ライブ配信と演目について思うこと
こんにちは、くららです。
「星組の振り分けはまだ?」と待っていたら、花組の次の演目『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』が発表されました!
超イケメンで葛藤を抱えたピアノの魔術師柚香光くんが主演するというだけでピッタリすぎて、久しぶりに演目に感動しました。

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ディナーショーのスカイステージ放送情報

愛月ひかるさんディナーショー『All for LOVE』

まだ正式発表されていませんが、Twitterで嬉しい情報が流れていました。
11月の愛月ひかるディナーショー『All for LOVE』の配信のお知らせ情報を待っていましたが、12月にスカイステージで放送してくださるようです。
退団前に放送してくださるとは、感激ですね。

愛月ひかるディナーショー「All for LOVE」(’21年・宝塚ホテル)

放送日・・・12/5、9、12、14、20、26

『All for LOVE』
<構成・演出>:田渕 大輔
<出演者>(星組)愛月 ひかる
ひろ香 祐、音咲 いつき、小桜 ほのか、蒼舞 咲歩

11月3日(水・祝)・4日(木) 第一ホテル東京
11月7日(日)・8日(月)・9日(火) 宝塚ホテル

放送はとっても有難いですが、リアルタイムのライブ配信で見れると、もっと有難いなと思っています。
スカイステージで放送されるということは、「ライブ配信無し」ということなのでしょうか?

轟悠さん退団直前「Soon Yū’ll Go」

さらに、轟悠さんの退団直前のディナーショーも放送予定にあるようです。

轟悠スペシャルライブ「Soon Yū’ll Go」(’21年・パレスホテル東京)

放送日・・・12/19、23、25、28

轟さんの最後ということでライブ配信を楽しみにしていたのに、無くてとても残念だったので、スカイステージで放送してくださることは、とても有難いです。
轟さんはお元気にしていらっしゃるでしょうか?
またメディアなどでお顔を拝見できる時があったら嬉しいです。

待ち遠しいのは宙組『プロミセス、プロミセス』配信のお知らせ

『プロミセス、プロミセス』はチケット難
芹香斗亜さんの久しぶりの東上公演コメディ。
ニール・サイモン脚色、作曲バート・バカラックと作詞ハル・デヴィッドのコミカルながらも切なくて甘い珠玉のブロードウェイ・ミュージカル。
天彩峰里ちゃんとの歌ウマ最強コンビ。
和希そらさん宙組最後の出演。
専科異動された輝月ゆうまさん最初の特別出演。などなど…

見たい要素が満載なのに、会場も狭く公演期間も短いため、チケットの入手が難しい状況でした。配信してくださることを願っています。

版権はクリアできているのだろうか?
1968年初演のブロードウェイ・ミュージカルということで、版権など難しいのかな?と心配しています。

今年花組で上演されたブロードウェイ・ミュージカル『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』は、2012年ブロードウェイ初演でした。

版権を取得するには、様々な権利関係をクリアしなければならないと聞きます。
作品が新しいほどそのあたりが難しくないように感じています。

ニール・サイモン脚色、作曲バート・バカラックと作詞ハル・デヴィッドということで、ど素人の私から見ても、権利関係をクリアしていくのは、難関そうな気もします。

しかし人気の芹香斗亜さん主演にこの作品を選んだのは、版権がクリアされているからと信じたいです。

『プロミセス、プロミセス』初日は11月13日(土)です。
それまでに配信のお知らせがあると良いなと願っています。
配信ができるということは、円盤化も可能ということですよね。

宙組全国ツアーは、今まで通りライブ配信が必ずあるでしょうね。

配信について思うこと

ライブ配信は、コロナ禍の思わぬ副産物だと思います。
生観劇できなくてもライブ配信があることで、「ファン離れ」を防ぎ、「新しいファン開拓」にも繋がっているのでは?

しかし今年の春の頃の、政府や自治体の「生の舞台は×」で「ライブ配信はOK」という考えは受け入れられませんでした。

でも和希そらさん主演の「夢千鳥」は、ライブ配信では無くディレイ配信でしたが、配信によって多くの人が見ることができました。
そして大評判となり高評価を得て、演出家デビューの栗田優香先生、主演コンビの和希そらさんと天彩峰里さんをはじめ出演者たちにとって、とても良い結果になったと思います。

新たに新人公演と若手のバウホール公演のライブ配信も始まった

雪組『CITY HUNTER』の東京の新人公演の配信が開始されました。
Twitterやブログなどを見ると、沢山の方が配信をご覧になったようでした。
宝塚はスターの成長を見守っていくことも、ファンの醍醐味なので、これからも新人公演の配信を続けていくことは、プラスに作用することが多いように思います。

風間柚乃さん主演『LOVE AND ALL THAT JAZZ』も先日ライブ配信されました。
バウホールは500人余りの小さな劇場なので公演を観ることができる人は限られているので、全国にライブ配信されて、感動を共有できたように思います。

