「宝塚GRAPH10月号」雑感、95期と野口先生｜宝塚ブログ　くららのビバ宝塚！

「宝塚GRAPH10月号」雑感、95期と野口先生
こんにちは、くららです。
今日は「宝塚GRAPH10月号」の発売日でした。

「宝塚GRAPH10月号」について

表紙は瀬央ゆりあさん、永久輝せあさん、海乃美月さんの三人写り。

鮮やかなオレンジのお洒落な衣装の瀬央さんと永久輝さんと海乃さん。
普段より大人っぽい攻めた表情の三人がそれぞれ素敵でした。

「宝塚GRAPH」2022年表紙メンバー

今月号が発売されると、来月号の予告がのっています。
来月の表紙は、暁千星くんと舞空瞳ちゃんのふたり写りのようです。
これで今年の「宝塚GRAPH」12回分の表紙のメンバーがわかりました。

1月号　柚香光
2月号　朝美・潤花
3月号　芹香斗亜
4月号　水美・星風
5月号　礼真琴
6月号　月城かなと
7月号　鳳月杏
8月号　桜木・和希・朝月
9月号　彩風咲奈
10月号　瀬央・永久輝・海乃
11月号　暁・舞空
12月号　真風涼帆

二番手は年功序列
92期93期のふたりが一人掲載、95期のふたりは娘役さんと二人掲載。

トップ娘役は、就任順
星風、舞空、潤が二人掲載、トップ娘役歴が浅い朝月、海乃のふたりは三人掲載。

三番手は、調整？
一番若い暁(98期)さんだけ二人掲載で、桜木(95期)、瀬央(95期)、和希(96期)、永久輝(97期)が三人掲載でした。

12枠に全部の序列を反映することは不可能です。
調整も入って、11月号は、暁、舞空の二人掲載なのだと思いました。
現時点で、3番手の中で、暁くんが突出しているという意味はないと思います。

現在星組では、瀬央さんと暁さんはＷ三番手状態。
できるだけ二人の差をつけない配慮がされているように感じています。

瀬央さんの方が3年先輩かつ生え抜き星組生なので、優遇されるのは当然。
全国ツアーのショーで、休演された綺城さん天華さんの部分を瀬央さんが沢山カバーされていたとのこと。頼もしい瀬央さんです。

暁さんが星組デビューして絶賛されている中、これ以上活躍の場が増えることは、過ぎたるはなお及ばざるがごとしでしょう。瀬央さんの活躍の場が増えて良かったと思いました。

気になるのは、歌劇の表紙

歌劇の表紙は、ひとり写りと決まっています。

異例で、2020年12月号はトップスター5人が掲載されるということがありましたが、(轟さんが退団されることになって、用意されていたその枠を遠慮されたからかな？と勝手に思っています)基本はひとりです。

2022年の「歌劇の表紙」枠
トップスター5人　＋　2番手4人　＋　娘役トップ星風まどかさん
10枠は決まっています。

残り2枠に誰が入るのでしょうか？

・トップ娘役さん？

舞空瞳さん、潤花さん？今までは長期就任のトップ娘役さんが表紙を飾っていました。

・次の年に２番手就任予定の三番手さん？

【2番手前に歌劇の表紙に掲載されたスターの例】
・明日海りお(月組準トップ時代)2012年10月号
→　2013年3月25日付で花組へと組替え2番手就任

・真風涼帆(星組3番手時代)2014年12月号
→　2015年5月11日付で宙組へと組替え2番手就任

・望海風斗(花組時代)2014年11月号
→　2014年11月17日付で雪組へと組替2番手就任

先にあげた3人は、組替して２番手になる前年に歌劇の表紙を飾りました。
望海さんが、2014年の11月、真風さんが翌月の12月と今回の考察と同じように、ギリギリでした。

宝塚スターカレンダーについて

来年のスターカレンダーに、3番手の桜木みなとさん、瀬央ゆりあさん、永久輝せあさん、暁千星さんが掲載されることが、発表されています。

３番手がスターカレンダーに掲載されるというのは、過去に例はありますが、一気に4人など無かったことです。
スターカレンダーで、過去に無かったことが起きているので、今年の歌劇の表紙を３番手スターが飾るというのも、あり得ることだと思います。

