「TOP HAT」事前情報と「ナウオン」
こんにちは、くららです。
昨日花組「TOP HAT」が無事に開幕しました。
本日の夜の部を観劇予定です。

予習のために、歌劇誌の座談会やタカラヅカニュースの事前情報と「ナウオン」情報をまとめてみました。

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「TOP HAT」事前情報

WEB記事によると、今回の花組versionは、齋藤吉正先生(脚本・演出)が、より映画のオリジナルに近づけたと仰ったそうです。
れいまど“ダンサーコンビ”に合わせて、ダンスシーンがより充実しているのかな?と妄想。

タップやダンス最高レベルの難しさ

初日をご覧になった方々から「れいくんのタップがすごい!」という声が多く上がっていました。
もう神ががかった領域のよう。
タップの群舞などに、クオリティの高い技が詰まっていて、目が釘付けになるそうです。

「ナウオンステージ」で柚香光くんが話されていましたが、本来ならこのタイプのダンスのお稽古は、数カ月など長期に渡るそうです。

しかし宝塚は1か月しかありません。必死にお稽古されたそう。
収録は初日前なので、まだれいくんにとっては、お稽古がし切れていない、納得できていない部分がいろいろあるようでした。

長期間かかるものを1か月でマスターできる集中力と実力は、本当にスゴイです。
そして初日は、プロの完璧な出来だったと思います。

星風まどかちゃんも3拍子揃った実力者です。
しかし「私には難しいところがあって」という言葉で、ダンスの難しい課題に悪戦苦闘されていることも話されていました。
まどかちゃんもれいくんと同じように、一生懸命お稽古されて、素晴らしいダンスシーンを魅せてくれることでしょう。

今から7年前、宙組の『TOP HAT』を観劇した時は、それまで本公演で見たことのないような「わあっ」と感激するダンスの見せ場が多くて感動したものでした。

『TOP HAT』は、朝夏まなとさん実咲凜音さんのプレお披露目公演でした。
実力派のお二人は楚々と踊っていたように見えましたが、その実れいまどコンビのように、お稽古に励まれて、素晴らしい舞台をみせてくれていたのだなと、今さらながらに思いました。

柚香光くん憧れのアステア

れいくんは初日のご挨拶で、下記のように話されたようです。
尊敬してやまないアステア様の名を汚さないよう、敬意と責任をもって努めていきたい

れいくんがフレッド・アステアを大尊敬されていることは有名です。

花組、芹香斗亜さん主演のバウ「フォーエバー・ガーシュイン」では、フレッド・アステアを演じていましたね。

歌劇の座談会と「ナウオン」で、アステア氏と自分の関係を熱く語られていました。
「フォーエバー・ガーシュイン」でアステアを演じることになって、学ぶために映像を見始めたそうです。
『TOP HAT』のアステアの「CHEEK TO CHEEK」を見て、自分が目指したい男性像はこういうことなんだ!と快哉を叫びたくなったぐらいに興奮したそうです。
雷がズドンと落ちた」と言う表現も使われていました。

男役に対してあまり知識を持たずに入団していたので、燕尾服を着て踊ること、娘役さんをエスコートすることなど、よくわからず、ぼあんとした思いを抱いていたそうです。

しかし『TOP HAT』のアステアを知ってから明確に。
燕尾服で踊るとはこういうこと、女性をエスコートして踊るとはこういうこと、いろんなことが、が~んとつかめるようになって、
『TOP HAT』のアステアとの出会いが、柚香光の男役人生のターニングポイントになったのですね。

「ダンスの神様」、エンターテイメント界のレジェンドの役をさせていただけるのは、この上ない夢のような思いだそうです。

柚香光くんのトッププレお披露目公演 『ダンスオリンピア』でも、れいくんの希望でアステア風のダンスシーンがありましたね。しかしそれはニュアンスで終わってしまいました。

今回の『TOP HAT』は、男役柚香光の夢の実現!
現在コロナ禍で海外ミュージカルの上演は控えられる傾向にありますが、柚果光くんの夢の実現には、そんなことはノープロブレムだったのでしょう。

