みんなちがって、みんないい5組のトップコンビ
こんにちは、くららです。
台風8号が日本の東海上を北西に進んでいて、明日の夕方から夜には東北または関東北部に上陸するおそれがあるとか。
オリンピックの放送ばかりで、台風のニュースがあまり報道されていませんが、どうぞお気をつけください。

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『CITY HUNTER』公演は品が無い?

雪組公演 『CITY HUNTER』の原作者 北条司先生からのメッセージが公開されていました!

とにかく、楽しんでいただけたら嬉しいです。“品”に関しては「シティーハンター」の責任ですので、宝塚ファンの皆様どうか怒らないで下さい(笑)!引用宝塚公式ホームペー

原作に忠実につくられているので、「品が無い」と確定している?
あえて原作の先生が批判される前の予防線をはっていらっしゃるのかな?と思いました。
初日の幕が上がってみないとわかりませんね。

「ほっとなふたり、とっておきのひととき。」

昨日の夜、開局19周年の特別番組夏のスペシャル「ほっとなふたり、とっておきのひととき。」が放送されました。
5組のトップコンビを特集した120分のスペシャル番組でした。
テレビをつけたら「オリンピック番組」ばかりなので、4連休の最後の夜に「特別番組」を放送してくれたのは、嬉しかったですね。

前半は、各組副組長が進行役を務めて、「ふたりでYES-NOクイズ!」と「ミニゲーム」。
後半は、カフェ調のセットの中で、トップコンビがまったりと好きな食べ物やマイブームなどを語り合う「ゆるりふんわりおはなし。」でした。

各組の個性がとっても出ていて楽しかったです。
「みんなちがって、みんないい」

珠城りょうさんについて

でもこういう番組で割を食ってしまうのは、実直な珠城りょうさん!

後半のさくらちゃんとの「ゆるりふんわりおはなし。」では、ふたりは笑顔で和やかなトークをしていて、楽しそうな雰囲気でした。

しかし前半の副組長さんを交えたバラエティ番組風のトークスキルを求められる方では、気の利いたことやお世辞を言わない珠城さんは、ちょっと悪い印象を持たれてしまったようで気の毒です。

珠城さんは、いじられると魅力が発揮されますが、自分からリードして話すことは苦手で、自分を良く魅せたいという思いも微塵たりともお持ちではありません。

「タカラジェンヌの使命は良い舞台をお届けすること」この1点のみ。

現在上演中の珠城さんのサヨナラ公演『桜嵐記』『Dream Chaser』は、最高級の感動を与えてくれる至宝の舞台になっています。
正行と弁内侍の恋物語がとても素敵に演じられています。

舞台一筋の珠城さんが感じられた部分

後半の「ゆるりふんわりおはなし。」の方で語られたことです。

観葉植物について

珠城さんは、下級生の時に観葉植物を買って育てたことがあったけど、東京公演の時に持って行けないためお水があげられなくて、枯れてしまった。
東京から帰った来た時に、その枯れた植物を見て落ち込んでしまって以来、植物を育てることからは離れているそうです。

真風涼帆さんや朝月希和ちゃんは、観葉植物を次々に増やしながら育てているお話をされていました。
朝月希和ちゃんに、彩風咲奈さんが「東京公演の時はどうしているの?」と聞いたら、希和ちゃんは「お願いします」と預けているとこたえていました。
真風さんもどなたかにお願いされているのでしょう。

タカラジェンヌにとって、東京公演で家を留守にすることは、避けられないことです。
留守中にお世話してくれる方にお願いすることは仕方ないことであり、当然のことだと思います。

珠城さんの考えの中には、他の方を頼ってまで植物を育てる思いは無いのでしょう。
「自分のことは自分でする」という思いが強い、生真面目た方だと感じています。

2年ぐらい前のことだったと思いますが、宝塚大劇場の公演を珠城さんがおひとりで観劇にいらしていた時に遭遇しました。
タカラジェンヌが観劇される時は開演ギリギリに入場して来られますが、その時珠城さんは普通の観客のひとりとして、はやめに来て着席されていました。
奥まった席だったので、後から入って来て座席の前を譲ってもらいながら通ることを避けるために、一観客として早めに着席されたのだと思いました。私は目の前を珠城さんが通られたので気づきましたが、ほとんどの方が珠城さんと気付いていませんでした。

他のスターさんたちと一緒の観劇の時は、開演時間ギリギリに着席されています。(珠城さん、美弥さん、愛希さんの3人での観劇に遭遇したこともあります)

それぐらい、一個人の時は気をつかう、真面目な性格の方だという印象を私は持っています。

ペットについて

「ゆるりふんわりおはなし。」に戻ります。
さくらちゃんと卒業後の話になった時に、犬の「ボストンテリア」か、耳の長くて垂れているうさぎの「ホーランドロップイヤー」のどちらかを飼ってみたいなと思われていると話されていました。

