星組退団者と『ディミトリ』配役、気になる発表はまだ
こんにちは、くららです。
今日は星組の集合日で、退団者の発表と『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』の配役の発表がありました。

そして花組の『うたかたの恋』の先行画像も。

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星組退団者について

次の3名の方の退団が発表されました。

・遥斗勇帆(99期)
・瑛美花れな(103期)
・光莉あん(104期)

遥斗勇帆さんについて

イケメンボイスでの歌唱力はじめ、舞台技術力がとても優れている遥斗さん。
先日の星組全国ツアーでは、「サンホセ」で代役の伸びやかな素晴らしい歌声を聞かせてくださいました。
175㎝の長身で、迫力がある役が似合う男役さんなので、「これから活躍される時かな」という印象をもっていたので、退団発表はとても残念でした。

音楽学校の文化祭では、お芝居の主演を経験されていました。

2017年『スカーレット・ピンパーネル』新人公演のショーブラン(本役:礼真琴)では、礼さんに迫る素晴らしい歌唱力で、「歌が特別お上手」という印象をもちました。

2019年星組全国ツアー『アルジェの男』ラストでは、影ソロが素晴らしかったです。

2020年星組梅田芸術劇場『エル・アルコン-鷹-』では、トップコンビのデュエットダンス『星に願いを』のジャズ・アレンジの影ソロに抜擢。

22021年星組『ロミオとジュリエット』では、ヴェローナ大公を、輝咲玲央さん(92期)と役替わりで演じられました。

遥斗勇帆さんに、なかなか歌の活躍がまわってこないことを勿体ないと思っていました。

宙組の97期の退団予定の留依蒔世さんと同じくらい、特別にすぐれた歌の力をお持ちです。
退団公演では、お芝居、ショーともに美声を轟かせて欲しいと思います。

花組の飛龍つかささん、宙組の留依蒔世さん、そして星組の遥斗勇帆さん。
素晴らしい歌上手さんたちが退団されていくことは、本当に惜しいと思います。

『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』配役

既に発表済み

ディミトリ…… 礼真琴
イスラム教国・セルジュークのエルズルム公の第四子。
幼い頃に人質としてジョージアに送られてきて、ルスダンと共に育ち、ジョージア王国のルスダン女王の夫となる。

ルスダン……舞空 瞳
ジョージア王国の王女。兄ギオルギの遺志を継いで、ジョージア王国の女王となって治めていく。

ジャラルッディーン……瀬央ゆりあ
大帝国ホラズム・シャー朝の生き残り、亡国の帝王としてホラズムの残党を指揮し、モンゴルを相手に転戦を続ける。
国家再興の拠点を求めてジョージアにやってきて、大胆不敵な男なのでルスダンに求婚したり、

美しい若者には目が無いということで、ディミトリとの初対面で「貴公こそ、まさに自然が造りたもうた天然の芸術品だ」と称賛しディミトリを寵愛します。

勇猛果敢で懐が深くて情のある人物。どのように演じられるか楽しみです。

アヴァク・ザカリアン……暁 千星
ジョージア王国の副宰相。
ディミトリが出て行った後、ルスダンの相談相手となる思慮深く、有能な人物。

軍を率いて戦場へ赴く役割は原作では父親の方が担っていましたが、宝塚では副宰相のアヴァクが担い、原作より大幅に役が大きくなるのでは?と思います。
ルスダンとの愛なども描かれるかも?

アヴァク副宰相の役も、どのように大きく膨らませて演じられるか、楽しみです。

今回発表の配役

【路線男役さん】
ギオルギ……綺城ひか理(97期)
ルスダンの兄で、ジョージア王。母タマル女王より帝王学を直伝され、名君の誉れ高いが、人妻だったバテシバ(有沙)を妻にするものの、宮廷に馴染めず村に帰すなど、自由奔放な振る舞いが目立つ愛情深い人物。
ディミトリとも心許せる仲。

アン・ナサウィー……天華えま(98期)
ジャラルッディーン(瀬央)の腹心の書記官。主君とディナール金貨を深く愛する。面白い人物として演じられそう。

ミヘイル…… 極美慎(100期)
ルスダンを慕う美男子の白人奴隷。
「明るい栗色の髪と青い瞳を持ち、顔立ちを見る限り西ヨーロッパ出身のよう」
「容姿は整い、精悍な体躯を持っているが、純朴そうな垢抜けない雰囲気がある」
極美慎くんにピッタリ!

