こんにちは、くららです。
大きなニュースがありましたね!
私はハウステンボスに行っていました。
昨年トップに就任したのに、早期に退団してしまう碧海澪さんが来週で最後なので。
以前ご紹介した超イケメンの海夏人蒼馬さんたちの新しい演目も観て来ました。ますます華やかで格好良くなっていました。
旅行中はスマホをあまり見ないので、夜の空港で公式アプリのpocketのお知らせに気づいて、綺城ひか理さんの組替や星組の別箱公演について知りました。
公式アプリのお知らせが無かったら、未だにニュースを知らなかったと思います。
ニュースを見て、ハウステンボス脳から一気に宝塚脳になりました。
スポンサーリンク
永久輝せあさんについて
歌劇11月号の表紙は永久輝さんです。
「宝塚スターカレンダー」に初掲載されたことから、来年は2番手に昇格するかな?と思っていましたが、「歌劇」の表紙を飾られることから、確実になってきました。
そして、それを一押しする同期の綺城ひか理さんが花組に組替という発表がありました。
綺城ひか理さん組替について
星組『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』の千秋楽の翌日(2023年2月13日付)に組替とのこと。
永久輝さんが花組に組替するタイミングで、綺城さんは星組に組替していたので、花組に戻るという表現がふさわしいですね。
組替のトップスターには、気心のしれた生徒の組替が起こります。
ということは、永久輝さんの花組トップスター就任も確実と捉えて良いのでしょうね。あまりに動きがないので、永久輝さんがまた組替するのかも?とか思う時もありました。
そして、この組替発表の時期!
従来組替は何人かまとめて発表されます。
しかし今回は綺城ひか理さん一人だけでした。
同時に星組の別箱について発表されたので、「綺城さんはこれらに出演しませんよ」という、ファン思いな配慮と言えばそうですが、時期が時期だけに「永久輝せあトップ体制に向けて動いていますよ」という、「察してよ」案件のように、私は勝手に受け止めました。
組替スターには「馴染み人事」
永久輝さんが音楽学校時代から馴染みのあった1年先輩の優波慧さんと1年後輩の飛龍つかささんが退団されてしまったので、寂しくなったのではと思います。
そこに同期で花組出身の綺城さんが組替してくることは、永久輝さんにとって心強いことだと思います。
綺城さんにとってもプラスに繋がる組替
花組にとっても、歌上手な綺城さんはいろんな面でも大きな戦力です。
髭のイケおじもとってもお似合いです。役幅が広がっています。
綺城さんのスターとしての活躍のためにも、組替は良い結果に繋がることでしょう。
ただ、星組のあかぴー(綺城・天華)人気が盛り上がり続けていたので、終わってしまうのは残念です。
星組では、ありぴー(暁・天華)になるかな?
人事が動きそうと言っても、具体的な時期は全くわかりません。まだ花組内では、何の兆候もありません。
「急いては事を仕損ずる」という諺のように、永久輝さんがトップになるためには、まだまだ段階的に準備をしっかりしていくことも必要だと思います。
衝撃の星組の別箱
思ってもいなかった、星組の二つの別箱についての発表がありました。
・礼真琴さん主演『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』(ロック・ミュージカルの日本初演、潤色・演出/谷 貴矢)
・凪七瑠海さん、舞空瞳さん主演全国ツアー『バレンシアの熱い花』『パッション・ダムール・アゲイン!』
礼真琴・舞空瞳コンビが、別々の主演をするとは!!
