宙組『Capricciosa!!』事前情報
こんにちは、くららです。

今日から『FLY WITH ME』メインテーマ曲の全編フルCGミュージックが公開されました。
私は楽天のプレミアムプランで見ました。
ボリュメトリックビデオ技術とか、フルCGによる背景映像の新しい映像体験ということですが、古い感覚の私は見ているだけで船酔いしている感じになってしまいました。
人物より背景の方が主体で、顔もみえにくくて、合成のクオリティが低く、まだ発展途上の分野なのかな?と思いました。そういう感想の私は古いのかもしれませんが。出演者:真風 涼帆、芹香 斗亜、紫藤 りゅう、鷹翔 千空、亜音 有星
(配信期間 8月26日(金)0:00~9月30日(金)23:59)

明日はいよいよ宙組大劇場公演初日です。
ショー『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』-心のままに-の事前情報をまとめてみました。

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『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』について

“Capricciosa”とはイタリア語で“気まぐれ”“勝手気まま”といった意味を持つ言葉だそう。
真風さん扮する伊達男カプリチョーザが“自由気ままに”イタリアを旅するショーとのこと。

究極の男役を追求し続けている真風さんの磨き上げてきた魅力が、宙組生と共に、パワフルにセクシーに大人っぽく爆発しているようです。
『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』目的で初めて宝塚を観劇される方も多いので、藤井先生が「イタリアの5都市を巡るショー」として、場面ごとに全く違う世界観を味わえる、わかりやすい構成にされているように感じました。

いつもと違う点

【真風・潤】コンビだけでは無い!

・【芹香・潤】コンビの恋人シーンも(ナポリ)

・【真風・桜木】シーンも。(ヴェネツィア)
桜木さんが美女の役。

・【真風・潤・芹香】三角関係シーンも。(ローマ)

この作品の後に本公演が1作あるので、何とも言えませんが、トップコンビの組む回数が減っていることは、その後の展開を何か暗示しているのかも?

ショーの始まりは芹香さんで、フィナーレの始まりも芹香さんのようです。

ショーでも5人の男役さんが活躍?

芝居では、真風、芹香、桜木、瑠風、鷹翔の5人がSWORDの各チームの真ん中を演じて、ポスターに全員掲載されていました。
「タカラヅカニュース」のショーの稽古場風景でも、この5人+潤花ちゃんが一列になって主題歌を歌っていました。潤花ちゃんがナポリの歌を歌うシーンでは、芹香、桜木、瑠風、鷹翔の4人が一緒に踊っていました。

今まで宙組と言うと「真風、芹香、潤」のゴールデントライアングルでしたが、男役5人推しになってきているのかも?と感じました。

ショーの階段おりで、一人降りは誰まででしょうか?
鷹翔くんは一人降り出来るかな?

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イタリアをテーマに「各地を巡る旅」の流れについて

プロローグ

芹香斗亜さんが宙組メンバーを引き連れ、歌い踊るところから始まる。
(羽山先生振り付け)

セット転換して、【究極のプレイボーイ】カプリチョーザの真風さんが、潤花さん扮する【究極の美女】をともない佇んでいる。
夜のイタリアを描いた、華やかかつ妖艶なムード漂う幕開き。

いろんなものを削ぎ落として、シンプルな振りで、立っているだけで格好良い、格好良さの極みを味わえるとか。
みんなこだわりを持っていて、より男役らしく、より娘役らしくの男役と娘役の相乗効果もあるそう。
下級生に至るまで全員出演しているそうです。

プロローグのラスト
男役全員が銀橋に並んで歌い踊る、百花先生の振り付け、とてもテンションが上がる格好良い振りとのこと。

真風:「プロローグは、男役冥利に尽きるといいますか…。ファンの方が、ワーッと喜んでいただけるような幕開きでは?」とのこと。

どんなに格好良いのでしょうか?ワクワク。

ナポリ

芹香さん潤さん中心。
小粋な男女の恋の駆け引きのシーン。(平澤先生振り付け)
「雨」というイタリアン・ポップスを使った軽快な場面。

娘役が男役を弄んでいる感じで、遊び心もある駆け引きを繰り広げる。
芹香さんが激しく踊るシーンも。
男を手玉に取ってきたような潤花さんが、一人の男性・芹香さんに心を奪われていくよう。

ヴェネツィア

ナポリ元気な場面から一転して、水の都ヴェネツィアでの神聖な空気が流れているようなシーン。
男役が水の精になって踊る。中性的な人間では無い感じのダンスを踊って妖艶。

さすらう真風さんのもとに、【美女】に扮した桜木みなとさんが現れ、真風さんが誘惑されていく。
イタリアらしくゴンドラが出てきたり、手に仮面を持っていたり。

瑠風輝さんの美声が響き渡るシーンもあるそう。

辺りに人間ではない水の精たちが戯れる中、妖しいストーリーが展開されていく。
真風さんは最後、結ばれるというか、溺れていくとか???