ムルマン…… 天飛華音(102期)
ガチア二出身の将軍。クルタヴ城の防衛を任じられる。

セルゲイ…… 碧海 さりお(101期)

【その他配役】

イヴァネ・ザカリアン……ひろ香祐(95期)
暁千星くん演じるアヴァク・ザカリアン(副宰相)の父親。
タマル女王の頃から重用されてきた「真っ白な髭」の老臣で、ジョージア王国の宰相にして元帥。

バテシバ……有沙瞳(98期)
ギオルギの妻。カヘェティ村の人妻だったが、王に愛されて庶子ダヴィドを生むも、宮廷に馴染めず、村に帰る。

物乞い……美稀千種
ディミトリとルスダンが城下の市に遊びに行った時に、ルスダンの未来を予言をする。

タマラ女王…… 白妙なつ(90期)
ギオルギとルスダンの母でジョージア王国が栄光に満ちていた時の偉大な女王で「大王(メぺ)」と称される。

エルズルム公……大輝真琴(91期)
イスラム教国・ルーム・セルジュークのディミトリの父。

チンギス・ハン……輝咲玲央(92期)
ジャラールッディーンは、モンゴルのチンギス・ハンによって故郷を追われ、モンゴルへの復讐と抵抗に全生涯を費やしました。その憎き敵のチンギス・ハン。

庭師……朝水りょう(96期)
ルーム・セルジュークの間諜。

ベカ・ジャケリ……天希ほまれ(98期)
番犬のように忠実な将軍、クナニの戦いでしんがりを務める。

シャルヴァ……希沙薫(100期)
ガルニの戦いの指揮官。

メムナ……奏碧タケル(102期)
ジョージアの将軍。王都トリビシの防衛を任じられる。

原作とお名前が照らし合わせれた方だけ役名をあげました。私の見落としもあるかもしれません。原作とお名前が変わっている役名も沢山あるのだと思います。

天路そらさん(99期)が復帰されて良かったです。

【娘役さんの役が少ない】

★リラの精
歌上手な3人なので歌を聴かせてくれるのでしょうか。
・ガンベダオバ……小桜ほのか(99期)
・スィクヴァルリ……瑠璃花夏(103期)
・シブルズネ…… 詩ちづる(105期)

カティア(女官長)…… 水乃 ゆり(102期)

子役
幼少ルスダン(少女)……乙華 菜乃(106期)
幼少ディミトリ(少年)…… 美玲 ひな(107期)

タマラ王女……藍羽ひより(107期)
ディミトリとルスダンの娘。後にルーム・セルジュークの帝王に嫁ぐ。

ジョージアダンス

ジョージアというと、ジョージアダンスが有名ですが、劇団四季出身で現在ジョージアの民族舞踊を日本に広める使命を背負って活躍されている野口雅史さんが、星組で指導されるようです。

『モアー・ダンディズム!』の第2章「ミッション」は、謝珠栄先生振付のストーリー性のあるダンシングシーンで、ジョージアダンスが取り入れられていました。
ずば抜けて素晴らしかったので、年度賞を受賞されました。

ジョージアダンスは、男性は高く飛び、空中で回転したりと、勇敢さと高い身体能力が必要なダンスのようで、とてもハードなものです。
「ミッション」の時に、普段使わない筋肉を使うので筋肉痛が大変だったと出演者たちが話されていました。

今回はショーの一シーンだけでなく、お芝居の様々なシーンで、ジョージアダンスを取り入れたダンスシーンが見れるのではないかと思います。

とってもハードだと思いますが、星組の方々は、とってもハイレベルなダンスを魅せてくださることでしょう。
怪我に気をつけて頑張って欲しいと思います。

『斜陽の国のルスダン』11月1日に星海社より刊行予定

同人誌としてネット販売されていましたが、原作者の並木陽さんがTwitterで、出版されることを発表されていました。11月1日星海社より発行予定。

本文の修正は最低限に止めて、トマトスープさんの描き下ろし表紙と商業版独自の”何か”がつきます。とのこと。

ポスターの帯がつくのでしょうか?

花組『うたかたの恋』先行画像

花組の、ルドルフ柚香さん、マリー星風さんの美しい先行画像が公表されました。

「うわぁあ!」と声が出てしまいそうな衝撃度のある先行画像でした。夢夢しい今まのイメージと違います。

柚香ルドルフが、眼光鋭くこちらを睨みつけていて、星風マリーは幸せそうに微笑みながら身を委ねていて、小柳先生による新演出の花組の「うたかたの恋」は、なんだかとてもドラマチックなものになりそう。

こちらの作品もとても楽しみです。上演は来年のお正月。

宝塚の作品を追っかけていたら、2022年もあっという間に過ぎ去っていきそうです。

昨年来から気になっている宙組のこと。沢山のフラグが立っていて勝手に確信していましたが、本日の発表はありませんでした。

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