そして花組の『TOP HAT』では、柚香フレッド・アステアが生き生きと踊っているようです。

「ナウオン」でもお稽古中の柚香光くんが段々とアステアに見えるようになってきたと話されていました。

「ダンスの神様」と称されるフレッド・アステアが、柚香光くんに乗り移ったかのような舞台になっているのでしょうね。

「宝塚のフレッド・アステア」というと大浦みずきさんのことを指します。
大浦さんは残念ながら2009年11月14日に逝去されました。

「第二の宝塚のフレッド・アステア」は、柚香光くんであることに間違いないと思います。

桜の季節の花組公演で、衣装はピンク仕様

有名なジェリーとデイルの「CHEEK TO CHEEK」の優雅なダンスシーンのドレスは、花組カラーのピンク色。ポスターのドレスです。
映画は白黒なので、ダンスに色がありませんが、ポスター撮影の時に、映画のままのピンクの豪華なダンスが用意されていて、柚香くんは大興奮だったそうです。
それを身に着けるまどかちゃんもとっても嬉しかったそう。

webで各新聞社の舞台写真を見ましたが、他の衣裳でもピンクがいろいろと採用されていました。
そして「ナウオン」に出演した時の柚香くんのスーツの色はピンクでした!

柚香光くん主演の花組『TOP HAT』は、ピンクを基調にしていて、7年前の宙組バージョンとちょっと違ったものになっているのでしょう。

ストーリーについて

単純な勘違いから始まるコメディです。
柚香くん演じるブロードウェイの人気スターのジェリーは、同じホテルに滞在しているファッションモデルのデイル(星風まどか)に一目ぼれします。デイルも彼に惹かれます。

しかし、友人マッジ(音くり寿)の夫であり、プロデューサーのホレス(水美舞斗)のホテル部屋に、ジェリーが泊まっていたことから、
デイルは、ジェリーが、友人マッジの夫のホレスと勘違いしてしまう。

ジェリーの想いを突っぱね、騒動が巻き起こっていきます。

単純な誤解とすれ違いが重なって巻き起こる騒動と混乱ですが、最後は誤解が解けてハッピー大団円!

悪人は一人もいないし、何と言ってもダンスと楽曲が素晴らしすぎる作品です。
今の暗めの時代には、素直に笑って「楽しかった♪」と帰れる作品が最適です。

忘れてはならないのが、帆純まひろ君のアルベルト役!
れいちゃんは、新人公演があったら、アルベルト役をやりたい言っていました。
チャレンジ役ですが、一皮むけてステップアップするチャンスです。

webの写真では、いかにもイタリア人といった感じでした。
あの大ナンバーは、どんな感じなのか?
観劇後に感想を書きたいと思います。

フィナーレがある

華雅りりかさん、帆純まひろさん、一之瀬航季さんの3人から。

水美舞斗さんと音くり寿さんの2人。
劇中、花組の名ダンサー水美舞斗さんが出演しているのに、ダンスはおあずけ状態なので、ここでダンサー魂が爆発だとか。

退団する2人のピックアップシーン
桜月のあさん礼哉りおんさんがこの公演で退団されます。
水美さんも一緒にみんなと餞で踊るそうです。

デュエットダンス
振りが大変で柚香さんに稽古してもらっていると、まどかちゃんが言っていました。
高度な技術なのかな?
チャレンジする2人の緊張感が好きなんだそうです。

初日の舞台あいさつで、航琉副組長より「奇跡の95期トリオ」と紹介されたそうです。
柚香光さん、水美舞斗さん、輝月ゆうまさん

専科から同期の輝月さんが特別出演していることをとても喜んでいらっしゃるよう。

柚香:「謎の安心感があって、前からずっと3人だったように思います。下級生の導き方も助けてもらっていて、そういう力があって、ずっといて欲しい」と、ナウオンで話されていました。

輝月さんが今回も素晴らしい活躍をされているようです。

ダラダラと書いていたら、出かける時間になってしまいました。
また観劇後に感想を書きますね。

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