『夢介千両みやげ』『Sensational!』雑感
こんにちは、くららです。
昨日は雪組『夢介千両みやげ』『Sensational!』のSTACIAカード公演に行ってきました。
STACIAカードでたまるSポイントでチケットとお得に引き換えできるので、0円で観劇できました。

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STACIAカード公演について

チケット交換ポイント
S席 7,300ポイント(1500円引き)
A席 4,500ポイント(1000円引き)
B席 2,500ポイント(1000円引き)
Sポイントとは
阪急阪神グループ施設などで「たまる」「つかえる」ポイントです。宝塚友の会カードでも、お馴染みのポイントです。

コロナ禍前は、「STACIAカード貸切公演」と銘打って、劇場入口には看板があり、座席は抽選でいつも長蛇の列が出来、改札口で公演クリアファイル(ポスターが印刷されたもの)がいただけました。

STACIAのアドリブが入ったり、トップスターの挨拶があったり、抽選があったりと貸切公演ならではの楽しみも沢山あったので、私は毎年「STACIAカード貸切公演」を楽しみにして、Sポイントを必死に貯めていました。

しかし今年は通常公演の中に組み込まれていて、チケットも抽選では無く、事前に公演クリアファイル共に送られてきていました。
いつものおまつり的な貸切公演だと思って行ったら、一般公演だったので、拍子抜けしてしまいましたが、コロナ禍なので仕方ないですね。

月組の暁千星くんが観劇されていました。そのことは嬉しかったです。「STACIAカード貸切公演」だったら観劇されていませんものね。

花の道のさくら

『夢介千両みやげ』『Sensational!』の初日は、まだつぼみだった桜が、昨日は大分散っていました。
花の道桜1
花の道の桜2
今年は雪組公演に足繁く通ったので、花の道の桜のつぼみから散るまで、たっぷりと楽しめました。

雪組公演が始まって、私はいったい何回通っているのだろう?とちょっと恥ずかしくなりますが、この間スマホにおさめられていた「花の道」の写真を並べて見ました。
花の道の桜
初日の19日は雨だったので、翌日の20日に撮影しています。

桜の花のいのちは本当に短いです。

彩風咲奈の雄味(おすみ)が魅力BY望海風斗

「LOCK ON!−スター徹底検証「彩風咲奈」」が放送されました。
その中で望海風斗さん

「ちょっとSっ気のある所ですね。あんな可愛らしいお顔立ちとタカラジェンヌの良いスタイルを持ち、本当に立っているだけで王子様のようなのに、なんかちょっと雄味を出してくるところが魅力だと思いますし、それを使ってくるところが憎いな、トップ様だなと」

望海さんのおっしゃることに、その通り!と思いました。
今回のショーでは、咲ちゃんからは雄味と言いますか、オレ様感、亭主関白感、暴力亭主感がいろいろと出ています。
(お芝居ではひたすら優しい夢介ですが)

ダンスの時に、突き放したり、手を強めに引っ張ったり、いろいろとオレ様的。

しかしそれだけで終わらず、その後抱きしめたり、腰に手をまわしたり、キスをしたりで、回収されるので、そのあらあらしさも雄雄しくて「素敵~」となります。

フィナーレのデュエットダンスで、特にその特徴が出ています。
これも大人なコンビの咲・希和コンビの売りでしょう。

あらあらしく雄雄しく振舞っても、やさしさを感じられるのが、咲ちゃんの魅力でもあります。

岡っ引き走介の華世京くん

研3になったばかりの106期の華世京くんには、配役の発表では役がついていませんでした。
しかし初日を観劇すると、岡っ引きの走介役でした。これがかなり比重の重い役。

南町奉行所の老同の忠兵衛(桜路薫)と2人で銀橋を渡ったり、
彩風さんをはじめ一同が会する取り調べ室では、華世くんのソロから歌が始まったり、
その他にもチョコチョコ出番があります。
わざわざ「走介!」と名前を呼ばれるところもあり、観客に売りだし中なことがわかります。

彩風・朝美・和希・縣・綾・諏訪 の次くらいに位置している感じ。
研3早々にして雪組男役7番手と言っても良いでしょうか?

