花組大千秋楽配信と青薔薇
こんにちは、くららです。
花組『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT』東京千秋楽公演を配信で見ました。
4名(華雅りりかさん、春矢祐璃さん、都姫ここさん、花翔ひかりさん)のご卒業おめでとうございます。
そして花組生としての本公演が最後になる水美舞斗さんへの思いの詰まった公演でした。
(専科異動はディナーショーを終えての4月28日です。)

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柚香さん緞帳前のご挨拶

3回のカーテンコールの後、終演アナウンスが流れましたが、拍手が鳴りやまないので柚香さんが緞帳前に出てご挨拶をされました。

柚香「皆様本当に本当にありがとうございました。大げさでなくおひとりお一人に握手させていただきたいくらい感謝しております。このまんま肩組んで日比谷公園にお散歩行きたいぐらい、本当に皆様、どんな時もいつも応援してくださり、本当にありがとうございます。どうかこの心が皆様に伝わりますように。そしてこのメンバーで舞台をするのは最後になりますが、花組、宝塚はいつも一つでございますので、どうぞどうぞ皆様、これからも応援のほど、よろしくお願いいたします。お気をつけてお帰りください。さようなら。(投げキッス)」

心を込めて感謝を述べられる柚香さん。
いつもと違う一言は「宝塚はいつも一つ」。

その前のご挨拶では「専科へと活動の場を移す水美さん」と話されていました。
宝塚はいつも一つ」という言葉には、今後他の組での水美さんの活躍を思う気持ちが込められていたのだろうなと勝手に思いました。

今日はとても快晴で、東京では桜の開花が始まっているとか。
おめでたい元日に宝塚で初日の幕が上がり、日本人の一番好きな目出度い桜の季節に東京で千秋楽を迎えたこの公演。東京公演は新人公演も開催でき、完走できました。
無事に全員での東京公演完走は『アウグストゥス-尊厳ある者-』『Cool Beast!!』以来、1年半ぶり。本当に良かったです。

新演出の『うたかたの恋』柚香ルドルフによって大成功

宝塚での千秋楽は、ルドルフとマリーの命日でした。東京千秋楽はマリーの誕生日とのこと。奇遇ですね。

今回の花組の『うたかたの恋』は、それまでの脚本の魅力を生かしながら、新たな演出の2023年版『うたかたの恋』ということでしたが、柚香さんの繊細なルドルフの演技によって、深みのある『うたかたの恋』に仕上がっていました。地に足のついた本格的なお芝居の『うたかたの恋』の完成版を見れたように思いました。

こうして時代と共に作品が進化することは、良いことだと思います。

来年は『ベルサイユのばら』50周年、古典といわれる作品ですが、今回の『うたかたの恋』のように、それまでの脚本の魅力を生かしながら、新たな演出の『ベルサイユのばら』を見てみたいなと思っています。

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華麗なる花組ポーズは水美舞斗さん

柚香「東京公演完走を感謝の思いを込めまして、花組ポーズをさせていただきたいと思います。花男水美舞斗さんが、華麗なるお手本を舞台前面で見せてくださいますので、どうぞ」
水美さんの「ほんとう?」という声がマイクに入っていました。
打ち合わせは無いサプライズだったのですね。

柚香「花男 水美舞斗さん音頭をお願いいたします」

水美「はい承りました。(大歓声の中、クルッと華麗に1周ターンして)はなぐみー!」と掛け声をかけていらっしゃいました。

柚香さんとの共同作業で「花組ポーズ」をされる水美さんは、最高の笑顔でした。

水美さんのご挨拶(ニュアンスです)

「私はこの後のディナーショーをもちまして、専科へ異動させて頂きます。苦楽を共にしてきた花組のみなさん、かけがえのない柚香光。みなさまとのご縁は、私にとりまして、財産です。この花組で学ばせていただいたことを胸に新たなステージでも、高みを目指して精進してまいりますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、この花組で良かったです。これからも精一杯頑張りたいと思います。14年間、花組の水美舞斗を愛してくださり、ありがとうございました。」

宝塚の千秋楽では、「私の大切な大切な愛する同期、柚香光率いるこの花組のメンバーで出来る最高の舞台をお客様に届けられますよう」と話されていました。「私の大切な大切な愛する同期、柚香光」=「かけがえのない、柚香光」ですね。

