宙組「HiGH&LOW」事前情報
こんにちは、くららです。
いよいよ本日宙組公演が開幕します。

今回は「HiGH&LOW」の事前情報を書いていきたいと思います。
スチールも発売されました。→スチール
真風さん、芹香さん、潤さんだけお芝居の扮装写真がありました。全員ショーのスチールでした。
真風さんのバイク姿と、真風さんのバイクの後ろに潤花ちゃんが座って真風さんの腰に手をまわしているアツアツなスチールもありました。

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宝塚版は前日譚(THE PREQUEL)

初めて明かされるストーリー

タカラヅカで描かれるのは、ムゲン解散から数ヶ月後「SWORD」誕生前夜の物語です。

映画、ドラマなどでは描かれていない時期のお話で、今回その部分が初めて宝塚で明かされていきます

それは、コブラ(真風)とヒロインカナ(潤花)との悲恋
二人には抗うことのできない運命が待っていた……。
「コブラがなぜ無口になったのか?」衝撃的な事実があるよう。

コブラとカナがSWORDの街を巡る中で、「SWORD(スウォード)」と呼ばれる5つのグループが誕生する前夜の出来事が描かれていくようです。
「HiGH&LOW」ファンの方たちにも、とても興味がある部分uなので、注目を集めているようです。

26日ゲネプロ後LDH会長のHIRO氏、野口先生ら登壇

ゲネプロを観劇したHIRO氏は、「野口さんがSWORDの各チームの特徴を研究し、表現してくださっていて本当にうれしかった。宝塚さんが解釈すると『HiGH&LOW』がこういうアプローチで表現されるんだと、いろんな刺激をもらいました」とコメントされたそう。
宝塚らしさが生かされた出来になっているようです。

宝塚とLDHのコラボシーンもふんだんで、KEN THE 390さんが指導されて、タカラジェンヌがラップ挑戦もあるそう。(最近の宝塚はラップづくしですね。)
LDHの楽曲をふんだんに盛り込まれ、真風さんはじめタカラジェンヌが沢山歌われるようです。

野口先生の大劇場での“お芝居”のデビュー作

この作品の脚本・演出の野口先生は宝塚ではショーの先生として有名ですね。
この夏の雪組のショーの2本立て『ODYSSEY』も大傑作で、大人気でした。

今回初めて大劇場の“お芝居”に挑戦されますが、野口先生によって、レヴュー的なエンターテインメント作品になるのではないかな?と期待しています。

野口先生は今回のLDHとのコラボに手ごたえを感じられたようで、
「次はプリレジェ(白濱亜嵐率いる貴族と片寄涼太率いる王子が火花を散らす、HIRO総合プロデュースのプロジェクト『貴族降臨 ーPRINCE OF LEGENDー』)も宝塚でやっていただきたい」と、HIRO氏に提案されたとか。LDHとのコラボはまだまだ続くのかも。

原作と宝塚の共通点

リアルにハードに闘い続ける姿は、宝塚とは対極にも思える世界観ですが、真風さんは共通点は、「仲間、街を守る」ことと仰っていました。
タカラジェンヌとして「組を守る」という意味では、共通する部分だそう。

そういう深い部分を探りながら、この作品に挑まれているようです。

見どころは?

宝塚ならでは舞台の良さはそのまま
革ジャンなどのワイルドな衣装も、宝塚ならではの衣裳の美しさを配慮されているそうです。(衣装は有村先生)
そして、大階段、銀橋、盆、セリなど舞台機構の素晴らしさを駆使して、チームごとの衣装のビジュアルや照明など、まずは視覚的に楽しめるとのこと。

プロローグ
各グループに、テーマカラー、テーマ曲があって、それぞれのグループごとのバチバチ具合が見どころだそう。

夏祭り
瑠風さん率いる達磨一家和太鼓シーン。太鼓の響きも、グッと胸に迫ってくるそう。
チームのテーマ曲を宝塚風にアレンジして、メンバーがトレードマークの赤い法被姿で踊るシーン。
(人数が少ないので他のチームのメンバーも参加。)
一緒にお祭り気分が味わえ、盛り上がり、ここから舞台の流れが変わるとのこと。

