星組瀬央ゆりあ東上公演と『王家に捧ぐ歌』と山ちゃん
こんにちは、くららです。
星組の別箱公演について発表がありました。

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東上主演は、やはりせおっち(瀬央ゆりあ)!
トップスターになっていない95期の4人の東上主演が出揃いました。
来年のスターカレンダー掲載とパーソナルカレンダーの発売が「2番手」として無いのは、前任の愛月ひかるさんが今年の12月26日までいらっしゃることに対しての配慮なのでしょう。
せおっちが星組2番手に間違いないようです。

「95期は強い!」が、せおっちの東上主演からも明らかになりました。

100期以降の若手スターのバウ初主演、星組は極美慎くん?は次の機会になるのでしょうね。

名古屋【御園座公演】『王家に捧ぐ歌』について

・主演…礼 真琴、舞空 瞳
・御園座:2022年2月8日(火)~2月27日(日)

御園座について
2月の名古屋公演は、随分前から中日劇場での恒例公演でしたが、中日劇場が無くなったため、2020年2月は御園座で行われました。今年はありませんでしたが、2022年から復活ですね。

「御園座」は、名古屋駅から地下鉄で1駅の伏見駅の近くにあって、とても便利な場所です。中日劇場が2駅目の栄駅だったので、1駅近くなって、名古屋駅から歩けました。
月組の「赤と黒」の時に初めて行きましたが、新しくて清潔な劇場で、舞台がとても近くて見えやすかったです。
各座席にエアウィーヴ特別仕様のクッションが置かれ、客席の幅も広く、ドリンクホルダーもついていました。

新幹線を使うと、関西から近いので、御園座公演は大歓迎です。

『王家に捧ぐ歌』について

初演は湖月わたる・檀れいトップコンビお披露目公演として、2003年の夏に上演された1本物のミュージカルです。
私が感動したのは、当時星組2番手だったアイーダ役の安蘭けいさんの美声の歌唱です。
普通にソプラノ歌唱をされていて、とても驚きました。

神々しいほど美しかった檀れいさんのアムネリス。
勇ましく、凛々しく格好良かった湖月わたるさんのラダメス。

それまで、お二人の歌唱力の印象は今一歩でしたが、この公演では「歌えている」と私は思いました。
しかし歌唱の評価レベルが現在と当時とでは違うので、現在の歌唱評価では、当時の作品に対しては厳しい声をよく目にします。コーラス等についてもそうでしょう。

2015年に宙組で再演されて、トップコンビは、ラダメスの朝夏まなと、アイーダの実咲凜音でした。
そしてアムネリスは、檀れいさんに負けない美貌の伶美うららさん
当時伶美さんの歌に対しての批判が強くて、博多座公演ではアムネリスは、歌唱力のある同期(95期)の彩花まりさんに変更になりました。

2003年から12年経過して、宝塚の歌唱力への評価が厳しくなったことを感じました。それから更に6年たっているので、さらにミュージカルで演者が歌えることは普通に求められているように思います。

2022年の御園座公演は、何と言っても主演のラダメスが礼真琴くんなので、歌唱力は歴代ダントツ一位!
歌のシーンも増えて、更に聞かせてくれるミュージカルになることでしょう。

舞空瞳ちゃんはアイーダでしょう。なこちゃんも歌唱力が向上し続けています。

ふたりのダンスシーンも増えるかもしれませんね。

スカイステージの番組「TO THE NEXT TAKARAZUKA」特別番組-夢のようなまことの話-で、こっちゃんは初代ラダメスを演じた湖月わたるさんと対談をされていました。9月の星組公演『モアー・ダンディズム!』に向けて2006年に『ネオ・ダンディズム!』で主演をされた湖月さんとの対談でしたが、星組魂を強くもたれている湖月さんとのお話に、こっちゃんはとても励まされているようでした。

湖月さん主演の新人公演では、柚希礼音さんがラダメスを演じていました。
大尊敬する柚希礼音さんに更に近づける役でもあるので、こっちゃんは深い思いをこめて、星組の情熱あふれる「王家に捧ぐ歌」を魅せてくれることでしょう。

アムネリスは誰だ?
アムネリスは、歌える&美貌が必要な役です。
有沙瞳ちゃん(98期)、小桜ほのかちゃん(99期)?それとも瑠璃花夏ちゃん(103期)?
綾音美蘭ちゃん(104期)、詩ちづるちゃん(105期)たち新人さんには、まだ貫録不足でしょう。

2番手男役のウバルドは?
宙組の本公演では、ウバルドは真風涼帆さんで、博多座公演では桜木みなとさん(当時研8)でした。
博多座公演は今から5年前ですが、澄輝さやとさん、蒼羽りくさんも共演していましたが、やはり桜木みなとくん推しだったのだなと思います。

極美慎くんは、研8です。桜木みなとくんが博多座で研8で演じたことを考えれば、決してはやくないです。スタイルの良い素敵なウバルドを魅せてくれそうですが、2番手がそこまで若返るか?興味津々です。

瀬央ゆりあ東上主演『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』

・宝塚バウホール:2022年2月1日(火)~2月13日(日)【全席5,500円】
・KAAT神奈川芸術劇場:2022年2月19日(土)~2月25日(金)【S席8,300円 A席5,000円】

