留依蒔世くんの退団に大ショック!
こんにちは、くららです。
本日は花組の宝塚大劇場千秋楽と共に、宙組『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』の集合日でした。
花組の音くり寿ちゃんと飛龍つかさくんの退団が惜しまれる中、更に辞めて欲しくない方の退団に大ショックを受けました!

宙組の3拍子揃った実力者の留依蒔世くんの退団!

まだまだこれからの活躍が楽しみな方ばかりが、退団されていきますね。

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『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』退団者5名

留依 蒔世(97期)
希峰 かなた(99期)
琥南 まこと(100期)
惟吹 優羽(101期)
花城 さあや(101期)

2022年11月20日(宙組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団

退団予定の5名は全員 『カルト・ワイン』 に出演されていました。

最後の別箱公演が大千秋楽を迎えられないまま中止になってしまったまったことは、退団する方々にとっても本当に残念なことだったと思います。しかも映像が残っていないとは…

『カルト・ワイン』新編集のダイジェスト版放送

今日のタカラヅカニュースで、『カルト・ワイン』 の初日映像が、新しく編集されて放送されました。

予定通り7月7日に大千秋楽を迎えていたら、その千秋楽映像を流す予定だったのでしょう。しかし公演中止によってそれが出来なかったので、視聴者のために初日映像を編集しなおしてくださっていました。

最後のネタバレシーンもしっかり入っていました。

そして、チャポ役の留依君の映像が、何シーンもたっぷりありました。

元マラスで、現在は真面目なフレンドリーな実業家に見せかけて、実は裏社会に通じたワルであるという複雑なキャラクターを、愛嬌と貫禄と凄みのある演技で魅せてくれました。
この絶妙な役の頃合いは、留依君しか出来ないものであり、最高の当たり役だったと思います。

魅せる力がなければただの脇役で終わってしまうような役でも、留依君の腕にかかると味わい深い印象的な役になります。
そして何と言っても、低音の迫力ある抜群の歌唱力!

コロナ禍以降、別箱での活躍が特別印象的でした。
2020年8~9月、『FLYING SAPA』タオカ

2021年4月、『夢千鳥』紺野陽平/恩地孝四郎

2021年11~12月、『プロミセス、プロミセス』 カール(男性)/マージ(女性)

そして本公演では、2022年2~5月、『NEVER SAY GOODBYE』 ラ・パッショナリア(女性)の圧倒的な歌唱力と存在感!

本日の退団発表の瞬間まで思っていた疑問

WOWOW宝塚プルミエールの 花組特集では、『カルト・ワイン』 の初日の様々なシーンの映像が流れました。
その中には、オークショニアの風色日向くんの姿も複数入っていました。

しかしスカイステージの初日映像でも、本日再編集されていた映像でも、風色日向くんはほとんど映っていませんでした。

実際に舞台を観ると、桜木くん主演瑠風くんが2番手留依くんが3番手風色くんが4番手といった感じ。
オークショニア役の風色日向くんは、とっても推されています。
フィナーレでは、留依くんと風色くんが対称の位置だったように思いました。

でも「ナウオンステージ」には、留依くんは出演していましたが、風色くんは出演していませんでした。このことは、以前にこのブログにも書きました。

今日の新編集の映像にもほとんど風色くんの映像は無しで、「どうしてスカイステージで風色くんの映像は流れないの?」と朝から不思議に思っていました。

そして、本日留依くんの退団発表を知って、新進男役の風色くんと差をつけた扱いは、留依くんへの餞だったのかな?と思いました。

「なんで風色くんの扱いが悪いの?」と思っていましたが、5期下の風色くんには、まだまだこれから活躍の場がたくさんあります。

留依くんに『カルト・ワイン』で目立つスターとして、活躍して欲しかったのでしょう。本当にもっともっと活躍すべきスターさんでしたから。

映像についての思い

スカイステージでも、WOWOWの「プルミエール」でも、初日映像が流れます。
初日には1台しかカメラが設置されないと思うので、どちらも同じカメラで撮影したものだと思いますが、WOWOWの「プルミエール」の方が毎回視聴者の「観たい」にこたえるシーンを沢山流してくれます。またWOWOWは映像が綺麗です。

今回の『カルト・ワイン』についても、本日タカラヅカニュースで再編集されていたものより、やはりWOWOWの「プルミエール」で放送されたものの方が情報量が多く、「観たい」シーンを流してくれていました。

WOWOWが選りすぐりの「観たい」シーンを流せるということは、はじめから終わりまでの全てが完璧に収録されていないにしても、ある程度のシーンが収録されているのでは?と思います。

『カルト・ワイン』は、面白さが詰まった久々の宝塚の大ヒット作品だったと思います。
収録予定の千秋楽公演が中止になってしまったので、映像化を希望出来ないことはわかっているのですが、留依くんの退団を知ると、今後再演されたとしても、もう出演されることはありません。

余計に、収録されている部分をつなぎながらでも、なんとか映像として、販売なりスカイステージで見せて下さったり出来ないものか?と、身勝手な思いが湧いてきてしまいます。

私と同じように、退団発表によって残念さが増した方は多いのでは?

