こんにちは、くららです。
前回『HiGH＆LOW』に息子は興味を持つかも？と書きました。
ちょうどブログを書いた後に電話があったので
「今度宝塚で『HiGH＆LOW』があるけど、見に行きたい？」と聞いて見ました。
「三代目とかやろう？そっち方面は全然興味ない」とのこと。
LDHはとっても知名度がありますが、『HiGH＆LOW』が若い世代みんなに人気があるわけでは無いようです。私も宝塚で上演されるという話があるまで、あまり知りませんでした。
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雪組公演の別箱振り分けについて
火曜日の遅い時間に雪組別箱公演の振り分けと主な配役が公表されました。
『オデッセイ』の主な配役３人は、１月の国際フォーラム公演と同じです。わかっていましたね。
気になっていたのは、和希そらくんくん主演『心中・恋の大和路』のヒロインと２番手の八右衛門。
| 亀屋忠兵衛……和希そら 遊女梅川……夢白あや 八右衛門……凪七瑠海 |
夢白あやちゃんについて
ヒロインは夢白あやちゃんでした。
現在上演中の『夢介千両みやげ』『Sensational!』では、そら君とあやちゃんはお芝居もショーも２人で組んで、仲睦まじいシーンがいろいろあります。
その光景を見て『心中』で組むだろうなと思っていたので、「やっぱり」と頷きました。
研１の時に『神々の土地』でヒロイン級の伶美うららさんの役を演じて以来、新人公演ヒロイン２回。
バウホールヒロイン２回。(『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』)
どちらも波線上でポスターにも主演者と同サイズで掲載されていました。
そして今回東上主演の波線上とくると、最有力のトップ娘役候補と言ってもよいでしょう。
そして和希そら・夢白あや・凪七瑠海、３人とも宙組出身者です。
凪七さんは、2013年1月29日付で月組へ組替えしていて、夢白さんは2017年5月30日付で組配属になったので、一緒に宙組で過ごした時期はありません。
そらくんは2010年に宙組配属なので、約２年半宙組で一緒に過ごしています。
凪七瑠海さんについて
凪七瑠海さんが雪組の別箱に出演されるとは思っていなかったので、「そうきたか！」という感じでした。
昨年の４月～７月の花組『アウグストゥス-尊厳ある者-』『Cool Beast!!』に出演されてから、１年ぶりの登板です
この作品の出来は主演とヒロインの演技にかかっていますが、ラストに２人の雪路を見送る「この世にただひとつ」の絶唱によるところも大きいです。
前回の雪組バージョンから、八右衛門がこのソロを歌っています。それ以前は与平でした。
主な配役に八右衛門が入っていたことからも、前回と同様に八右衛門を演じる凪七さんが歌われると思います。
かちゃさんの歌唱力は進化し続けているので、魂に響く歌声を披露してくれると思います。
前回の雪組では未涼亜希さんが八右衛門は演じられました。
未涼さんは新人公演の主演２回、バウホール主演１回、東上公演主演１回の経験値のある男役さんです。主演の壮さんの２期下でした。
八右衛門のこの作品における存在感は先に書いたようにとても大きいので、専科の凪七さんが特別出演されるのは、なるほどだと思いました。諏訪さきさんは歌がお上手ですが、学年と経験値的にまだ任では無いのでしょう。
他の出演者の方々からも、作品の質を追求されている印象をもちました。
汝鳥伶さんと悠真倫さんについて
専科の汝鳥伶さんと悠真倫さんも特別出演されます。
汝鳥さんは８年前と同じ、忠兵衛の父親の孫右衛門を演じられるのでしょう。
悠真さんは８年前に五峰亜季さんが演じたご隠居の妙閑役だと思います。女役ですが悠真さんによって味わい深い面白い役になると思います。
