こんにちは、くららです。
先日息子が彼女と一緒に雪組宝塚大劇場『夢介千両みやげ』と『Sensational!』を観劇しました。
感想がLINEに送られてきて、その後電話でいろいろと話をしました。
新鮮で面白い感想が聞けたので、ご紹介します。
率直な意見を言う子なので、今回の記事はマイルドではありません。ご了承ください。
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息子と宝塚歴
息子とは、約2年半ぐらい前から一緒に住んでいません。
それまでは「宝塚大ファン」の私が終始スカイステージの番組をつけていて、息子との会話にも宝塚のことをはさむので、宝塚についての知識はそれなりに身についていたと思います。
テレビや雑誌に宝塚の人が出ていると、「出てるで」と教えてくれていました。
宝塚の話をすると私の機嫌が良くなるので、駅や電車で宝塚のポスターを見ると、「今度はこんなんだった」等と宝塚についての会話が弾んでいました。
自分はさほど興味は無いけれど、母親が喜ぶので合わせてあげるている、という感じ。
息子の初観劇は、2016年の雪組の『るろうに剣心』(1本もの)。
アニメの大ファンだったので興味をもったようでした。
宝塚版を観劇して満足して帰ってきましたが、原作ファンとしては、望海風斗さんが演じられた宝塚版でのオリジナルキャラクター加納惣三郎の存在がちょっとゆるせないようでした。その点だけは文句を言っていました。
身体能力抜群の早霧せいなさんの剣心は、とても気に入ったようでした。
でも、続けて宝塚の作品を観たいとは思わなかったようです。
2019年の中頃より、「彼女が宝塚をまだ見たことがなくて、観たいと言っている」と言うようになりました。
その頃は紅ゆずるさん、明日海りおさんと退団公演が続いていた時期だったのでチケットが取れず、そうこうしているうちにコロナ禍になってしまいました。
でやっと一昨年の12月に宝塚大劇場で『アナスタシア』を観劇しました。
豪華で華やかな舞台に感激したようで、「また観たい」と言っていましたが、『ロミオとジュリエット』はチケットが取れず、その後もコロナ禍もあってなかなか観劇が実現しませんでした。
それで、『夢介千両みやげ』と『Sensational!』の初日を私が観劇して、面白かったので、息子たちも楽しめるだろうと勧めて雪組公演を観劇しました。
初日があいてからでも、土日のチケットが買える状況は、こういう場合有難かったです。
息子の感想
雪組公演観劇後に息子からLINEが送られてきた内容をピックアップしました。
私も返信していますが、それは省きました。またLINEの順番も、編集しやすいように変えています。
『夢介千両みやげ』について
良かった。個人的には前みたアナスタシアより面白かった
「個人的には」という形容詞がついているのは、彼女は『アナスタシア』が良かったということなのかな?と勝手に解釈。女性には豪華なドレスの世界の方が馴染みやすいでしょう。
夢介千両みやげは戦後まも無い時代の小説なんやな。かなり古いけど、戦後の時代の小説は今コロナとか大変な現代にも合うんかもな。
『夢介千両みやげ』のほのぼのとした温かさが、若い年代の息子にも十分伝わったようです。
混沌とした今の時代に、明るいほっこりとした気持ちになれるのも貴重です。
『Sensational!』について
和希そらって、アッシュっぽい金髪の人?最後の階段で、小さい片方だけの羽付けてた人やんな?
