花組、柚香さん水美さん永久輝さんについて思うこと
こんにちは、くららです。

現在の花組は、柚香さん・星風さん・水美さん・永久輝さん・聖乃さんと、ビジュアル良しのスターたちが揃って大人気です!

花組全国ツアー『フィレンツェに燃える』『Fashionable Empire』初日10月14日、もうすぐです。
花組は東京公演の大半が中止になってしまったので、この全国ツアーをワクワクと楽しみに待っていらっしゃる方は多いはずです。私もその一人です。

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花組に対してのマイナス意見に違和感

しかし、花組に対してのマイナスな巷の意見に違和感を抱いています。

永久輝さんが来年2番手になること。(宝塚スターカレンダー初掲載、歌劇11月号表紙)
綺城ひか理さんの花組への組替によって、花組のトップスターにその先就任されるだろう、と察して私もブログに書きました。

しかし、永久輝さんが現トップ&2番手の柚香さん&水美さんと、まるで敵対関係にあるかのように捉えるのは、大きな間違いです。
そして、永久輝さんが花組に馴染めていないから、同期の綺城ひか理さんが花組に戻ってくるわけでは無いと私は思います。
永久輝さんの右腕になって、心強い存在になることは間違いないでしょうが。

昨日書けなかったので、そのあたりについて書いていきたいと思います。

永久輝さんの言葉

永久輝さんは毎月(10日更新)、三井住友カードの宝塚歌劇のコーナーの「今月のメッセージ」で、永久輝さんの心境を語っていらっしゃいます。
毎月楽しみに読んでいますが、飾らない正直な胸のうちを語っていらっしゃると私は受け止めています。

ショーの最中に、柚香さんやまどかちゃん、水美さんをはじめ、皆さんとすごく目が合うんです。全員で一緒に作っている感覚が心地よく、とても楽しい! 皆が同じ方向を向いていて、組全体が生き生きしているのを感じます。引用 「今月のメッセージ(2022年8月)」より

「組全体が生き生きしているのを感じる」とお話しされているのは、本心だと思います。

私は、『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』『Fashionable Empire』の宝塚大劇場公演しか見ていません。
「会の問題」を知りながら、初日から舞台を観ましたが、永久輝さんと柚香さんの間に、わだかもりが無いように感じました。
そのことは以前にもブログに書きました。

この作品で永久輝さんは、サンドとして柚香さん演じるリスト水美さん演じるショパン恋人役を演じました。そのことで変化があったそうです。

それまでは男役として「お2人にしっかりついていかないと!」「背中を見て学びたい」と感じていたのが、
恋人役としてより深く懐に入っていくなかで、「いま、こういう風に感じていらっしゃるのでは」と以前より二人の気持ちが感じられるようになった気がして、それがショーでも生かされているそうです。(「今月のメッセージ」8月より)

2期先輩のお二人との気持ちの距離感が、縮まったのですね。

今回の配役で、「永久輝さんが、また女役?」と残念な気持ちもありましたが、そういうプラス効果があったのなら、良かったことです。
そして、さまざまな面を持ったサンドという女性を、男装の麗人としても巧みに演じられて、永久輝さんの芝居力の高さに圧倒されました。

「今月のメッセージ(2022年9月)」では、退団者4名(飛龍つかささん、若草萌香さん、音くり寿さん、芹尚英さん)との思い出が、深く語られていました。4名の方それぞれと良い関係性を築いていらっしゃったようでした。
SNSを退団後すぐ始めた飛龍つかささんは、永久輝さんのこのメッセージに対して、感謝の気持ちを記されていました。

永久輝さんは、花組生として柚香さんのトップの下良好な人間関係を築きながら、今に至っています。馴染めていないと言う言葉等で、永久輝さんの3年間の花組生活を否定するのは、かわいそうだと思っています。

水美さんが大きな役の花組全国ツアー

『フィレンツェに燃える』について

アントニオ(兄、品行方正な貴族の青年)……柚香光(汀夏子)