8年前の雪組では、早霧せいなさん率いる全国ツアー『ベルサイユのばら』と共にこの作品が上演されました。
月城かなとさん、永久輝せあさん、有沙瞳さんをはじめ、新公学年の有望若手さんが抜擢されて活躍していました。
８年前に続いて今回２回目の出演は、愛すみれさん、妃華ゆきのさんの２人だけでした。
二つに分かれているのもありますが、「８年経つとメンバーはこんなに変わるのだ！」と驚きました。
先にあげた、月城さんも永久輝さんも有沙さんも組替して雪組にはいらっしゃいません。
８年前に「心中」に出演していて、今『オデッセイ』組なのは、透真かずきさん、久城あすさん、杏野このみさん、叶ゆうりさんの４人です。
日本物がお得意な方々だと思いますが、そういう理由で振り分けはされていないようです。
そして二つの振り分けに、奏乃はると組長さんのお名前がありませんでした。
8年前の雪組の配役と今回の予想
| 約名 | 2022年雪組 | 2014年雪組 |
| 亀屋忠兵衛 | 和希そら | 壮一帆 |
| 遊女 梅川 | 夢白あや | 愛加あゆ |
| 八右衛門 | 凪七瑠海 | 未涼亜希 |
| 手代・与平 | 新進若手男役 | 月城かなと |
| 番頭＆忠三郎 | 諏訪さき？ | 帆風成海 |
| 宿衆・藤屋（古手買） | 真那春人？ | 香綾しずる |
| かもん太夫(幸福な結婚) | 愛すみれ、妃華ゆきの？ | 大湖せしる |
月城かなとくんが演じた手代の与平は、新進若手男役さんの役だと思います。歌のソロもあります。
壮海はるま(102期)くんでしょうか？一禾あお(103期)くん？
蒼波黎也(104期)くん、紀城ゆりや(105期)くん、霧乃あさと(106期)もいます。
107期の男役は、風立にきくん。別箱初出演。
娘役では、今度新人公演のヒロインをつとめる華純沙那(106期)ちゃんがいます。
８年前は、有紗瞳ちゃんが「女の子」で、綺麗なソロ歌唱を披露していました。研2から研3の間でした。歌も得意な沙那ちゃんが抜擢されるかな？と思っています。
『夢介千両みやげ』で三太の弟役を好演している莉奈くるみ(103期)ちゃんも活躍されそう。女中役かな？
107期の娘役は、瑞季せれなちゃんが別箱初出演です。
丁稚や遊女、女中など役が多いので、若手さんの活躍も楽しみです。
『オデッセイ』について
1月のバウホール組から、『オデッセイ』に出演するのは、縣千くん！
やはり『オデッセイ』でしたね。
和希そらくんと綾凰華くんが抜ける穴を縣くんが埋めてくれるのでしょう。
そしてダンサーの眞ノ宮るい君。
可愛い麻花すわんちゃん。
新人公演ヒロイン経験があって、歌もダンスもお芝居も３拍子そろった音彩唯ちゃんたち。
女装祭りはどうなる？
1月の『オデッセイ』の公演プログラムを見て、まず驚いたのは
「マーメイドの美女S…彩風咲奈」！
お蔵入りせず見れることを期待しています。
そして公演の事前情報から流れていた女装情報は
・和希そらくんのカルメン。
・綾凰華くんの中国の美女。
・華世京くん(106期)の囚われた王女。
華世京くんは『オデッセイ』にそのまま出演するので、囚われた王女は変わりないでしょう。
和希そらくんが演じるはずだったカルメンは誰？
綾凰華くんの中国の美女も。
ここに縣千くんが入ることもあるのかも？と思います。
ちなみに「カルメン」の曲メドレーは下記配役のようです。
・ドン・ホセ……彩風咲奈
・カルメン……和希そら
・エスカミーリョ……綾凰華
・ミカエラ……野々花 ひまり
綾凰華くんのエスカミーリョの所に縣くんが入るのかもしれません。
そして「中国の美女」が縣くんのような気がします。
「リオの女(歌手)…久城あす」という表記もありました。
