大大活躍です。
月城さんと対等の影になりきっていて、到底研2なんて思えません。
ダンスがキレキレで、情感がこもっています。

ショーでは、ジャンゴ以外の全ての場面に出ていたと思います。
ロケットでは、はじめに涼宮蘭奈(106期)くんと一輝翔琉くんが踊ります。
上級生に混じっても、全く引けを取らない、むしろシャープさで目を惹かれます。

そしてプロローグやフィナーレの笑顔が爽やかで素敵です。

一輝翔琉くんもスゴイ逸材。
この全国ツアーで、一輝翔琉ファンが増えるのでは?

礼華さん天紫さんと8人の男役の「ラ・コンパルサ」

暁さんが5分以上踊り続けていた「ノマド」が、お洒落な若手シーンになっています。

8人の若手男役さんたちも熱くダンスを盛り上げていました。
・一星 慧(103期)
・彩路ゆりか(103期)
七城雅(105期)
・遥稀れお(105期)
・涼宮蘭奈(106期)
・澪あゆと(107期)
・一輝翔琉(107期)
・雅耀(108期)

七城雅くんは、『グレート・ギャツビー』の新人公演では2番手の鳳月杏さんの役を演じた期待の新人さん。
『今夜ロマンス劇場で』の新人公演では、暁さんの演じた大蛇丸を演じて、暁さんに雰囲気が似ているので、暁さん組替後、七城くんに頑張って欲しいなと思っているファンの方もいらっしゃるでしょう。

七城くんは105期ということで推されていくと思っていましたが、107期と108期の2人の勢いを見たら、七城くんもオチオチしていられない状況。

「七城雅」・「雅耀」、どちらもお名前に耀がついていますね。

鳳月さん主演の『ELPIDIO(エルピディイオ)』チームには
瑠皇りあさん(103期)、真弘蓮さん(104期)、和真あさ乃さん(106期)、天つ風朱李さん(107期)もいらっしゃいます。

有望な男役さんたちが揃っています。
これからの月組も楽しみですね。

どの組も新人さんを積極的に抜擢していますが、研1と研2の2人を超早期抜擢しているのは、月組だけです。
月組では、天海祐希さんを研1で新人公演の主役に抜擢し、研6でトップスターに抜擢したという過去の例があります。

そのため他の組より早期抜擢傾向がありました。

しかし暁千星さんを早期抜擢していたのに、途中から通常コースにして星組への組替になりました。
結果、暁さんのスターとしての可能性を限りなく広げる良い方向に進んでいます。

かつて、これほどまで、超若手を抜擢した全国ツアーはありませんでした。
今後どのような青写真を描いていらっしゃるのでしょう。
興味津々です。

初日からとても気になっていることがあります。
別箱や全国ツアーで扱いが良くなると退団が近いというケース。
今回結愛かれんさんがとっても活躍されています。
その後何も待っていなかったら良いのですが。

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