そのペットについては、以前に興味を持った時に調べたと話されていました。
タカラジェンヌがペットを飼って、癒されながら過ごされているのは、良くある当たり前のことです。
特にトップスターさんたちでペットを飼われている方々は沢山です。

今回の「ゆるりふんわりおはなし。」でも、皆さん飼っているペットにとっても癒されている話をされていました。
礼真琴くんは、愛犬のさぶろー
彩風咲奈くんは、フェレットのジェラルド愛犬のシェリ

星風まどかちゃんは、おばあ様から譲り受けた愛犬のくりを今年から自分のところで飼っているそうです。
柚香光くん愛犬ノア。スカイステージの番組でペットショップに行った時にノア君に一目ぼれして、それから飼うことになって、始めは実家で飼っていたようですが、今は自分の所にいるようで、体力オバケのノア君には2回公演後でも走っての散歩に付き合わされていると話されていました。

タカラジェンヌは、上の立場になればなるほど、ストレスが多いお仕事だと思いますので、ペットによって癒されることは、新たなエネルギー源になる、無くてはならないものなのでしょう。

しかし珠城さんは、現役時代にペットを飼うという流れにはならなかったようです。
東京公演の時をはじめ、忙しくてペットのお世話が出来ない時に、誰かの助けに頼らなければなりません。
ペットを飼っていたら、ペットに時間をとられることも多くあるでしょう。

私の勝手な想像ですが、何よりも舞台のために頑張りたいと思っている珠城さんにとって、自分の癒しのためにペットを飼うという選択肢が無かったのだと思います。

決してペットを飼っているスターさんたちが、舞台一筋では無いと言っている訳ではありません。
癒しがあるからこそ、さらに良い舞台に繋がっていると思います。

実直な珠城さんはそうだったのかな?というあくまでも私の勝手な考え方です。

それぐらい生真面目で実直なのが珠城さん。
そのため誤解されやすいのが気の毒だなと、いつも感じています。

珠城さんとさくらちゃんの関係性の良さは、サヨナラ公演の最高の盛り上がりが物語っています。

「ゆるりふんわりおはなし。」各組のコロナ禍での締めの言葉

どの組のスターさんたちも、コロナ禍で大変な視聴者たちのことを思っての言葉で結ばれていました。

こういう状況だからこそ、誰かと一緒に話が出来る時がかけがえのない時だったなと思うし、そういう日が来ることを思って、今を大切に過ごして欲しい。(美園)

今のこの状況が少しでもはやく改善されて、宝塚を愛して下さる皆さまが、少しでも穏やかに楽しく日々の日常を過ごせるようになったら良いなと思っています。(珠城)

時間があるからこそ出会えたことが多くあり、自分は宝塚が本当に好きなのだなと客観的に知ることができた。()

ゆっくりした時間の中でお手紙を読み返して思いをかみしめることができた。(舞空)

まだまだ落ち着かない日々が続くと思いますけど、私たちのおススメ品をチェックしていただいて、お家時間を有意義に過ごしていただけたら幸いです。(真風)

お家時間を充実させて新たに稽古場にのぞむというのも大事なのだなということに、この期間があったからこそ気づいている。(彩風)
お家で宝塚を見るのも元気な源の一つ。皆様もリフレッシュ法やリラックス法を試して、少しでもはやく穏やかに過ごせる時が来ますように心からお祈りしています。(彩風)

いろんなことが制約されて本当に自分のしたいこと、求めていることがより感じられ、はっきりしてきた。(柚香)

当たり前だったことが、こうも貴重で有難くてと、それに気づけた時間が無駄では無かったし、更に一歩先に進めているなって気づけた。(星風)

長期戦で大変だと思うけど、お心、お体が健やかで、笑顔があふれている日常でありますように願っています。(柚香)

各組のトップスターさんたちから、コロナ禍の視聴者への言葉が語られていて、コロナ禍の応援歌のつもりで、この番組をつくってくださったのだなと感じました。

その他感想

花組は、柚香光くんのやさしさが相変わらずあふれていて、まどかちゃんとの波長もとても合っているので、これから始まるトップコンビへの期待値があがりました。

雪組は、彩風咲奈くんが饒舌で一歩下がった朝月希和ちゃんをリードしていて、咲ちゃん色が強い組になっていくように感じました。

星組は全組の中で、3年目を迎える一番長いコンビになりますが、その分とても息が合い、お互いが尊重し合っていて、更なる高みを二人で目指していくのだろうと思いました。

宙組は、器の大きい真風さんの下で、天真爛漫な潤花ちゃんがイキイキとしていて、大らかな二人のトークに笑いが絶えませんでした。
潤花ちゃんが「いちごつみ」という昔からあるチョコレートの駄菓子が大好きという庶民感にビックリ。そのお菓子が今も売られていることにもビックリ。何が出てくるかわからないおもちゃ箱のような潤花ちゃんは本当に面白い!

5組をあらためて番組で見ると、どのトップコンビも個性的で魅力があって、宝塚のトップコンビのマッチング能力は本当にすごいなと感動すると共に、これからの舞台がとっても楽しみになりました。

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