初日から堂々と先輩たちと渡り合う演技をしていました。
もうこれにはビックリしました。

あまりに役にハマっていて堂々としているので、「本当に新人の華世京くん?」と何度もお顔を見直したほどでした。
お顔が濃くて目がイキイキしているので、お顔を見ればはっきり「華世京くん」と判別します。
こんなにハッキリしたお顔立ちでイキイキしているのは、鳳蘭さん以来かな。

それが昨日、私には華世京くんの演技の様子が違ってみえました。(私の勝手な先入観かもしれません)
落ち着きがなく、動作が多いのです。
コメディなのでそういう役づくりをしている、と言えばそうなのですが。

私の勝手な想像を書かせていただきます。
華世くんは新人公演で朝美絢さんが演じている総太郎を演じます。

総太郎は、「なんせこの顔、この器量、モテてモテてしょうがない」という下衆な“チャラ男”で、絶えずチャラチャラと身体を動かしている落ち着きのない男。

4月12日が新人公演なので、あれこれ模索しながら総太郎の役づくりをしていて、それが本公演の走介に透けて見えたのかな、と勝手に感じました。あえて走介の役づくりも変えてみたのかもしれません。

華世京くんには、初舞台の時から今まで、与えられてシーンや役を見事にこなして「スゴイ!」と感動し、非の打ち所のないスーパー新人という印象を持ち続けてきました。

しかし華世京くんも、スーパーマンではなく、試行錯誤しながら頑張っていて人の子だなと感じました。(あくまでも私の勝手に感じた感想です)

『夢介千両みやげ』の中で、総太郎役が一番難しいと思います。女好きで自分勝手な下衆男ですが、憎めない可愛い男性として見せなければなりません。朝美絢さんはとっても巧みに演じられています。

華世京くんにとってその総太郎を演じることは、大きなチャレンジだと思いますが、頑張って欲しいなと思います。

その他にも配役発表にはなかった、三太(和希そら)の妹のお鶴(花束ゆめ、103期)と弟の亀吉(莉奈くるみ、103期)役が個性的で印象的な役です。

配役発表になかったので、当然新人公演の役も決まっていません。
岡っ引きの走介役、お鶴、亀吉を誰が演じるのか興味があります。

新人公演のヒロインを演じている音彩唯ちゃんに役がついていないので、その役かもしれませんね。

100期以降に活躍の場が増えている!

筆頭は縣千くん!とにかく活躍しています。
そしてそれに続くのは華世京くん。

他にも注目するようになった若手さんがいっぱいです。

花束ゆめちゃん
103期の首席入団の花束ゆめちゃんは、今まであまり役に恵まれていませんでしたが、今回はお芝居でもショーでも目を惹く活躍をしています。

お芝居では三太(和希そら)の妹お鶴という女の子役。
セリフは全部ナレーション風の丁寧な言葉遣いで、笑いを誘っています。滑舌と間がとても良い。

ダンスも「プラズマとオーロラ」シーンのプラズマをはじめ、目立つ所で踊られていて、頭身バランスが良くて綺麗。

新人公演では、野々花ひまりちゃんが演じている、伊勢屋の女中のお松役です。
これからの活躍が楽しみです。

100期の4人
お芝居の悪党の中で、一人だけクールでシュッとしたイケメンの浪人を演じている星加梨杏さんの格好良さが、日々増しているように感じます。
ショーのフィナーレでも、夢白あやちゃんが銀橋を渡っている下手に星加さんが格好良く登場してきて歌った後、上手から眞ノ宮るいくん希良々うみちゃん羽織夕夏ちゃんと合流して、4人が銀橋で歌い踊ります。

この4人はフィナーレの階段おりでも、4人が並んで降りてきて、雪組の手堅い中堅さんと印象づけてくれます。

夢白あやちゃんが、「心中・恋の大和路」のヒロイン梅川を演じることに決まってから、和希そらくんとの仲の良さもさらに増していたように感じました。
そらくんは、初日があけて「和物化粧」がさらにキリリと男前になってきています。
ふたりで今から「心中・恋の大和路」に備えて、準備を進めていることでしょう。

雪組新人公演は4月12日です。
他の期になる新人さんたちについては、その時に詳しく書きたいと思います。

今度の週は「新人公演の週」で、東京で『NEVER SAY GOODBYE』の新人公演が4月14日午後6時半から上演されます。
宝塚で上演できないまま、東京の新人公演がライブ配信されるので、出演者たちは二重のドキドキだと思います。どうか素晴らしい新人公演になりますように。

先日dTVのライブ配信の割引についてお知らせしました。
dTV配信
新人公演も1000円引きのクーポンを使って1500円で購入できました。
先週の土曜日に初めて『冬霞の巴里』を見た時は、配信中に動画が止まった時がありましたが、日曜日に『TOP HAT』を見た時は、1度も止まることがありませんでした。

この1000円のクーポン割引きは、いつまで継続されていくのかわかりませんが、現時点ではおトクだと思うので、おススメです。
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宝塚の公演が予定通り、新人公演も含めて無事に上演できますように。

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