凪七瑠海さんのトップは無いと思う
来年宙組のトップの座が空くので、「凪七さん?」というツイートをみましたが、あり得ないと思います。
芹香斗亜さんで間違いないでしょう。
89期生の凪七さんは現在研20です。
来年は研21。トップスター適齢期を過ぎてしまっています。
宝塚には序列があります。「宝塚スターカレンダー」に掲載されるスターが、スター中のスターです。
「宝塚スターカレンダー」に掲載されていないことからも、劇団から2番手として位置づけられていないようです。
全国ツアーの主演をすることは、前に決まっていたと思うので、昇格していく予定なら、「宝塚スターカレンダー」に掲載されていたはずです。
様々な位置で活躍する専科の凪七さん
凪七さんは、今年は『心中・恋の大和路』に、雪組3番手の和希そらさん主演の2番手として出演されました。
そして現在『蒼穹の昴』に、李鴻章役で出演されています。
公演プログラムでの扱いは朝美絢さんと同じ2番手サイズですが、朝美さんの方が先に掲載されていて、階段降りは朝美さんの前です。
トップ、トップ娘役、2番手の3だけフィナーレはマント付きの豪華な衣装ですが、凪七さんは芝居の衣裳のままです。
李鴻章は重要な役ですが、こま切れに出演されていて、主要な役とは言い難いです。
宝塚の代表にふさわしい凪七さん
2019年1月の『演劇人祭』には、凪七さんが暁千星さん風間柚乃さんら月組の下級生を引き連れてトップスターのような形で出演されていました。
華も経験値も貫録もあって、さまざまなジャンルの演劇が披露される『演劇人祭』で宝塚の代表として出演されるにふさわしいスターさんだと思いました。
現在の凪七さんは、番手など関係なく、専科生として様々な活躍をされる位置にいらっしゃるのだと思います。
スカイステージの凪七さんがMCの『Cafe ふぉるだ』を見ると、出演者の話をよく聞いて、さらに引き出し、適切なアドバイスをされて、お人柄が良く人望が厚い方だなと思います。
全国ツアーのリーダーとして、主演をされるのにふさわしいと思います。
2番手ぼかしのふたり
瀬央ゆりあさん、暁千星さんは、共に全国ツアー組かな?と思います。
ふたりのご出身の広島県での公演もあります。
瀬央さんは今年の9月の全国ツアーが初めてで、暁千星さんも研4で1回行っただけ、舞空瞳さんも研3で1回行っただけだと仰っていました。今年の全国ツアーは途中中止になってしまったので、経験値としては0.5。
一方、礼真琴さんは全国ツアーに下級生の時に3回、ヒロインで1回、トップでとして2回経験されています。
礼さんは全国ツアーの経験をしすぎているので、海外ミュージカルなのでしょうか。
そして、全国ツアーの3回経験の経験値がある凪七さんが、今回の出番となったのかも。
何より番手ぼかしが必要な星組
星組は、瀬央さんと暁さんを同等の序列にして、差をつけたくない状況のように見えます。
そのため、凪七さんに主演を任せると、ふたりの差がつかなくて都合が良いのでしょう。
『バレンシアの熱い花』は2番手が同格
『バレンシアの熱い花』は、前回ご紹介した「昭和のベルばら」全盛期の宝塚大劇場が1976年11月12月の作品です。
月組のトップスター榛名由梨さんの下には、瀬戸内美八さん(ロドリーゴ)、順みつきさん(ラモン)という強いスターがいました。
2007年の宙組の大和悠河さん主演の再演では、蘭寿とむさんと北翔海莉さんがロドリーゴとラモンの役替わりで演じられました。
ふたつの役に差はありません。
2016年の宙組の朝夏さん主演の全国ツアーでは、ラモンが真風涼帆さん、ロドリーゴが澄輝さやとさんでした。
柴田先生の作品なので、3人の娘役さんの出番もあります。
・フェルナンド(主演)…凪七瑠海
・ロドリーゴ(伯爵)…瀬央ゆりあ
・ラモン(熱い酒場の青年)…暁千星
・イサベラ…舞空瞳(酒場の女)
・シルヴィア(ロドリーゴの恋人)…?
・マルガリータ(許嫁の清楚な令嬢)…?