レオナルド(弟、野性的な熱血漢)……水美舞斗(順みつき)

パメラ未亡人(元酒場の歌姫)……星風まどか(高宮沙千)

アンジェラ(アントニオの幼なじみ)……星空美咲(沢かをり)

オテロ(パメラの元恋人で憲兵隊将校)……永久輝せあ(麻実れい)

~~~~~~~~

1975年に雪組で上演された柴田侑宏先生の傑作の待望の再演です。

見所は、アントニオとレオナルドの対比
「炎の妖精」と呼ばれていた熱血スターの汀夏子さん(50期)が、もの静かでノーブルな貴族の青年アントニオ役という新境地に挑まれ、熱さが売り物の個性的な順みつきさんが、無頼漢な弟レレオナルド役を演じられました。順みつきさんには、主演を喰ってしまう程の迫力がある方でした。
アントニオとレオナルドの兄弟の鮮やかな対比が、この作品の面白さを際立たせていました。

今回熱い弟役レオナルドを、水美舞斗さんが演じます。
歌劇10月号」で演出の大野先生が次のように語っていらっしゃいました。

水美さん演じるレオナルドは、野性的な感じでわかりやすいけれど、比重が大きく実は難しい。意外と遠慮しぃなのかな。もっと図々しく押し出して大きな存在感を出してもらえたらと思います

初演の順みつきさんが演じられたような、主役を喰ってしまうような、大きな存在感と迫力があればあるほど、面白い役です。

水美さんは、同期の柚香さんがトップスターなので、一歩下がってしまうような所があるのかもしれません。

でも今回は、W主演に見えるほど、レオナルドの色濃い大きな存在感を出すことが求められています。

水美さんの演技力の腕の見せどころです。きっと骨太な迫力あるレオナルドを魅せてくださるでしょう。

また、本公演のショー『Fashionable Empire』では、水美さんの出番はトップの柚香さんより多いのでは?と思えるほどでした。
体幹が強い素晴らしいダンスを多く魅せてくれていました。この見どころは、全国ツアーでも変わらないでしょう。全体の人数が減るので、さらに魅せ場が増えるかもしれません。

宝塚が初めての人でも、水美さんの素晴らしいダンスに魅了されると思います。

この全国ツアーは、芝居でもショーでも、水美さん2番手以上の活躍を期待されているような気がします。

永久輝せあさんと水美舞斗さん

来年、永久輝さんが花組の2番手になることは確実です。

現在、水美さんが花組の2番手なので、水美さんに変化が起きると考えるのが、通常でしょう。

花組2023年のスケジュール

◆『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT』(水美さん出演)
宝塚 1月1日(日)〜1月30日(月)
東京 2月18日(土)〜3月19日(日)

◆2023年2作目本公演
宝塚 7月~8月
東京 9月~10月

水美さんのカレンダー掲載月

・宝塚スターカレンダー⇒7月
・宝塚ステージカレンダー⇒5月

1作目の「うたかたの恋」では、退団されません。
2作目で退団される可能性はありますが、そうすると永久輝さんが2番手になるのは、2023年の10月です。
まだ1年以上先です。

柚香さんのトップ時代に、瀬戸さん、水美さんと2名も「2番手退団」されることになってしまいます。

水美さんが1作目の「うたかたの恋」の後に、異動されると考えた方が妥当なような気がします。

どこの組にも同期がいるので、組替は難しい所があります。

「専科」異動が、一番考えやすいです。

2番手の専科異動は、今まで例がないので、特別な扱いが用意されるのでは?

水美さんが専科に異動されると、永久輝さんは来年3月に2番手になります。

専科生が全国ツアーの主演

専科の凪七瑠海さんが、今度星組で主演として全国ツアーに出演されます。
この凪七さんの全国ツアー主演の第一歩は、これからの「スター専科生」の活躍の布石では無いかな?と思いました。

そのためにも、今度の花組全国ツアーでは、水美さんの活躍の場が多くあるような。

