礼さんと同じ気遣いの紅さん『アンタッチャブル・ビューティー 』配信あるよ
こんにちは、くららです。
紅ゆずるさん主演『アンタッチャブル・ビューティー 〜浪花探偵狂騒曲〜』の大千秋楽を観て来ました。
(演出の方のお名前を間違えていたので訂正させていただきました)

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『アンタッチャブル・ビューティー 〜浪花探偵狂騒曲〜』感想

歌あり、踊りあり、アクションありで、「吉本新喜劇」と「宝塚」をミックスした、紅さん中心の心温まるハートフルコメディーでした。
探偵が変装するので、衣装替えも宝塚のショー並みにありました。
格好良い男役姿も!ド派手なカラオケおじさんも!美女姿もいろいろと。
涙あり笑いあり、コメディエンヌ・紅ゆずるを堪能できました。

身体よりも大きなコテ(お好み焼き用)を持って戦うシーンがあり、紅さんの退団公演『GOD OF STARS-食聖-』を思い出してしまいました。
もう今から3年前なのですね。

OGの最高のコメディエンヌというと大地真央さん
『夫婦漫才』は、中村梅雀さんと史上最強のおもろい夫婦を見せてくれます。
しかし大地さんが美しすぎて、ファッショナブルすぎて、私には浮いて見えてしまいます。

紅さんの今回の舞台でも、小顔と等身バランスが素晴らしすぎて、大地さんと同じ現象を感じました。
美しすぎることは、コテコテの喜劇ではマイナスの要素になってしまうことも?

この公演のコロナ状況

代役に演出と演出助手の方も

4名の方が休演4名の代役が入られていました。

ポスター入りしている内場勝則さん江口直彌さんの代役は、松竹にご縁のある曽我廼家桃太郎さん曽我廼家文童さん

笑福亭風喬さん、和泉大輔さんの代役は、演出の竹園元さん川浪ナミヲさん演出助手の吉岡幹夫さん
演出の竹園さん川浪さんが役者さんのようにお上手でした。

役者さんの代わりに、演出家、演出助手の方が駆り出されていることからも、「代役をたてる」ということは大変なことがわかります。

宝塚の場合は、役者(生徒)が揃っているから、生徒内で代役をたてることが出来ます。そのためのお稽古が大変なことに変わりはないですが。

ちょっと驚いた会場アナウンス

劇場に休演の方の掲示が無かったため、何度も会場のアナウンスで「新型コロナウィルス陽性のため休演いたします」と4名のお名前が読み上げられていました。

宝塚では「誰が陽性」とか、そのあたりのことを決して公にしませんが、芸能界はシビアです。
吉本新喜劇の内場さんは、この公演の検査で陽性が判明するや、「コロナ陽性」と、別記事にもなっていました。

「休演」という表現と「陽性のため休演」という表現は、やはり受ける印象が違うと思いました。
宝塚は「休演」という表現を貫いて欲しいと思います。

気遣いの紅さん

開演アナウンスで、休演のお詫びと、大切な4名の仲間と共に舞台に立てない残念さと、4名の新たに加わってくれた方への感謝が語られていました。

カーテンコールのご挨拶でも、開演アナウンスと同じ話をされていました。
そして4名の方は、お家で舞台に立っているような気持で、思いを寄せて下さっていると思うので、終わるとすぐに電話で話したいと仰っていました。

このあたりに、現・星組トップスターの礼真琴さんと同じやさしい気遣いを感じました。

休演になってしまっても、同じ舞台に立つ仲間であることに違いありません。

礼さんは千秋楽のご挨拶で
「35名でお稽古して参りましたこの作品、35名で舞台に立つのは初日から千秋楽ま叶いませんでしたが、35名で舞台に息づいてきたことには変わりありません。全員で創り上げたこの全国ツアー、一生忘れません」と仰っていました。

紅さんは星組のトップスターだった時に、組子一人ひとりを本当に大切にされていました。
礼さんも紅さんのそういう思いを継いでいらっしゃいます。

紅さんも今回の中止後の再演にあたり、公演関係者やスタッフの方々が熱心にしてくださって、沢山の愛を感じたと、とても感謝していらっしゃいました。

カーテンコールの紅さんの話を聞きながら、礼さんと紅さんに流れる共通のスピリットをいろいろと感じました。

再再演はあるのだろうか?

再再演アドリブ

紅さんは、客席案内係の紅子に扮すると、言いたい放題キャラになります。

紅さん演じるカナが、松竹座の客席案内係の友人と電話で話すシーンがありました。
紅子というお名前は出ませんでしたが、相手は紅子さんのつもりでしょう。

その友人が「アンタッチャブルビューティー再再演」と言っているということでした。

今回、紅さんには相手役ぽっい好青年がいます。
松島庄汰さん演じる桜井譲(ジョー)警官
花組ポーズやら、紅5ポーズやらアドリブでいれてくる軽いノリの、ハンサムボーイです。

そのジョーが、「再再演したら行きませんか」とか、話していました。2回くらい聞いたような。

劇中それらを聞きながら「再再演が決まったの?」と思っていたら、カーテンコールで紅さんが何も決まっていないけれど、また松竹座の舞台に立たせていただけたらと話されていました。

千秋楽の配信決定

客席にカメラが入っていて、紅さんより「配信のカメラ」が入っていることが伝えられました。
千秋楽の2回分の公演を撮影して、配信されるとのことでした。

家に帰ってみたら、配信日が決まっていました。
10日間も、アーカイブ配信があることは嬉しいですね。

アンタッチャブル・ビューティー ~浪花探偵狂騒曲~」配信

10月14日(金) 19時配信
アーカイブ配信10月23日(日)23:59まで

料金:3,800円+システム利用料220円

【イープラス】https://eplus.jp/ub-stt/
【楽天TV】https://r10.to/hMfrN0

初日と千秋楽のたった4回の上演で終わらず、配信で多くの人が見れる事、良かったと思います。

紅さんご自身が前向きパワーにあふれていらっしゃるので、この舞台からとってもパワーを貰えます。まるで宝塚の舞台のように。

『アンタッチャブル・ビューティー 』の配信は、おススメです。
10月14日(金)19時配信~10月23日(日)23:59まというのも、ちょっと先で忘れてしまいそうですね。
配信サイトを見に行ったら、既に販売していました。
宝塚の配信は、1週間前からですが、外部の公演は余裕がありますね。

そして、アーカイブ配信があることは、本当に有難いです。
宝塚の公演も、アーカイブ配信ができるようになると良いですね。

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