ダンスがキレキレやった。スゴイ目立ってた。和希そらが今後売れそうっていうのはよく分かった。
岡山出身の和希そらくんが組替して頑張っているから見て、と事前に伝えていました。
そらくんの勢いは、息子にも感じとれたようです。
二番手の人は顔は1番かっこよかった。着物の方が似合うな
朝美絢くんのことは何も伝えていませんでしたが、「顔は1番かっこよかった」と初見でもしっかりわかったようです。
そして着物の方が似合っていたというのは、頭身バランスのことでしょう。
息子は服飾関係の仕事をしていたので、そういう感覚は鋭いです。
でも和希そらは大きなかつらつけて、変な格好させられてかわいそやった
スリの三太のそらくんは、頭にボリュームがあり過ぎて、5頭身ぐらいで体が小さく見えて、息子の言うように格好良いとは正反対です。
ファン心理で、なんとか格好良いと思おうとしていましたが、客観的に見るとやはりそうなのかと思いました。
キャラ設定とは言え、初見の息子が「格好悪くてかわいそ」と思うようないでたちを、路線男役さんにさせないで欲しいと思います。
トップの人はめちゃくちゃスタイルいいな
彩風咲奈さんの卓越したスタイルの良さには、誰でも度肝をぬかれるようです。
お芝居で、草履に股引の股旅姿でも脚が長くて格好良いのですから。
ショーでは今回特に衣装がお洒落なので、スタイルの良さが抜群にいかされています。
ここからは、辛口の話になります。
息子はとっても面食いです。そういう好みも反映しているでしょう。
トップの娘役はあんまり歌上手く無いな。綺麗でもないし。スタイルも
並んだら、綺麗な人や華やかな人はいっぱいいるのに
トップ娘役については、舞台とスチール等を見ただけで、学年とか他の情報は全く知らなかったと思います。
コロナ禍で上級生の娘役がトップ娘役に就任するようになったことを伝えました。すると
色々難しいんやな。夢がみれないな
男役さんにも娘役さんにも旬があります。
男役さんは「男役10年」と言われるように、外見の旬より「男役道」の旬が重視されています。
しかし娘役さんは、コロナ禍前までは、外見の旬が重視されていました。
可憐で華や実力がある若手娘役さんがトップ娘役に抜擢されるのが通常でした。
娘役にも鬘や髪型やアクセサリーや所作などの「娘役道」とも言えるものがあります。上級生の娘役さんたちは、そのあたりがやはり素晴らしいです。
娘役さんも男役さんにならって「娘役道」を重視する傾向になっていくのでしょうか?息子のように「夢がみれないな」と思う観客も多いような。
阪急電車や駅でいつもポスターを目にしている息子は
月組の『今夜ロマンス劇場で』にも興味をもち、観たいと言っていましたが、全然チケットが手配できませんでした。
そのポスターの話になった時に
綾瀬はるかのドレスの人、可愛くない
面食いの息子には、上級生の海乃美月ちゃんも可愛くうつらなかったようです。
敢えてご批判を受けることを覚悟で書くならば、私も上級生のトップ娘役さんより、若手のトップ娘役さんの方が好きです。
宝塚では歌唱力が重視されるようになってきました。100期以降の娘役さんたちの中には、歌が上手で娘役として容姿も実力も揃っている人たちがたくさん頭角をあらわしてきています。
娘役さんの豊作時代が到来していると思いますが、まだまだ上級生娘役さんを重視していくのでしょうか?
息子とポスター
以前に『めぐり会いは再び』のポスターが巷に貼られるようになって、『夢介千両みやげ』よりそちらに興味をもったことを書きました。
先日宝塚大劇場に行った時は、入口に『夢介千両みやげ』と『めぐり会いは再び』のポスターに加えて、『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』が横並びにはってあったそうです。
3枚の中で、『巡礼の年』と一緒にカメラに収めている人が一番多かったと言っていました。
なんだか人気そうだったと。
『巡礼の年』に息子も興味をもったようです。
柚香光くんの役になりきった美しさが際立つ花組のポスターの完成度は高いので、ポスター戦線では、やはり花組が優位のようです。
公式ニュースに、残念なことにスタッフの感染のお知らせがありました。
感染力強い「XE」ウイルスが国内でも次々と確認されているようです。
厳しい状況がまたやってくるかもしれませんが、生徒さんたちが感染されませんように。
宝塚の公演が無事に予定通り上演されていきますように。
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