『うたかたの恋』いろいろ
こんにちは、くららです。
花組の来年の本公演の演目が発表されました。
やはり『ベルサイユのばら』では無かったですね。

2本立てで、『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT(アンシャントマン) -華麗なる香水(パルファン)-』

宝塚らしい夢夢しさがあふれる宝塚の王道とも言える『うたかたの恋』は、『ベルサイユのばら』的な要素も大いにあるように思います。

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今までの『うたかたの恋』について

柴田侑宏先生の作品です。

あらすじ

主人公は、『エリザベート』にも登場する、ルドルフ(フランツとシシィの息子)です。

愛の無い政略結婚やしきたりに縛られた日々に疲れ果てていた皇太子ルドルフは、劇場で男爵令嬢の少女マリーと偶然に出会い、激しい恋に落ち、2人は逢瀬を重ねていきます。
しかし、周囲の圧力から2人は別れざるを得ず、さらにフリードリヒ公爵の陰謀にルドルフは巻き込まれて追いつめられていき、マリーと悲しい結末を迎えます。

有名なセリフは「マリー、来週の月曜日、旅に出よう」

儚くも美しい究極の愛が描かれた作品です。
ミュージカル『エリザベート』と同じ時代なので、衣装や舞台装置など豪華で、さらに純愛が描かれているので「これぞ宝塚!」といえる作品です。

『うたかたの恋』のルドルフは柚香光くんの憧れの作品

『柚香光のファーストフォトブック』(2016年10月25日発行)での扮装写真は、『うたかたの恋』でした。

・ルドルフ……柚香光
・マリー ……舞空瞳

初舞台を終えて、花組に配属されたばかりの舞空瞳ちゃんが、かわいいピンクのドレス姿で、りりしい白い軍服姿のれいくんと一緒に写っていました。二人のお顔の距離はあまり近くありませんでした。

柚香:「『エリザベート』でルドルフを演じたので、ルドルフに惹かれ今でも大好きなので、違った視点で描いた『うたかたの恋』、名作の写真を撮らせていただきました。軍服は好きですね。襟の高い軍服だったのて着こなしと奥深さを学びました。」

樹里咲穂さんの番組に出た時も『うたかたの恋』のルドルフを演じたいと話されていたように記憶しています。
熱望していた思いが叶って本当に良かったですね。

ファーストフォトブックには、星風まどかちゃんとのショットも

当時宙組の研3生だった星風まどかちゃんと、お互い学生服に身を包んで、関西学院のキャンパスで仲の良い写真をいろいろと撮影していました。

研1で緊張しまくっている舞空瞳ちゃんとは、あまり打ち解けていない雰囲気でしたが、星風まどかちゃんとはとても親し気な雰囲気でお互い楽しそうでした。5年後に二人がトップコンビになるなんて、思ってもいなかったでしょうが、当時から気が合っていたのでしょうね。

舞空瞳ちゃんと言えば、昨年愛月ひかるさんのサヨナラショーで、大階段に板ついてマリー役で、ルドルフ役の愛月さんと、セリフを交わしデュエットしていましたね。
『うたかたの恋』のルドルフは愛月さんの憧れの役でした。

宝塚の典型的な白いイメージの貴公子的な「ザ・正統的な男役」なので、『うたかたの恋』に憧れている男役さんは多いでしょうね。

この作品は、ビジュアル満点で貴公子然としている柚香光くんと、あどけない可憐さがある星風まどかちゃんのためにあるような作品だと思います。

ルドルフとマリーのイチャイチャと仲の良い微笑ましいシーンも沢山あります。そのあたりも、距離の近い二人の魅せ場かも。

今までの『うたかたの恋』について

1983年初演
初演は1983年、麻実れい・遥くららコンビで、宝塚大劇場、東京宝塚劇場で上演されました。
その翌年中日劇場で。

1993年再演
そしてその10年後、紫苑ゆう・白城あやかコンビで上演される予定だった所、紫苑さんの怪我のため、宝塚大劇場は麻路さきさんが代役で出演され、東京は紫苑さんでした。

『うたかたの恋』は紫苑さんの憧れの作品で熱望されての再演でしたが、お稽古中にアキレス腱を断裂されたため、宝塚大劇場公演は休演されたのです。半年後の東京公演で見事に復活されました。
その翌年全国ツアー。

≪麻実れい・遥くらら≫≪紫苑ゆう・白城あやか≫という、宝塚を代表するビジュアルコンビの代表作となっています。

それから幾度も再演されていますが、それらは本公演ではなく、全国ツアーや中日公演でした。
初演の雪組から40年ぶり、本公演は星組から30年ぶりに、花組によって『うたかたの恋』が大劇場で蘇ることになります。