甘いデートシーン
真風さんバイクの後ろに潤ちゃんが乗って、歌いながら街をデートするそう。本物のバイクが登場!
潤花ちゃんが心の底から嬉しそうで、キュンキュン。
遊園地、お化け屋敷、アイスクリーム食べるなどの「王道デートコース」。

若い真風さん
クールな大人の魅力あふれる真風さんですが、今回演じるのは若い青年です。
しかもお喋りなコブラ。
今まで見たことの無い真風さんに出会えそう。

アクションなど
ドラマや映画の映像で魅せるド派手なアクションバトルを、生身の舞台で女性が演じることはできません。
そんなリアルな闘いのシーンを宝塚で見たい人もいません。
そのあたりがどのように「LDHの世界観」と「宝塚の世界観」が融合して魅せてくれるのか?楽しみです。

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「チームごとのストーリーも面白い」

個性あふれる5チームに加えて、マフィアの「苦邪組」と女性チーム「苺美瑠狂」も。

山王連合会(総長:コブラ【真風涼帆】

SWORDの「S」。チームカラーオレンジ「町を大切にみんなを守る」
同じ街で育った悪ガキが結成し、「山王街」という商店街を根城とする。チームを率いるコブラは、かつて、仲間とともに強敵と死闘を繰り広げたムゲンのメンバーだった。

ヤマト(No2、元ムゲンメンバー)…紫藤りゅう

ダン(関西弁のムードメーカー)…若翔りつ

テッツ(銭湯「山乃湯」息子、特攻隊長という異名も)…亜音有星

ミチオ大路りせ
山王連合会の男聖叶亜
センタ奈央麗斗

White Rascals(リーダー:ROCKY【芹香斗亜】)

SWORDの「W」。チームカラーホワイト。「女子どもを守ってやるぜ」
別名「誘惑の白き悪魔」。母親と姉を亡くした悲しい出来事のために感情を表に出せなくなったROCKYは、強くなることと女性を守ることを誓って「White Rascals」を結成。SWORD地区の繁華街に女性を斡旋するが、彼女たちを傷つける者は絶対に許さない。本拠地はリーダーROCKYが経営するクラブ「heaven」。

真っ白なスーツにピンクの丸サングラス、赤い手袋、ステッキのトリッキーな雰囲気、どんな味わい深い人物像を魅せて下さるか。

KOO(ROCKYの右腕、White Rascalsの頭脳)…風色日向

AIZAWA秋奈るい
BITO琥南まこと(100期、退団者)
ENARI輝ゆう
SHIMURA葵祐稀

RUDE BOYS(リーダー:スモーキー【桜木みなと】)

SWORDの「R」。チームカラーカーキ色。「他人も家族、家族を大切にする」

犯罪者や身寄りのない老人、子供、天涯孤独の者たちが、血はつながらずとも家族として集まる治外法権の街「無名街」の守護神。「無慈悲なる街の亡霊」の異名を持つ。

桜木「【RUDE BOYS】のとてもカッコイイナンバー「RUN THIS TOWN」の振りをKAORIalive先生につけていただきました。アクロバット要素や印象的な振りが盛りだくさんで、悲しみ、怒り、家族の絆を表現したナンバーです」とのこと。
アクロバティックな殺陣のシーンもあるそうです。

タケシ(No2、スモーキーの身を案じている)…秋音光

ピー(幼い時は泣き虫でピーピー泣いていた)…優希しおん

ララ(スモーキーと同じ日に捨てられ、スモーキーの妹として生きて来た)…栞菜ひまり

イブ惟吹優羽(101期、退団者)
アズサ梓唯央

無名街の医者寿つかさ
無名街の女湖々さくら花城さあや(101期、退団者)

達磨一家(頭目:日向紀久【瑠風輝】)