バウホールでの主演は若手スターの登竜門的な役割と、若手の演出家にとっても登竜門的なところもあるので、完成形では無い場合も多いでしょうが、新人公演と同じ意味で、配信を続けていくことはプラス面が多いと思います。

ハウステンボス歌劇団の例

ハウステンボス歌劇団は「歌劇 ザ・レビュー ハウステンボス」という正式名称がありますが、わかりやすいのでハウステンボス歌劇団を使わせてもらいます。

ワンマン・カリスマ社長から庶民的な社長に交代

ハウステンボスの社長は、エイチ・アイ・エス会長の澤田秀雄氏から坂口克彦氏に2年半前に変わりました。
ワンマン・カリスマ社長から、庶民的な社長への大きな変化でした。

坂口社長は毎日ウェルカムゲートで客を迎え、園内をくまなく歩いて改善点を探し、Twitterで客の要望を受けたら誠心誠意こたえ、行動にうつされています。
職員みんなでハウステンボスを盛り立てていこうとされていて、園内で職員の方とすれ違ったら、みんな会釈してくれるようになりました。
園内の設備も洗練されてきています。採算より顧客満足に重点を置かれるようになったと私は感じています。

ハウステンボス歌劇団の配信も社長から始まった

ハウステンボス歌劇団の公演の配信の要望に対しても、まず社長が「配信します」とこたえられました。

8周年記念のライブについては、要望にこたえて、1回目は従来の方法2回目は全景を撮る方法と2バージョン用意されました。

「全景の場合はお客様のお好きなキャストをずーっとご覧になることができます♪」と社長のTwitterに書かれていました。

学院の卒業生が初トップ(ダブルトップ)になったチーム華の千穐楽のオンライン配信は、トップスターが役替わりしているので、2バターンの配信が予定されています。

イープラスの「Streaming+」が利用されていて、アーカイブ配信も可能です。
60分間の公演で2000円です。

配信を見るファンの方の数は宝塚と比べて、何桁も違うような気がします。採算はとれないかもしれませんが、顧客サービスのために配信は行われているように感じています。

そんなに頻繁に足を運んでいる訳では無いので、私の思い込みもあるかもしれませんが、社長が交代して、歌劇団の各公演の衣装が豪華になったように感じています。
しかし一つのチーム(組)の公演期間が長くなっているように思っています。
これも上手なやり方だと思います。

半分屋外のアムステルダム広場でのショーは、雨天の場合はミューズホールに場所を移す配慮もされています。様々なことが臨機応変になっています。メンバーの数が少ないので、チーム(組)の異動が頻繁なのは仕方ないことだとも思います。

リーダーの力は大きい

宝塚歌劇団も理事長が今年の4月に小川友次氏から木場健之氏に交代されました。
どこから新しい理事長の采配なのかわかりませんが、今年に発表される公演の演目は芝居とショーの2本立てがほとんどで、宙組の『NEVER SAY GOODBYE』は1本立てですが、再演ものです。
しかも芝居の演目内容が、女性より男性をターゲットにしている風に感じられます。

さらに私には、費用を抑えた「節約モード」の公演のようにも感じられます。(コロナの感染状況によって、いつ中止になるかもわからないので、費用を抑えてでも公演を続けてくださっていることは有難いと思っています。)

本日公表された『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』は、最近発表された演目の中では久しぶりに興味をそそられました。柚香光さんのビジュアルと芝居力が活かされた作品になりそうです。

外箱公演では、ブロードウェイ・ミュージカル『プロミセス、プロミセス』やウエストエンドミュージカル『OP HAT』が上演されます。これは既に契約してあったので、「節約モード」の範疇では無いのでしょうか?

経営戦略について
コロナ禍前は、ハウステンボスのお客さんは中国や韓国からの海外の方たちが多かったので、コロナは大きな痛手だったように思いますが、現在は九州からのお客さんが多くなるような経営戦略を計られているようです。
もうすぐ年パスが切れるので、もう更新はやめようかな?と思っていましたが、面白そうな展開をしているので、更新してみようと思いなおしました。

宝塚歌劇団新しい理事長の経営戦略は見えてきません。
「時代劇チャンネル」でも宝塚の和物がいろいろと放送されています。宝塚の放送枠が増えていっているので、好評なのでしょう。
男性ファンを増やす目的があって、和物や男性がターゲットになる作品を増やされているのかな?とも思っています。
宝塚は初期の頃は男性の学生さんも多かったようですが、従来は女性ファンをターゲットにした劇団です。
女性ファンと男性ファンの上手い棲み分けはできるのでしょうか?
まず従来の女性ファンも大切にして欲しいなと思います。

そしてライブ配信も可能な限り続けて欲しいと願っています。

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