ショーでの水美さんのアドリブ

中詰めの銀橋での歌の最後に「これからも愛しています」。

ムスク 柚香さんと水美さん、ラストにグータッチ。

アイドルシーンの銀橋での歌の最後に「あなたの愛は俺が守る!」。

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柚香さんから水美さんへのサプライズ

黒燕尾のシーンで、柚香さんは一輪の青い薔薇を水美さんの胸元にさして贈られ、水美さんが満面の笑顔で柚香さんをハグされ、二人の熱い抱擁となりました。そして水美さんはその青薔薇を胸元にさしたまま踊られました。とっても感動的なシーンでした。

大劇場の千秋楽では、ピンクの薔薇でした。

青薔薇について

3年前の明日海りおさんのサヨナラ公演『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』でもおなじみ青い薔薇、花言葉は「奇跡」、「夢かなう」

「可能性」という花言葉もあって、大切な方に激励のために贈る花、でもあるそうです。

「これからも頑張って」という柚香さんの気持ちが込められていたのですね。

雪組『シルクロード~盗賊と宝石~』での青薔薇

2年前の望海風斗さんのサヨナラ公演『シルクロード~盗賊と宝石~』でも、フィナーレの黒燕尾のシーンで、望海さんが彩風さんに青バラを一輪贈られて、彩風さんが大切そうに青バラを持ちながら踊られていたことが記憶に残っています。

この青薔薇にも望海さんの次期トップの彩風さんへの「頑張って」という激励の思いが込められていたのでしょう。

星組「The Entertainer!」での青薔薇

野口先生の大劇場デビュー作、北翔海莉さんトップのショーで

「BLUE ROSE  青いバラの花言葉は  DREAM COME TRUE  夢は必ず叶う」という歌詞がありました。

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ハウステンボス歌劇団のロゴはブルーローズ

ハウステンボス歌劇団ロゴ
昨日まで「ハウステンボス歌劇団」の記事を書いていたので、今日は宝塚の記事を書こうと思っていましたが、またハウステンボス歌劇団の話題になってしまいます。

ハウステンボス歌劇団のロゴは「青い薔薇」です。

そして各チームに属さない、優雅さん(宝塚OG 研ルイス)や2番手男役さん、娘役さんが属しているのが「Blue Rose(ブルーローズ)」です。
「夢が叶う」という思いを込めて、ロゴに使われ、またチーム名にもされたのでしょう。
「プルーローズ」に属している2番手男役さんは、皆さん将来が楽しみな方ばかりです。
海夏人蒼馬さん(私が良く紹介している方)、蘭香輝さん円悠さん一颯湊さん
一颯湊さんは水美さんに似た雰囲気の格好良くて笑顔の素敵な男役さんで、私は「ハウステンボス歌劇団の水美さん」と思って応援しています。

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『ENCHANTEMENT』のプロローグと3階建てメリーゴーランド

3階建てメリーゴーランド
『ENCHANTEMENT』のプロローグには2階建ての豪華なメリーゴーランドが登場します
昨年のクリスマスに、ハウステンボスに「3階建てのメリーゴーランド」が出来ました。先日そのメリーゴーランドを初めて見て『ENCHANTEMENT』のプロローグを思い出しました。

野口先生はテーマパークを思いながら、そのシーンをつくられたということでしたが、テーマパークのハウステンボスに、そのものずばりがありました。このメリーゴーランドは昨年のクリスマスギリギリに設置されたので、野口先生がショーを構想されていた頃には、全くありませんでした。

多分このメリーゴーランドをイメージされたのでは無いと思いますが、それが実際に遠い長崎に出来たということ、奇遇だなと思いました。

柚香さんと水美さんが同期でずっと花組で、トップ・2番手をつとめられたことも奇跡的なめぐりあわせだったと思います。青薔薇を通して目を合わせて抱き合う二人は尊かったです。

歌劇3月号の「楽屋取材」で、『ENCHANTEMENT』を演出された野口先生は、水美さんに対して「これからの更なる飛躍を期待しています」と語られていました。

青薔薇の花言葉は「夢かなう」。水美さんの今後の更なる活躍を期待しています。

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