凪七さんは、2007年の宙組の本公演に出演されていました。
『パッション・ダムール・アゲイン!』
2020年10月12日(月) ~10月25日(日)凪七さん主演で雪組生とバウホールで上演されました。
“凪七瑠海コンサート ロマンチック・ステージ”とタイトルがついていました。
それを全国ツアーバージョンに変更されるようです。
演目は2作とも、凪七さんの思い出再演になります。特にショーは2 年前は「凪七瑠海コンサート」となっていました。
この公演が凪七さんの餞別ということもあるのでしょうか?
85期の華形ひかるさんが退団されたのが、2020年9月20日でした。当初の予定より約半年ずれましたが。
数字的には、華形さんの退団の頃と重なりますが、轟悠さんも退団されてしまったので、凪七さんにはまだまだ現役を続けていって欲しいです。
トップコンビが別主演になる別箱
トップコンビが別々の公演で主演をすることは、あまりありません。
礼真琴さんが尊敬する柚希礼音さんを例に調べてみました。
最近のトップコンビ出演では無い全国ツアーについても。
2009年6月 トップお披露目公演『太王四神記 Ver.II』
2013年秋
柚希礼音…『REON!!II』(東京国際フォーラム・博多座)
夢咲ねね…専科公演『第二章』轟悠相手役(バウホール)
2014年5月
柚希礼音…『太陽王〜ル・ロワ・ソレイユ〜』(東急シアターオーブ)
夢咲ねね…専科公演『第二章』轟悠相手役(日本青年館)
礼真琴…バウ公演『かもめ』
2015年5月10日 退団
2016年3、4月
龍真咲…龍真咲コンサート『Voice』(赤坂ACTシアター・ドラマシティ)
愛希れいか…『激情』『Apasionado(アパショナード)!!III』珠城りょうさんと主演
龍真咲 2016年9月4日退団
2016年11、 12月
朝夏まなと…全国ツアー『バレンシアの熱い花』『HOT EYES!!』
実咲凜音…『双頭の鷲』轟悠相手役(バウホール・KAAT神奈川芸術劇場)
2017年4月30日実咲凜音退団
柚希さんについて
柚希礼音さんは6年11作でした。
柚希さんと夢咲さんが違う別箱に出演したのは、退団される1年前と1年半前でした。夢咲さんの相手役は轟悠さんでした。
そして退団1年前の柚希さん主演の『太陽王〜ル・ロワ・ソレイユ〜』は、トップ娘役に就任した妃海風さんと綺咲愛里さんがヒロイン的な役でした。
トップコンビが、別々に主演するということは、そのトップコンビがそんなに遠くないうちに退団される可能性はありそうです。しかしあったとしても2024年以降でしょう。
柚希礼音さんを尊敬する礼さんは、トップコンビの同時退団を希望されているような気がします。就任された頃、一緒に(最後まで)頑張れる相手役さんと仰っていたような記憶があります。
しかしどんなに理想とする思いがあっても、現実がその通りにならない場合もあります。
『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』について
柚希さんの『太陽王〜ル・ロワ・ソレイユ〜』と同じように、『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』に次期トップ娘役候補の有望娘役さんが抜擢されることもあるかもしれません。
プレお披露目『ロックオペラ モーツァルト』と同じロック・ミュージカルになるようです。日本初演なので詳しく調べられませんが、「赤と黒」なので主要な役は3役。月組の「赤と黒」を演じた方をあげてみました。
ジュリアン・ソレル(珠城りょう)
レーナル夫人(美園さくら)
マチルド(天紫珠李)
ロック・ミュージカルなので、歌える娘役さんが出演されるでしょう。
レーナル夫人…小桜ほのか?
マチルド…詩ちづる?
「バレンシアの熱い花」も、ヒロイン以外に主要な娘役の役が2役あります。
シルヴィア、マルガリータ、レーナル夫人、マチルド、誰になるでしょうか?
だらだらと長文になってしまいました。ちょっと頭が朦朧としているのですみません。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ランキングに参加しています。ポチッとバナーをクリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村
いつも応援してくださってありがとうございます。
スポンサーリンク