花組生としての適性が高い水美さんの異動は残念な思いもしますが、まだまだこれからの活躍が期待できる水美さんには、もっともっと活躍していって欲しいと願っています。

2番手経験者の専科生という立場だと、全国ツアーの主演だけでなく、活躍の可能性はドンドン広がっていくような気がします。

轟さんのように、各組で別箱主演をされたり…?

勝手な私の憶測ですので、ご批判はご容赦ください。

柚香光さんの任期

「来年、永久輝さんが2番手になる」とわかっただけなのに、もうはや、柚香さんの退団が噂されています。
それはちょっと違うと思います。

永久輝さんに2番手期間は必要ですし、昨年の全国ツアーでの、「れいひと(柚香・永久輝)」人気は高く、もっとじっくり二人を観てみたいと思っている方は、多いはずです。

それに、今度の全国ツアーの初日に、柚香さんのトップスターデザイン監修グッズ第二弾が発売されます。
6作で退団された望海さんは、トップスターデザイン監修グッズの第二弾は発売されませんでした。

2023年、2024年花組公演のスケジュール

(年9作、各組の公演の順番の入れ替わり無しで推測しています。)

柚香5作目『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT』

宝塚 2023年1月1日(日)〜1月30日(月)
東京 2023年2月18日(土)〜3月19日(日)

柚香6作目2023年2作目本公演

宝塚 2023年7月~8月(推測)
東京 2023年9月~10月(推測)

柚香光さんの2023年のカレンダー掲載月
宝塚スターカレンダー⇒9月(推測)
宝塚ステージカレンダー⇒7月(推測)

カレンダーでは、この6作目の退団も考えられますが、6作退団とわかっていて、監修グッズの第二弾が発売されるでしょうか?
もし柚香さんが6作目で退団されると、(水美さんが5作目後異動されるとして)、永久輝さんの2番手は1作だけです。

先に書いたように、「柚香・永久輝」コンビも人気を博しそうなので、たった1回かぎりの「トップと2番手」という関係は、勿体ない気がします。

柚香7作目2024年1作目本公演

宝塚 2024年3月~4月(推測)
東京 2024年5月~6月(推測)

柚香8作目2024年2作目本公演

宝塚 2024年10月〜11月(推測)
東京 2024年11月〜12月(推測)

2024年に柚香さんから永久輝さんへのトップ交代があるかな?と私は勝手に憶測しています。

宝塚のトップスターの引継ぎは、幸せな中で行われています。
柚香さん水美さんと、永久輝さんは、決して敵対関係にありません。
永久輝さんの、三井住友カードの宝塚歌劇のコーナーの「今月のメッセージ」を読めば、永久輝さんの思いがわかります。

公演を重ねるほど、良い関係性を深めていらっしゃると思います。
さらにコロナ禍という厳しい状況の中で、尚更絆を深めていらっしゃるでしょう。

コロナ禍と花組
永久輝さんは、柚香さんのプレお披露目公演『DANCE OLYMPIA』(東京国際フォーラム)から花組に出演されました。
厳密に言うと、2019年のタカラヅカスペシャルですが。

そして、宝塚大劇場のお披露目公演となる『はいからさんが通る』は、舞台稽古まで出来ていたのに春の公演が中止になってしまい、宝塚大劇場は7月17日〜9月5日、東京宝塚劇場は、10月9日〜11月15日と大幅に上演が遅れてしまいました。

それ以降も、本公演は中止を余儀なくされる、大変苦しい状況を味わい続けてこられました。
この苦しい状況の中で、花組生としての絆は深めてこられたと思います。

現在の花組は、「ビジュアルの花組」として、とても盛り上がっています。
花組に対してのマイナス意見をいろいろと目にして、私の勝手な憶測を書いてしまいました。
これからも、華やかな花組が続いていくことを願っています。

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