次期雪組トップ&いろいろな発表
こんにちは、くららです。
今日は朝から「明日海エドガーでポーの一族」のビックニュース(2021年1月梅田芸術劇場メインホール、2021年2月 東京国際フォーラムホールC)に喜びながら、望海さんのご卒業日はいつ?と気にしていました。

そして外出から戻って先ほどニュースを見たら、宝塚の怒涛の発表の数々に驚いています。
望海&真彩コンビの退団は2021年4月11日!
珠城&美園コンビの退団は2021年8/15日!

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次期雪組トップコンビについて

彩風咲奈ちゃんの雪組トップスター就任が決定しました。咲ちゃん、おめでとう!
そしてとっても驚いたのは、雪組次期トップ娘役が朝月希和ちゃんということ。
私は予想だにしていませんでした。
希和ちゃん、トップ就任おめでとうございます。

今年のレビュー本には、
「美しさのヒケツ教えて!」コーナーに下記トップ娘役候補さんが掲載されていました。

花組・朝月希和(96期)、音くり寿(100期)

月組・海乃美月(97期)

雪組・星南のぞみ(98期)、彩みちる(99期)

星組・有沙瞳(98期)、

宙組・遥羽らら(98期)、天彩峰里(100期)、潤花(102期)、夢白あや(103期)

この中で朝月希和さんは96期なので一番の上級生のお姉さん
しかも昨年11月に雪組から花組へ組替えしたばかり。立て続けに組替えがあるとは思いもしませんでした。

レビュー本のインタビューにひらめちゃんは

昨年末、花組に2年ぶりに戻り、初心を思い返しながら、新たな気持ちでスタートを切りました。(中略)
花組の一員として、これからも新しい発見を敏感にキャッチしていきたいと思います。

と、今後に向けての抱負を語られていました。この発売はちょうど1か月前の8月4日でした。

非常事態宣言が出る前レビュー本の取材はされていたということですが、その頃ひらめちゃん自身「再び雪組に組替えしてトップ娘役就任」なんて思ってもいなかったでしょう。

野菊の花のように可憐に男役さんに寄り添い、歌、ダンス、お芝居のどれもに穴が無い実力派で、雪組時代に彩風咲奈ちゃんの相手役を何回かつとめた時はお似合いでした。
しかし来年トップ娘役に就任時は、研12となり、渚あきさんに次ぐ上級生トップ娘役就任となります。
渚あきさんは3作でご卒業でした。
雪組は初トップ就任同士は、同時退団が通常です。
水夏希さんの相手役は白羽ゆりさんと愛原実花さんでしたが、白羽ゆりさんはその前に湖月わたるさんの相手役でした。
私の勝手な心配かもしれませんが、「咲ちゃんのトップ就任期間もそんなに長くないの?」という思いが湧いてきました。

夢白あやちゃんの組替えの意味

今回宙組の夢白あやちゃんが『FLYING SAPA』の東京公演の千秋楽の翌日に、雪組に組替えすることも発表されました。
朝月希和ちゃんと共に、雪組宝塚大劇場公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』から出演予定です。

潤花ちゃんが9月7日付けで雪組から宙組に組替えして、夢白あやちゃんは9月16日付けで宙組から雪組に組替えします。
単純に捉えると、潤花ちゃんと夢白あやちゃんはトレード組替えということになります。

従来の宝塚では、研4でトップ娘役候補として異動するのは、よくあるパターンでした。
昨年舞空瞳ちゃんが、花組から星組に研4で前トップ紅ゆずるさんの退団公演への出演に合わせて組替えしました。
舞空瞳ちゃんは全国ツアーのダブルトップヒロインの経験はあったものの、別箱公演主演の経験も無く、新人公演ヒロインは1回だけでした。

夢白あやちゃんもバウヒロイン1回、新人公演ヒロイン2回と経験値は少ないですが、『FLYING SAPA』や本公演での活躍をみると、1年前の舞空瞳ちゃんより少ないようには見えません。
従来ならば、夢白あやちゃんが次期トップ娘役に就任してもおかしくなかったと思います。

しかしトップ娘役になるためには時期尚早と判断され、「娘役力」の高い朝月希和さんの下で学ぶ必要があると考えられたのでしょう。
朝月希和さんは、舞台化粧の上手さをはじめとして花組で培われた娘役力は素晴らしいと思います。

最近のトップコンビ就任を見ているとプレお披露目公演に、とても力が入っていました。。
真風涼帆さんの「ウエストサイドストーリー」、礼真琴さんの『ロックオペラ モーツァルト』 、柚香光さんの『DANCE OLYMPIA』など、全身全霊でチャレンジして、持てる実力以上のものを発揮した、一際熱のこもった作品のように受け止めました。

コロナ禍で公演の実施が綱渡り的な状況の中で、このようなプレお披露目公演を開催するのは難しいと思います。

そして新人公演の実施も見合わせられているような状況なので、従来通りの新進娘役抜擢傾向から、経験者・実力者娘役重視傾向になっていったのでしょうか。

従来の人事の捉え方が、ここしばらくは、通用しないのかもしれません。

彩風咲奈・朝月希和コンビは、同時退団になるのか?
それとも彩風咲奈・夢白あやコンビも実現するのか?