中詰め・フィレンツェ

テーマは花の都フィレンツェ!
ゴージャスで華やかで明るい中詰め。

冒頭、カンツォーネの名曲“O sole mio”を、イタリアの有名な画家たち3人が個性豊かな歌詞で歌い上げる。
3人の画家とモデルたちという設定のよう。
画家とモデルは、紫藤りゅう・栞菜ひまりペアも。
コメディも入っていて、楽しいそう。
最後留依蒔世さんが美声を響きわたらせて、あまりに上手すぎて笑ってしまうとか。

イタリアの懐かしいヒット曲「24000 baci(24000回のキス)」という曲を使って、ラテンの雰囲気。衣装も花柄の華やかなものでファッショナブル。

瑠風輝さんが一人で歌い、娘役6人が初めて恋をしたような、スカートフリフリの可愛らしいシーンも。瑠風さんに娘役さんたちが心をぶち抜かれているそう。

ミラノ

クラシカルな場面
オペラの舞台に現れた真風さんは、オペラを観に来ていた潤さんと目が合い、2人は恋に落ちる。
ところが潤さんには芹香さん扮する婚約者がいて、三角関係へと発展していくストーリー。
3人の大人の色香が漂うオペラっぽいシーン。

仮面を持って、クラシカルな豪華な衣装を着て、仮面舞踏会のようなシーン。

桜木さんがオペラ歌手で、馴染みのあるクラシカルな曲を歌う。
寿つかささんの歌声でみんなで一つになる。
聞いたことあるなという曲だそう。

ローマ

最後の都市ローマに辿り着いた真風さんが、カンツォーネの名曲「アリヴェデルチ・ローマ」を、大勢の宙組生たちと一緒に歌い踊り、旅を終えて去って行くそう。

コートの男役と娘役のシーンがあって、コートを絞めて着るのがイタリアらしさなので、そのスタイルを鏡を見ながら研究しているそう。
娘役さんもコートを着てポケットに手を入れて踊るとか。

退団者5名のシーンがあり、同期で見守っているそう。
・留依蒔世(99期)
・希峰かなた(99期)
・琥南まこと(100期)
・惟吹優羽(101期)
・花城さあや(101期)

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フィナーレナンバー

芹香さんの歌からスタート
中森明菜さんの“ミ・アモーレ”をショーアップして歌い、娘役が踊る。
若央先生の振付で、衣装もシックで大人っぽく、「ザ・タカラヅカ」なシーンだそう。

男役は燕尾に赤いサテンのシャツ。

ショーは、芝居とは正反対のスーツ系(スーツ、コート、燕尾)で魅了してくれるようです。

真風さんの言葉

日刊スポーツの「宝塚 ~ 朗らかに ~」に、真風さんのインタビュー記事が掲載されていました。
「いつ公演が中止になるかわからない」大変厳しい状況の中で、トップスターさんたちの心のことが心配でしたが、真風さんの記事を読んで安心しました。

「1日1日を大切に-。そこに尽きますよね。なかなか、難しい状況が続きますので、日々に感謝。今できる最善のことを常にやりたい。それを毎日、一緒にできる仲間がいてくれる。本当にありがたいこと。だからこそ、そんな仲間がいてくれるからこそ、こういう作品にも挑戦できる」

「コロナ禍をへて、悔しくも-ではありますが、みなさまもそうだと思いますけど、喜ばしいことではない出来事が起きても、その中で見つかるものはたくさんあると思います」引用宝塚 〜 朗らかに – 芸能コラム : 日刊スポーツ

「喜ばしいことではない出来事が起きても、その中で見つかるものはたくさんある」と、とてもポジティブに捉えて最善のことをやりたいと舞台に向かっていらっしゃるようです。

より厳しい状況の現在ですが、組子との絆や一体感をより強めて、熱い最高の舞台を魅せてくださると思います。

明日無事に初日の幕が開きますように 。

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