宙組について

現在の3番手の中で、来年組の変動がありそうなのは宙組でしょうか？
桜木みなとさんは来年の2番手候補かも？
そうすると、今年の歌劇の表紙を飾るかもしれません。

花組について

花組の永久輝せあさんは、2019年の11月25日よりVJAグループのイメージキャラクターに就任されました。
もうすぐ3年になりますが、来年2番手候補になるには、組内で変動がなければなりません。

柚香光さんの監修グッズの第２弾が発売されることから、柚香光さんの近い退団は考えづらいです。
永久輝さんが組替して、どこかの組で2番手になるということも？

組内で変動があるということも？

永久輝さんは既にスターとして出来上がっていることは、昨年の今頃の全国ツアー『哀しみのコルドバ』『Cool Beast!!』で十分感じました。
今年の春の東上主演『冬霞（ふゆがすみ）の巴里』でも。
いつまでも3番手の位置で待たせるのはもったいない気がします。

もし永久輝さんが歌劇の表紙を飾られたら、変化の兆しかもしれません。
永久輝さんの現状維持がいつまでも続いたら、私は宝の持ち腐れながっかりな思いが続きます。

雪組について

来年の雪組は、夢白あやさんが次期トップ娘役に就任され、新しい体制になっていきます。
そのため現在の2番手、3番手がそのまま継続されるように思います。
それもあって和希そらさんは、来年のスターカレンダーに入っていないのでしょう。

星組について

星組は、Ｗ三番手体制を進めていくと思われます。２人ともスターカレンダー入りしているのは、二人で二番手を担われるからでしょう。Ｗ３番手というよりW2.5体制の方がふさわしいかも。

二人で同等の位置づけなので、瀬央さん暁さんが、今年の歌劇の表紙を飾ることが無いような気がします。

私が思う歌劇表紙の3番手候補は、桜木さん、永久輝さんです。(全然違ったらごめんなさい)

歌劇の表紙とスターカレンダーの関係

先ほど2014年の11月号、12月号の「歌劇」の表紙になった望海さんと真風さんの2015年スターカレンダーについて調べてみました。

宝塚スターカレンダー2015年

表紙　　咲妃みゆ、愛希れいか
1月　　凰稀かなめ(宙組)
2月　　夢咲ねね(星組)
3月　　花乃まりあ(花組)、実咲凛音(宙組)
4月　　柚月礼音(星組)
5月　　龍真咲(月組)
6月　　朝夏まなと(宙組)
7月　　早霧せいな(雪組)
8月　　望海風斗(雪組)
9月　　紅ゆずる(星組)
10月　　明日海りお(月組)
11月　　北翔海莉(星組)
12月　　轟　悠(宙組)

望海さんはスターカレンダーに入っていましたが、真風さんは宙組のトップスターの凰稀かなめさんが入っていたため、真風さんは入っていませんでした。(2015年2月15日退団)

2015年当時と比べたら、2023年のスターカレンダーは、少々先走った人事が展開されています。

そして宝塚100周年の頃より、人事はずっと95期推しでした。そろそろその勢いも区切りをつける頃が近づいているように私は勝手に思います。

2023年のスターカレンダーに95期の男役7名が登場します。未だかつて一つの期のスターが「宝塚の看板」であるスターカレンダーに7人も登場するなんて、ありませんでした。(今年のカレンダーは95期が5人。それも異例ですが。)

現在宝塚スターカレンダーの掲載メンバーは17名とされていますが、雪組次期トップ娘役の夢白あやちゃんが入って18名でしょう。

18名のうち、7名が95期というのは、39％です。

娘役は愛希れいかさん、実咲凜音さんが長期間トップ娘役に就任されてステーカレンダーに掲載されていました。妃海風さんも短期間ですがいらっしゃいました。その3人を加えたら、この10年間の95期の占有率はスゴイです。

もうすぐ宝塚110周年を迎えようとしていますが、その前年の2023年は95期を最後に盛り上げる予定なのかもしれないなと、感じています。

110周年にも95期のトップスターさんはいらっしゃるでしょうが、95期のトップスターを揃えるとか有りうるのでしょうか？私個人としては賛同できません。

あまりに偏ってしまうと、反動は大きいように思いますが、どうなのでしょう？

「宝塚GRAPH10月号」について書こうと思っていたのですが、ダラダラと最近思っていたところを書いてしまいました。