何とかならないとわかっていても、時に何とかなることもあるので、勝手な希望を書かせていただきました。

留依くんの宝塚人生について

97期首席入団で、初舞台生ロケットでも最後に目立っていて、「初詣ポスター」モデルも。

華々しいタカラジェンヌとしてのデビューを飾られました。

2015年、研5の『王家に捧ぐ歌』新人公演では、専科の箙かおるさんのファラオ役を見事に演じて、圧巻の歌唱力で高評価を得ました。

しかしその直後、ケガで半年あまり休演(2015年、バウ「相続人の肖像」、2016年「Shakespeare/HOT EYES!!」全日程休演)研5の最終試験は、怪我のため受けれず、最終成績は最下位になってしまいました。

復帰後2016年6月、バウ『Bow Singing Workshop~宙~』で圧倒的な歌唱力を披露して客席を魅了してくれました。(『トゥーランドット』から「誰も寝てはならぬ」と『ロミオとジュリエット』から「僕は怖い」、つい先日スカイステージで再放送されていました)

『エリザベート 』新人公演では、フランツ (本役 : 真風涼帆)。歌えるフランツとして大絶賛されました。この宙組の新人公演(トート:瑠風、エリザベート:星風、ルキーニ:和希)は高評価でした。

2017年、「王妃の館」で、北白川右京(本役:朝夏まなと)、新人公演初主演
『神々の土地』新人公演では、ラスプーチン(本役:愛月ひかる)、新人公演卒業。

2019年「オーシャンズ11」では、ハリウッドのMCマイク役で、数あるナンバーを素敵に聞かせてくれました。

歌唱力に定評がありますが、入団前はバレリーナを目指してバレエ留学のためにバレエコンクールに沢山出ていたほどのバレエダンサーだったそうです。ダンスもキレキレでお得意。そしてお芝居も。

スカイステージ番組で芸達者ぶりを披露
Brilliant Dreams「和希そら」~personal~
ダンスが大好きな和希そら君と共にキレキレのダンスを披露。

Brilliant Dreams + NEXT 桜木みなと最終回
桜木みなとくん、和希そらくん、穂稀せりくん、優希しおんと一緒に「本気でラップ!!」に挑戦。
留依蒔世くんのラップとダンスが抜群に上手でした。

しかし本当の路線スターでは無かった
新人公演の主演を経験すると、「舞台写真」「ポケットカレンダー」「ブックマーク」が発売されますが、98期生までの中では、留依蒔世くんだけ発売されていませんでした。
宙組では、1期下の瑠風輝くん、4期下の鷹翔千空くんは発売されています。

1期下の瑠風輝くんは、留依くんより先に2回新人公演の主演をしていて、その後も2回、合計4回主演をしていました。
2019年の「アクアヴィーテ」から、階段おりで瑠風君が留依君を抜いていました。

スター路線にのるには、や他の様々な要因があります。
とっても実力もセンスもあるのに、路線にのれなかったことは、本当に残念だったと思います。

『HiGH&LOW』配役について

苦邪組(クジャク)って何?

配役で、下記9名が苦邪組でした。
GEN(松風 輝) 、リン(留依 蒔世)、バイフー(小春乃 さよ)、SUZAKU(澄風 なぎ)、
KIDA( 春乃 さくら)、苦邪組七姉妹(彩妃 花)、ロン(真白 悠希)、苦邪組七姉妹(舞 こころ)、メイナンツー(ボーイ)(泉堂 成)

真風さんコブラの【山王連合会】
芹香さんROCKYの【White Rascals】
桜木さんスモーキーの【RUDE BOYS】
瑠風さん日向紀久の【達磨一家】
鷹翔さん村山良樹の【鬼邪高校】
の5勢力に追加して、【苦邪組】は宝塚のオリジナルのチームなのでしょうか?

そのリーダーが、留依くん演じるリンかもしれませんね。
大活躍して欲しいです!
迫力ある歌も聞かせて欲しいです!

今現在も5組の中で、宙組の組子の人数が一番少ないのに、さらに5人退団されて、一段と人数が少なくなってしまいます。
今後、人数調整の組替や異動もあるのでしょうか?人数は少ないですが、男役スターは詰まっています。

宙組から雪組に組替して大活躍している和希そらくん
「あーちゃん(留依蒔世)は、自分より歌もダンスも上手い」と話されていた記憶があります。
そらくんの謙遜も入っているでしょうが、2人は真の実力派だと思います。

和希そらくんも実力があっても、その実力に見合う活躍の場が与えられるようになったのは最近のことです。
留依蒔世くんも、実力がみとめられるようになりましたが、宝塚の枠にハマりきらない魅力にあふれています。

留依蒔世くんが卒業後どのようなご予定なのかわかりません。
出来ることなら、パワフルな歌唱力を武器として活躍していって欲しいと思います。

そして『HiGH&LOW』で素晴らしい爪痕を残してくださることを期待しています。

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