雪組『ODYSSEY』花組東京公演の中止に思う
こんにちは、くららです。
本日の雪組国際フォーラム『ODYSSEY』の中止はショックでしたね。

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雪組公演について

私は『ODYSSEY』遠征のために空港に向かう途中に、友人からのメールで知りました。飛行機を他の日に変更して、家に戻って来ました。

観劇予定の3公演が中止になってしまいました。
14日のチケットがあるので、今のところ行くつもりでいます。(飛行機もその予定で振り替えてもらいました)

しかし先ほど、花組東京公演1月23日(日)まで中止になることが公表されました。
1月8日から中止になっているので、約2週間+2日間の中止です。

この期間が雪組の『ODYSSEY』にも適用されるならば、千秋楽の1月22日を過ぎてしまいます。
雪組の公演再開は難しい?

公式ホームページでは、「1月14日以降の公演実施につきましては、1月12日(午後)、当ホームページにてご案内いたします。」 ということです。

14日からの公演実施の有無について憶測せず、12日の午後の公式ホームページでの発表を待ちたいと思います。

花組公演について

13日は『ODYSSEY』の休演日なので、花組『元禄バロックロック』『The Fascination!』のチケットを持っていました。

私は本公演は地元の宝塚大劇場のみで観劇して、東京公演は行かないことにしているのですが、花組100周年のこの公演は、オールドファンの私には懐かしさのあふれる超感動作品だったので、進化洗練された東京公演を遠征のついでに楽しむことにしていたのです。中止は本当に残念でした。

花組公演は2月6日(日)が千秋楽です。
1月25日(火)から2月6日(日)まで無事に上演することが出来て、ご卒業される 鞠花ゆめさん、真鳳つぐみさん、優波慧さん、雛リリカさんが東京宝塚劇場でみんなに見守られて巣立っていけますように。

花組の新人公演は、予定では1月25日(火)です。公演再開予定日と重なります。1月20日(木)公演中止期間でした。間違えて申し訳ありません。)

宝塚大劇場での新人公演を観ましたが、出演者みんな熱演で頑張っていました。
主演の希波らいとくんは、それまでの新人公演中止期間の悔しさなどを話されていましたが、またもやこういう状況になるとは、本当に辛いです。

新人公演の出演者たちの努力が報われる場があれば良いなと思います。

雪組の初日の朝の突然の公演中止

花組東京公演の中止があったので、「雪組の『ODYSSEY』が中止になることもあるかも」と心の片隅に不安な思いは持っていましたが、本日初日の朝を迎えて「『ODYSSEY』の初日~!」と嬉しい思いでいっぱいでした。

朝にスチール写真も公開されました。
→ スチール

『ODYSSEY』に思いを馳せながらルンルンと空港に向かっていたら、中止」情報!

こんなギリギリに発表があるとは思ってもいなかったです。
しばらく思考停止になってしまいました。
「とりあえず東京に行こう!」と飛行機に乗るつもりでいましたが、しばらくして、東京に行っても意味が無いことに気づいて、ギリギリのところで飛行機の変更手続きをすることができました。

そして残念な思いが堰を切ったようにこみあげてきました。
急転直下のお知らせだったので、同じような思いをされた方は多いと思います。

しかし良く考えたら、私より主演の彩風さんをはじめ出演者の方々の方が、何十倍、何百倍も悲しくて、やりきれない思いでいっぱいだと思いました。

野口先生をはじめ、公演関係者の方々も、素晴らしい公演になるように精一杯頑張ってこられたと思います。

事前情報だけでも、ファンに喜んでもらおうと詰め込まれ過ぎたプログラムで、クリスマス、年末年始、お正月を返上してお稽古に励まれたと思います。

緊張の初日の朝を迎えて「さぁ披露できるぞ」という直前に、中止が発表されるなんて!
ファン以上に、感情の変化の激しい一日を送られているのではと思います。
いつもファンのためにありがとうございます。

14日から公演が再開できると良いですが、公演できずにお蔵入りになってしまったら、どんなに無念かと思います。
そのためにも14日の再開を信じたいです。

オミクロン株について

数日前のブログに「オミクロン株は重症化するリスクが低い」と書いて、お叱りの言葉をいただきましたが、このことは事実だと思います。
ウイルス学では、「感染力」と「毒性」は反比例すると言われています。
オミクロン株はおそろしいほどの感染力がある分、毒性は極めて弱くなっています。