全国ツアー、中日劇場公演

1999年月組全国ツアー
・ルドルフ 真琴つばさ
・マリー  檀れい

2000年宙組全国ツアー
・ルドルフ 和央ようか
・マリー  花總まり

2006年花組全国ツアー
・ルドルフ 春野寿美礼
・マリー  桜乃彩音

2013年宙組全国ツアー
・ルドルフ 凰稀かなめ
・マリー  桜乃彩音

2018年星組中日劇場
・ルドルフ 紅ゆずる
・マリー  綺咲愛里

小柳先生による新演出

花組の2023年版『うたかたの恋』の特徴は、小柳奈穂子先生による新演出です。

1985年の麻実れいさん主演『はばたけ黄金の翼よ』が、2019年に小柳先生の新演出によって、全国ツアーで上演されました。かなり変更されて面白い作品にリメイクされていました。

昨年は、谷貴矢先生による新演出の『ダル・レークの恋』も、とてもわかりやすくリメイクされていて面白かったです。

やはり時代と共に、作品はリメイクされることが良いと思います。

大劇場で上演されるとなると、大階段が使え、舞台装置も豪華になり、輪っかのドレスの出演者もたくさん舞台の上に乗れるので、華やかで豪華な宝塚らしいものになると思います。
宝塚大劇場のお正月公演にふさわしいでしょう。

どんな新しい演出となり、豪華な舞台になるのかも楽しみです。

難点は登場人物がとても少ない

主な登場人物
・ルドルフ ……オーストリア皇太子。
・マリー  ……男爵令嬢。ルドルフに憧れを抱く少女。

・ジャン(2番手)  ……ルドルフの従兄弟で親友。自由主義者。
・ミリー(娘役2)  ……ジャンの身分違いの恋人

フリードリヒ公爵……官房長官

ヨゼフ皇帝 ……ルドルフの父。
エリザベート皇后……ルドルフの母。
ステファニー……ルドルフの妃。

特に路線男役さんの役が少ないです。
小柳先生が、新しい役をつくられるとしても、あまり役を増やすと、ルドルフとマリーの魅せ場が減ってしまいます。このあたり難しいところでしょう。

2018年星組 2013年宙組 2006年花組
ジャン 七海ひろき 朝夏まなと 彩吹真央
ミリー 音波みのり すみれ乃麗 桜一花
官房長官 凪七瑠海 緒月遠麻 眉月凰
ヨゼフ皇帝 十碧れいや 悠未ひろ 夏美よう
皇后 万里柚美 美穂圭子 梨花ますみ
ステファニー 星蘭ひとみ 伶美うらら 舞城のどか

現在の花組では、どういう配役になるでしょうか?
ジャンが男役2番手、ミリーが娘役2?
官房長官が、ジャンの次?

ヨゼフ皇帝は、別格的な役ですが、役が少ないので最近は路線男役さんになる傾向にあります。

ショーについて

2本立てなので、お芝居で役が少ない分、ショーで皆が活躍するのでしょう。
『ENCHANTEMENT(アンシャントマン) -華麗なる香水(パルファン)-』は、香水をテーマの荘厳華麗なレヴュー作品とのこと。
魔法のような時間を展開してくれるとのこと。

それにしても野口幸作先生は、働きすぎです。
6月は、宙組『FLY WITH ME(フライ ウィズ ミー)』。
7月8月は、雪組『ODYSSEY(オデッセイ)-The Age of Discovery-』。
8月~11月は宙組『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』。
そして来年の花組のこのショー。

どうかお体を大切にしていただきたいです。

野口先生と言うと、芸名の語呂合わせがお好きです。
花組の香水レビューは、柚光、美舞斗から命名されたのかな?
それとも偶然?

落ち着かないコロナ禍なので、人事は安定志向のように感じているので、タイトルに芸名の文字が入ったからといって、トップスターたちの進退に関係ないと思いますが、ちょっと気になりました。

スターが新陳代謝していくのも宝塚の宿命なので、いつかは退団されてしまうことは、頭の片隅においておかなければなりません。

20212022年になったばかりの感覚で過ごしていたら、もうはや来年の演目が発表されています。
宝塚を追いながら過ごしていたら、時間の経過が本当にはやいですね。

星組は、宝塚大劇場の千秋楽を無事に迎えられそうで、良かったです。
5月30日 午後1時~星組千秋楽ライブ配信 dTVでは1000円引きで視聴可能
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花組『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』『Fashionable Empire』も、来週の土曜日に幕があきます。
今度こそ、東西で完走することができますように。

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