SWORDの「D」。チームカラー赤色。「復讐」

日本人の祭りの血が騒ぐ、毎日お祭り気分、太鼓叩いて盛り上がる!太鼓だけでなく、番傘を持って踊り、花魁も登場するとか。

達磨一家のチーム曲『VOICE OF RED』では太鼓の生演奏を取り入れたり(バックで踊る花魁は『ダルマ』衣装で登場とか)

かつてムゲンに闘いを仕掛け敗れた九龍グループ「日向一家」日向四天王の末弟・日向紀久が、復讐のために結成。ムゲンの流れを汲む山王連合会への復讐心を燃やす。

加藤鷲(日向の幼なじみ、一家の特攻隊長)…希峰かなた(99期、退団者)

右京湖風珀
左京凰海るの

鬼邪高校(番長:村山良樹【鷹翔千秋】)

SWORDの「O」。チームカラー青色「親孝行」
原作の村山を演じる山田裕貴さんは歌わないですが、鷹翔さんは歌うそう。

全国から札付きの粗暴者が集まる別名「漆黒の凶悪高校」。特に定時制は強者の巣窟と畏れられる。より良いスカウトを得るため、留年を繰り返し20歳を超える者も多い。鬼邪高校の番長を目指す。
ミュージカルと殺陣を融合したような世界観で、ドラマの名場面を再現しているそう。

古屋英人(鬼邪高校伝統の荒行に98発目まで耐えた)…真名瀬みら

関虎太郎(プロレスラー並みの体格を誇る定時制の猛者)…雪輝れんや

中茎(三中トリオ)…琉稀みうさ
中林(三中トリオ)…嵐之真
中園(三中トリオ)…陽彩風華

【苦邪組(クジャク)マフィア】頭のリン【留依蒔世】

チームカラー

苦邪組頭のリン(留依蒔世、96期、退団者)は、常軌を逸した言動から破滅神の異名を持つ。留依さんの迫力ある悪ぶりが楽しみです。
組のテーマ曲にLDHの格好良い曲が使われているそうです。

GEN(No2、苦邪組四天王のひとり、凶暴性と知性)… 松風輝

バイフー(苦邪組四天王のひとり、変装を得意)…小春乃さよ

SUZAKU (苦邪組四天王のひとり、組の特攻隊長)…澄風なぎ

ロン(苦邪組四天王のひとり、唯一の未成年)…真白悠希

KIDA(苦邪組七姉妹のひとり、バイフーの手下)…春乃さくら

苦邪組七姉妹彩妃花舞こころ

メイナンツー(ボーイ)(リンや苦邪組の世話をする美少年)…泉堂成

【苺美瑠狂】山王街を拠点とするレディースチーム。総長純子(天彩峰里)

チームカラーピンク
ピンク色の特攻服に身を包み改造バイクを乗り回すなどツッパってはいるが、根は普通の女の子たち。 E-girlsさんの『STRAWBERRY サディスティック』を歌う。可愛くて格好良い振付(桜木先生振付)

純子(苺美瑠狂の総長、コブラに思いを寄せるが恋愛が苦手)…天彩峰里

明日香(副総長、総長の純子を慕っている)…花宮沙羅

【長身コンビ・ツインタワー】
押上(スカイツリー)…夢風咲也花
(東京タワー)…愛未サラ

ナミ有愛きい
スズコ朝木陽彩
ルル楓姫るる
アベ美星帆那

いろんな人生模様が色濃くあつく描かれているそうです。

「LDH JAPA」と「宝塚歌劇団」による強固なコラボレーションを通して、
「究極の男役」を体現するトップスター・真風涼帆と宙組による、
守るべき女性・守るべき街との間で葛藤する男たちの愛と闘いの物語
と解説にありました。

映像作品中のストーリーを回想する場面もあるので、「原作を理解して見る方が良い」と、真風さんは観劇前の「予習」をおススメされていました。

個性的なキャラクターが盛り沢山に出てくるので、ぼんやりでもキャラクターを覚えていた方が、ストーリーに惹きこまれやすいでしょうね。

「HiGH&LOW」の世界と宝塚がどのように融合して、どんな世界観を見せてくれるのか?楽しみです。
本日の観劇後に、また感想を書きますね。

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