朝月希和ちゃんが短期間に組替えを繰り返したように、夢白あやちゃんもさらに組替えをする可能性があるのか?

前例のないコロナ禍なだけに、何もはっきりとしたことはわかりません。
朝月希和ちゃんの雪組トップ娘役就任に驚いたように、これからも人事の発表があるたびに、驚き続けるのかもしれません。

最近は、「初詣ポスター」「文化祭ヒロイン」「成績優秀者」というカードを持つ若い娘役さんがトップ娘役に就任するのが当たり前のようになっていました。
そんな中、娘役修行を重ねて魅せる力と実力を兼ね備えている娘役さんに、トップ娘役の道が開かれていくのも、娘役さんの励みになって良いことだと思います。

潤花ちゃんが次期雪組トップ娘役に繋がらなかったのは、歌唱力の問題が少なからずあったのではないか?と私は勝手に思っています。
(間近の新人公演の歌唱を聞いていたので。)
雪組は現在の娘役トップの真彩希帆ちゃんの歌唱力が飛びぬけて素晴らしいだけに、そのあたりのハードルが高いのかもしれませんね。

現在就任しているトップ娘役さんの大半は、歌唱力に定評がある人たちが中心で、その方たちは高い評価を受けています。
これからのトップ娘役人事においても、組によって、歌唱力を重視していく傾向がより強くなっていくような気もします。

「凪七瑠海コンサート」は何を意味する?

凪七瑠海さん主演で、バウホールで、ロマンチック・ステージ 『パッション・ダムール −愛の夢−』 (作・演出/岡田 敬二)の開催も公表されました。
それまでの2020年のスケジュールでは、外部出演の予定だけだったので、コンサートが開催されるのは良かったと思います。
もれなくライブ配信はあるでしょうね。

伸びやかなダンスと歌声で、数々の作品を彩ってきた専科の凪七瑠海が、雪組からの選抜メンバーを迎えてコンサートを開催。
宝塚の男役の美学を追求するレビュー作品を次々と生み出してきた演出家・岡田敬二の「ロマンチック・レビュー」シリーズの粋を集めた構成により、様々に変化する凪七瑠海の魅力を凝縮してお届けする夢のステージに、ぜひご期待ください。引用宝塚公式ページ

この説明文から「餞別」の雰囲気を感じるのは、私だけでしょうか?

望海さんの退団公演の出演者は既に公表されているので、それには出演されないと思いますが、今回のコンサートは雪組の選抜メンバーと一緒です。
来年のいつか、かちゃさんもご卒業されてしまうの?と気になっています。

星組公演について

星組全国ツアー(梅田芸術劇場メインホール)
11月20日(金)~11月28日(土)
轟悠さん主演『シラノ・ド・ベルジュラック』(梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)
12月4日(金)~12月12日(土)

どちらの公演も楽しみにしていたので、上演されることが決まって嬉しく思っています。
ライブ中継、ライブ配信もされるでしょう。

2021年の公演スケジュールについて

宙組三井住友カード ミュージカル『アナスタシア』
東京:1月8日(金)〜2月21日(日)

雪組『f f f −フォルティッシッシモ−』『シルクロード〜盗賊と宝石〜』
宝塚:1月1日(金)〜2月8日(月)
東京:2月26日(金)〜4月11日(日)

星組『ロミオとジュリエット』
宝塚:2月12日(金)〜3月29日(月)
東京:4月16日(金)〜5月23日(日)

花組『アウグストゥス−尊厳ある者−』『Cool Beast!!』
宝塚:4月2日(金)〜5月10日(月)
東京:5月28日(金)〜7月4日(日)

月組『桜嵐記(おうらんき)』『Dream Chaser』
宝塚:5月14日(金)〜6月21日(月)
東京:7月9日(金)〜8月15日(日)

どの公演も中断することなく、無事に公演が上演されますように。
特に望海さんの退団公演は、1月から4月と冬のインフルエンザなどが流行する時期と重なっています。
その分東京公演が長く設定されているのでしょうが、1回も無駄になることなく上演されますようにと願っています。

月組公演について

今日は月組の暁千星くんと風間柚乃くんの稽古場キャストボイスも更新されていました。

月組もいよいよ始動しました!!久しぶりのお稽古がとても嬉しく、毎日大変充実しています☆*。
お芝居はベル・エポック時代のパリを明るく華やかに、ショーは日本物の伝統ある美しさを大切にしながらお稽古に励みたいと思います!!
初舞台生にとっても待ちに待った舞台だと思うので、一丸となって頑張ります!!皆様、是非観にいらしてください☆*。暁千星引用宝塚公式ページ

月組公演『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』の初日は9月25日です。
コロナ感染の心配はありますが、出演者たちが元気で、公演が無事に上演されていくことを願っています。
お稽古を頑張っている106期生たちも素晴らしい初舞台を踏めますように。

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