宙組『カジノ・ロワイヤル』は退団公演?
こんにちは、くららです。
今日は宙組関連の発表がいろいろとありました!

既に『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』の公演時間についても公表されました。
初日は8月27日(土)です。
舞台稽古が着々と進んでいるのでしょうね。良かったです。

そして次回の宙組本公演について発表されました。
『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』。
小池修一郎先生脚本・演出の1本物ミュージカルで、お馴染みのイギリス人のスパイジェームズ・ボンドが主役のようです。
別箱が2作続けてリサイタルなので、「次の本公演は退団公演?」と思っていました。
最近の傾向としては、「オリジナルの芝居とショーの2本立て」で退団される場合が多いです。
「この公演では退団の可能性はあるのか?」そのあたり深掘りしてみたいと思います。

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『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』について

詳細について

公演期間
・宝塚大劇場  2023年3月~4月(予定)
・東京宝塚劇場 2023年5月~6月(予定)
主演……真風 涼帆、潤花

宝塚の原作は小説の方

原作…イアン・フレミング「007/カジノ・ロワイヤル」(創元推理文庫)
小池修一郎先生が脚本・演出
小説を原作に小池先生がミュージカル化されるようです。
“アクション・ロマネスク”とあるので、スパイたちの派手なアクションも楽しめる作品になるのでしょう。

ジェームズ・ボンドとは?

「ジェームズ・ボンド」シリーズは、1953年作家イアン・フレミングが生み出した架空の英国秘密情報部のエージェントを主人公とする小説群です。
ジェームズ・ボンドは12の小説と2つの短編小説集に登場していました。
ボンドシリーズの第一作が、今回の原作「007/カジノ・ロワイヤル」です。
発表されたのは米ソ冷戦真っ只中の1953年でした。

ロシアのスパイをカジノで破産させるべく、イギリスのスパイが送り込まれて、カジノで戦いを挑むという少し変わった感じのスパイ小説でした。

1964年にフレミングが亡くなってからは、8人の作家がボンドの小説やノベライズを執筆しています。
ボンドは「007」(ダブルオーセブン)というコードナンバーで、テレビ、ラジオ、漫画、映画にも登場している。
1962年にショーン・コネリーがボンド役を演じた『007は殺しの番号』から始まった映画シリーズは、24作品が製作されています。
映画『007/カジノ・ロワイヤル』は、今回宝塚で上演されるものとは同じでは無いようです。

宝塚での舞台のあらすじ

1968年、世界はアメリカとソ連を中心とする冷戦の最中にありました。

イギリスが誇る秘密情報部「MI6」、コードネーム「007」を持つ秘密情報部員ジェームズ・ボンド(真風)は、ソ連のスパイのル・シッフル(芹香斗亜)を倒すよう指令を受け、ミッションをクリアすべく、ジャマイカの大金持ちになりすまして、フランス大西洋岸ロワイヤル・レゾーにある「カジノ・ロワイヤル」に乗り込んでいき、ル・シッフルに挑んでいきます。

登場人物

・ジェームズ・ボンド……真風涼帆

・ル・シッフル(ソ連のスパイ、カジノで一攫千金を狙う)……芹香斗亜?

・ミシェル(赤軍同盟に逃れた過激派学生、デルフィーヌの恋人)……桜木みなと?

・デルフィーヌ(ソルボンヌ大学の院生、ロマノフ家の末裔の1人)……潤花?

華麗なるカジノを舞台に、密かにめぐらされる陰謀と策略。
CIAやフランスの情報局員、ソ連側の工作員も加わり、ボンドの行く手には次々と危機が襲いかかるよう。
クールでソリッドな真風涼帆が、ジェームズ・ボンドに扮し活躍する、宝塚歌劇ならではのゴージャスでロマンチックなミュージカル大とのこと。

「007」と言うと、映画のイメージがわきますが、この作品は小説が原作です。
あの耳に慣れたテーマ曲などは、使われないかも?

潤花ちゃんの華やかさは、ボンドガールのイメージです。

小説を原作にしているので、宝塚では映画とは全く違う「007」の世界観になるかもしれません。

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宙組の真風さんの集大成にふさわしい数々

「カジノ・ロワイヤル」のあるホテルでは、ロマノフ家の遺族たちが集まり、次代の家長後継者を巡って争っていました。

宙組というと、真風さんというと、ロマノフと縁が深いですね。ソ連とも。
そして、ギャンブル、ホテル、革命 …

「オーシャンズ11」の時のような、アウトロー的なイケメンも素敵でした。

スーツコートを格好良く着こなした真風さんがイメージできます。

昨年の『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』も、そんなイメージでした。この時は外交官で英国情報部の為にスパイキャッチャーとして働いていました。

今度は、英国秘密情報部のコードネーム「007」を持つ秘密情報部員。

「007」を宝塚でやるなら、真風さんにピッタリです。真風さんの代表作になるのでは?
ボンドはタキシードも着こなします。格好良いでしょうね。

『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』は、真風さんの男役集大成と言えるような、格好良い真風さんがギュっと詰まりにすぎた作品になりそうな気がします。

小池先生と真風さん

小池先生演出の真風さんトップ作品

・「オーシャンズ11」(2019年)。
・『NEVER SAY GOODBYE』(2022年)。
・『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』(2023年)

真風さんは、今回の作品で、小池先生の1本物大作が3作目になります。

小池先生の1本物大作を、トップ就任中に3作演じるスターは、真風さんだけではないかと思います。(特別感)

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小池先生の1本物大作が退団公演のスター

・一路真輝 「エリザベート」
・紫吹淳  「薔薇の封印」」
・和央ようか 「NEVER SAY GOODBYE」

・春野寿美礼「アデュー・マルセイユ」(2本物でした)

昭和の時代に遡ると、人気トップスターは植田紳爾先生の1本物作品で退団されていました。

退団公演の演出家はトップスターが指名されるとか。
今年に続いて、小池先生が来年の宙組公演に登板されるということは、真風さんの指名でしょうか?
小池先生の作品が、続いて同じ組で上演されることはほとんど無いので「そうなのかな?」と思います。

真風さんの初舞台は「NEVER SAY GOODBYE」でした。
初舞台と退団公演を有名な小池先生でというのも、良いですね。

退団作品は、オリジナルの芝居とショーというのは、最近の傾向なので、大作1本物が退団作品というのも、異例では無いと思います。

真風さんの退団フラグは、『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』が公表されたことで、更に立ったのかな?と私は勝手に思っています。(主観です)
来月中に、来年のカレンダーの掲載月が発表されます。
掲載月が前半にかたまっていたら、またフラグが立つでしょう。

「HiGH&LOW」が完走できますように

今週の土曜日から、真風さんは「HiGH&LOW」山王連合会、総長のコブラを演じます。
「HiGH&LOW」などの映画を予習で見ているのですが、コブラを演じている三代目 J Soul Brothersの岩田剛典さんのふとした表情が真風さんにリンクします。(全然お顔は似ていないのですけど)
真風コブラは、格好良いだろうなと今からワクワクしています。
それにしても真風さんの役幅は限りなく広いですね。

「HiGH&LOW」の初日を27日に無事に迎えられることを、心から願っています。

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