しかしワクチン未接種者、持病のある方、高齢者にとっては危険な感染症であることに変わりありません。

インフルエンザにはタミフル、リレンザなどの特効薬がありますが、新型コロナウィルスについては現在準備中なので潤沢に供給できるようになるまで、もう少し時間が必要です。

「デルタ株+オミクロン株」の「デルタクロン」が登場していて危険視されているようですが、専門家によるとウィルスは単性生殖なので、変異する事はあっても2つのウィルスが交雑する事は無いそうです。報道の煽りは相変わらずです。

現在問題に思っていること

PCR検査の陽性という意味
宝塚の公演は、「新型コロナウイルスの陽性確認されたため公演中止」という流れになっています。

しかも定期的なPCR検査を自主的に実施した中での陽性です。

一般人は余程の症状が出なければ、PCR検査を実施していません。

公演が2週間中止になっているのは、「濃厚接触者でも14日間の自粛必要」が影響しているのかな?と思っています。

「濃厚接触者」になった場合の14日間の自粛は、まず一番に見直さなければならない問題だと思います。

沖縄 医療従事者の休職増加で医療ひっ迫
感染者が急激に増えている沖縄では、医療従事者が新型コロナに感染したり、濃厚接触者になったことなどで、勤務できない医療従事者は9日までに485人に上っているそうです。

そのため新型コロナに対応する21の重点医療機関のうちの9つの医療機関が外来診療などの制限をしなければならない状態で、提供すべき医療が提供できない状況のようです。

濃厚接触者の14日間の自粛定義が大きく響いているようです。

重症化リスクの低い感染爆発
これからオミクロン株によって、爆発的に感染が拡大していくことが予想されています。

何百人という舞台関係者のいる宝塚で、定期的なPCR検査を行って、陽性が0という確率は極めて低くなると思います。
症状が無い、もしくは軽い風邪の症状の陽性者がいて当たり前の状況になるでしょう。

そんな状況で、陽性者が確認されたと言うことで、公演が中止になるのなら、オミクロン株の感染が収束するまでは、宝塚の公演は中止のままになってしまうような気がします。

今のままではダメ

木村もりよ医師(医師で元厚労省医系技官)の言葉をご紹介します。
まずコロナに対する考え方を変えることが大切だと思います。

「この感染症はある日突然消えてなくなるものではなく、変異する前からほとんどの人にとって、軽症で無症状。にも関わらず、かかったら隔離して、社会活動を止めなければならないこんなバカげたことはない」

続けて「(コロナの)致死性は、変異が進む前からも多くの人にとっては通常の風邪かインフルエンザ並みで済んでいる。そんな感染症をここまで社会的に重篤に扱われることによって、人為的医療ひっ迫を起こしている」と話し、指定感染症2類相当に扱われている状況から5類相当に引き下げることを提案した。引用ディリー

木村氏はオミクロン株について「市中感染がこれだけ広がっている。もう明らかに風邪のウイルスに近づいている」と私見。

濃厚接触者を隔離する現時点のやり方では、「医療機関がつぶれてしまう」と警鐘を鳴らし、「今のやり方はゼロコロナ(を目指す)路線」「(感染力の強いオミクロン株の)市中感染が広がって、濃厚接触者を全て隔離するとなると、国民総全員を隔離しなければならなくなってしまうような状況になる」と指摘し、「医療従事者がいなくなったら重症化対応できなくなる」「こんなバカげたことは早々にやめるべきです」と訴えた。引用デイリー

ご高齢の方、基礎疾患のある方には、危険なリスクのある感染症であることに間違いありません。

しかしそうでない方たちにとっては、社会活動をとめなければならないほどの大変な感染症のレベルでは無くなっています。

「PCR陽性者と濃厚接触者」の扱いは変わるべき
濃厚接触者でも、外出や出勤、医療行為などOKにしなければ、「医療崩壊」だけでなく、「社会崩壊」にまで至ってしまうような気がしています。無症状のPCR陽性者についても、同じです。

タカラジェンヌが一生懸命お稽古に励んだ舞台を、普通に楽しめる社会であって欲しいです。

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