料金は雪組朝美絢くん主演『ほんものの魔法使』と同じ価格です。

原作/オスカー・ワイルド
脚本・演出/田渕 大輔

オスカー・ワイルドの戯曲「An ideal husband(理想の夫)」をもとに、独身貴族の青年が、“理想の夫”とされる親友のスキャンダルを巡って、やがては真実の愛に辿り着く姿をユーモラスに描く。とのこと。

舞台は19世紀末のロンドン。

主役はプレイボーイの子爵アーサー・ゴーリング卿。

2番手は友人のロバート。

「デビュタント」と同じトリプルヒロイン?
・ロバートの“貞淑な妻”ガートルード
・財産目当てでアーサーとの婚約を三日で破棄したチーヴリー夫人
・ロバートの勝気な妹メイベル。最後アーサーと結ばれる。

水乃 ゆりちゃん(102期)、瑠璃花夏ちゃん(103期)、綾音美蘭ちゃん(104期)ちゃん、詩ちづるちゃん(105期)たち若手娘役さんは、こちらかな?

とっても素敵なコメディタッチの瀬央ゆりあくんが見れそうです。この上演の頃は、堂々たる2番手ですね。

TBSラジオ『たまむすび』愛ちゃん愛が語られる

今日は、TBSラジオ『たまむすび』火曜ゲスト山里亮太さんの回を聴きました。

宝塚沼に堕ちた山ちゃんが出演している火曜日は、8月は“ようこそスカパー!宝塚歌劇へ”コーナーが放送されています。
山ちゃんがこの番組内で宝塚歌劇の魅力についてあつく語っていたのがキッカケで、スカパー!とタッグを組んで、宝塚OG・ゲストを番組に迎えるスペシャルゲスト企画が実現したとのこと。
1週目には柚希礼音、2週目には美弥るりか、3週目には音月桂が出演。4週目は凰稀かなめさんでした。

最終回の今日は、ゲストは元雪組望海風斗さんでした。

有楽町劇場詣ででお清め?

山ちゃんは、朝の番組の後、レジェンドの望海さんとのラジオ収録前を前に、身体を清めるためにパワースポットに行ったそう。
山ちゃんのパワースポットとは、有楽町の東京宝塚劇場!

神社詣でのように、劇場のまわりを8周まわってみて、
最後は空いていたキャトルレーヴへ。

山ちゃんが愛月ひかるさんファンであることは有名ですね。
ドキドキしながら愛ちゃんのものを買おうと思って探してみたけど、全部既に持っていた!
新作が無い!12月26日の退団に向けて、愛月さんの棚を作って欲しいと山ちゃんは熱望されていました。

愛月ひかるさんの付箋も持っているそうですが、「死の役の付箋は無い!」と仰っていました。

9月3日に「ブックマーク2021」が発売され、愛月さんのものは、「ロミオとジュリエット」の「死」の舞台写真であることを教えてあげたい。
壁に右手をあてて美しい横顔のポーズが決まっている写真です。

望海さんのものを探したら退団されたので無かったそうです。
宝塚大劇場のキャトルレーヴには、退団されても写真などは置いてあったと記憶しています。
そのあたりが東京と宝塚のキャトルレーヴの広さの差ですね。

「ようこそ宝塚歌劇」望海風斗さん編

少しでも宝塚に慣れて自分の、ガチガチの緊張を減らそうとしたけど、余計にガチガチに緊張していると話していましたが、望海さんとのお話になると、望海さんがフレンドリーなので、お話がとても盛り上がっていました。

途中、山ちゃんがガンガンお話を飛ばして、止まらなくて、後で反省してしまうほどでした。

番組ではその望海さんの肉声は放送されませんでしたが、「愛ちゃんの話ができなくてごめんなさいね」と話して望海さんは帰られたそうです。
スターとして気取っていなくて、そういう思いやりに満ちているところが望海さんの素敵なところですね。

今回の宝塚企画は8月の放送だけで終わりですが、多分宝塚ファンの聴衆者が増えたと思うので、またやってくれるのではないかな?と期待しています。
知名度のある芸能人がファンであることを表明すると、こうしてスターが登場するコーナー企画ができることは有難いことでする。

山ちゃんのお話を聞いていて、さらに親しみが持てるのは、奥様の蒼井優さんも宝塚ファンであることです。ご夫婦で宝塚ファンであることは、羨ましくて素敵だなと余計に思います。

愛ちゃんの退団は決まっていますが、こうして山ちゃんが「愛ちゃん愛ちゃん」とファン愛を叫んでくれることは、嬉しいことですね。
山ちゃんを通して、またこのような宝塚企画はさらに展開していくのでは無いでしょうか?
そして愛ちゃんが在団中に、山ちゃんとの対談が実現したら、さらに楽しいのでは?

来年の別箱には、もう愛ちゃんの名前はありません。
これが「スターが新陳代謝していく宝塚の現実」ですが、退団のその日まで最高に光り輝いて飛び立っていかれ、その後次なるスターがさらに頑張っていくのが宝塚の日常です。

瀬央ゆりあさんと親しい愛ちゃんは、せおっちの東上公演のお知らせを喜んでいらっしゃるのかなと思っています。

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