久城さんは「心中」の方に出演されるとばかり思っていましたが、リオの女のために、「心中」組にならなかったのかも？
「雪祭男子＝Snow Festival Boys」は？
男役11名のアイドルたちが、東京人力車“天下御免の伊達男“を歌い踊るとのことでした。
11名のメンバーは、朝美殉、和希そら、叶ゆうり、綾凰華、諏訪さき、星加梨杏、日和春磨、聖海由侑、絢斗しおん、紀城ゆりや、華世京。
オレンジ色の４名が抜けます。縣千くん、眞ノ宮るい君は入るでしょうか。
美穂圭子さんのハードスケジュールからみえること
美穂圭子さんは星組の本公演に出演のため、7月29日から出演されるようです。
幕開きから海の女神ティティスとして出演されて、歌を披露されることになっていました。
７月21日が初日なので、前半１週間は歌が得意な有栖妃華ちゃんが担当されるのでしょうか。
７月24日が美穂さんが出演されている星組東京公演の千秋楽です。
『オデッセイ』は25日の休演日の後、26日に1日だけ公演をして、27日と28日が休演日になっていました。
この２日間で美穂さんが加わって、多分舞台稽古をされるのでしょう。
美穂さんのハードスケジュールからも、この２日間の休演日からも、無理やり公演の上演を決めてくださったことがわかります。
公演が中止になって、ファンの落胆が大きく、復活公演を熱望していたので、万難を排して公演上演に踏み切って下さったのでしょう。
美穂さんは、既に星組のお稽古に入っていらっしゃいます。
雪組の『オデッセイ』のお稽古の頃は、星組公演中です。
1月の上演のためにお稽古をされてから、この7月27日と28日まで雪組生たちと一緒にお稽古をする時が無いかもしれません。
ベテランの美穂さんだから何とかなるのでしょうが、イレギュラーな公演実施の影には、こうした大変な思いをされている方が沢山いらっしゃると思います。
ご多忙な時期と重なっている演出の野口先生もそうでしょう。
『オデッセイ』の復活上演が決まってから、「有難い」という思いが薄れていましたが、感謝しながら公演を見せていただかなければと思いました。
ハードスケジュールというと
今週のラジオ番組『ビバ！タカラジェンヌ』に和希そらくんが出演しました。
いろいろと興味深いお話を聞かせてくれました。
そらくんが宙組『プロミセス、プロミセス』に出演中に、雪組の『オデッセイ』のお稽古が始まりました。11月25日だったと思います。
『プロミセス、プロミセス』の東京の千秋楽は12月7日でした。
雪組のお稽古に参加できたのは、お稽古開始後２週間以上経ってからでしょう。
小山:「お稽古の初日、『和希そらです』という感じで挨拶するわけ？」
和希:「いや、お稽古が『プロミセス、プロミセス』で東京に行った時から始まったので、振付とかドンドン進んでいって、その映像を送っていただいて、公演中の大休憩とか終演後に映像で振り起しをしてたんですよ。なので『プロミセス、プロミセス』が終わって雪組に合流させていただいた時には、ほぼ出来上がっていました。」
和希:「はじめてお稽古場に行った時に、わたしのソロの歌詞が『初めてのドキドキ』というので、本当にドキドキしながら咲さんと絡ませていただいた思い出があります」
そらくんの雪組お稽古デビューは、挨拶も出来ないまま、宙組の公演中に映像を見ながらひとりでお稽古するという、大変なハードな状況から始まったようです。
映像を見るだけで踊れるそらくんはスゴイです。
雪組公演の初日のアンコールの間、隣の綾凰華くんと和気あいあいと仲良さそうでした。
あやなちゃんとのことも話されていて、それを書きたいのですが、あまりにも長文になってしまったので、次にします。
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