こんにちは、くららです。
雪組『CITY HUNTER』『Fire Fever!』の初日がいよいよ明日になりました!
ショー『Fire Fever!』は、『CITY HUNTER』の影に隠れてあまり話題になっていないので、私が予習した『Fire Fever!』について書いておきたいと思います。重大な『CITY HUNTER』情報も最後に書いています。
主に「タカラヅカニュース」の稽古場情報、稽古場レポート、「歌劇座談会」を参考にしました。
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英真なおきさんの休演について
残念なのは、英真なおきさんの休演です。
7月22日に体調不良のため休演されることが発表されました。
お芝居の方は夏美ようさんが海原神役を代役されるとお知らせがありました。
歌劇の座談会を読むと、ショーの方でも英真なおきさんは大活躍されるご予定のようでした。
英真さんの所は、雪組生たちが分け合って担当されるのでしょう。
7月22の休演発表から初日まで2週間余りだったので、雪組の方々はお稽古が大変だったろうと思います。
英真さんのお体のご回復とゆっくりと休養され、またお元気に復帰してくださいますように心から祈っています。
『Fire Fever!』のみどころ
新生雪組の魅力をたっぷり詰め込んだ、炎のように熱くダイナミックなショーということですが、稲葉大地先生は、『CITY HUNTER』による集客で宝塚が初めての観客も多いこと想定されて、「これぞ宝塚!」というダイナミックな見どころをいろいろと用意されているようです。
炎、熱、そして火花が感じられるショーのようです。
タイトルの前についている“オルケスタ”とは、「オーケストラ」を意味す言葉で、一人ひとりの魅力が重なり合い、競い合って火花を散らしてほしいという想いが込められているそうです。
一番の目玉は、彩風咲奈さんのみ男役で全員ダルマの約70名ラインダンス!
組長さんから最下級生まで、全員ダルマとのこと!
朝美絢くんも綾凰華くんも縣千くんも、若手男役スターさんたちも!
ふだん拝めない男役さんたちの美脚も見せていただけるのですね。
「一番の目玉」と稲葉さんが仰るひときわ豪華なラインダンスのようです。
「このロケットが大好きだった」と喜んでいる真彩希帆ちゃんに対して、「それは娘役さんだからだよ。男役は一生懸命かわいくしようと頑張ってるけど、可愛いお衣装だとなおさらはやくロケット卒業したい!って思ってるんだよ」と、男役さんがロケットに出る心情を語られていました。
スーツや燕尾の着こなしを追求している男役さんが、ダルマ姿を披露するのは抵抗があるのでしょう。もう「ロケット」を卒業して十年以上たつ方々もみんなダルマ姿になるのですから。
座談会でも、朝美絢くんは自分の衣装のデザイン画の中にロケットのものがあって、「間違いかな?」と思ったそうです。
そしてその「Arabesque Rockette」のロケットメンバーには、あーさだけでなく、咲ちゃんを除く男役さん全員が入っていることが判明!
それから毎日男役さんたちの間では、Arabesquシーンの話題が出ているそうです。
ヒールやレオタードを揃えて、このシーンのために準備を着々と整えていらっしゃたよう。
華やかな金の衣装で、「ザ・宝塚のロケット」!という感じだそう。
彩風咲奈さんを中心に新しい雪組が一列になることに拘られたようです。
曲はハチャトゥリアンの「剣の舞」や 「レズギンカ」をアレンジしたものだそう。
金の衣装のスターさんたちの圧巻のロケットになることでしょう。
そのロケットが終わると、朝美絢くん綾凰華くんも縣千くんをはじめ8人の男役さんたちが、咲ちゃんを囲み、銀橋を駆け抜けていくそうです。
コミカルな場面の主役は、娘役さんたちの中で唯一男の朝美絢
オペラで有名な「ドン・ジョヴァンニ」を現代風にアレンジした場面。一人の男役と後は全員娘役さん。
プレイボーイの朝美絢くんが、たくさんの女役さんたちの中で、ちょっとコミカルな雰囲気で色男ぶりを楽しませてくれるようです。
衣装は宮廷服的なもので、オペラ風の雰囲気だそう。しかし二の線では無く三の線!。
プロローグの後の一番最初のシーンです。ひと場面もらっているあーさは、やはり大出世のよう。
彩風咲奈の魅力あふれる「ザ・男役」のハットとスーツでのダンスシーン
その次のシーンは、『Fever!』のジャズ曲で、彩風咲奈さん中心のハットとスーツでのダンス。
大都会の夜中に男役たちが炎を散らしながら、男役の色気を漂よわせながら踊っているそう。三井先生の振付。
ショーの大まかな流れ
プロローグは、ジャングルをテーマに、咲ちゃん扮する新たな王の誕生。
全員での激しいダンスで始まるそうです。
幕開きからとても格好いい場面だけど、身体の限界に挑戦するほどの、ジャンプの多いハードなダンスだそう。
情熱的なスパニッシュの中詰め
咲ちゃん扮する“火の鳥”が、ある“娘”(朝月希和)に力強く命を吹き込む。“娘”の恋人は綾凰華くん。
途中トップコンビ、咲ちゃんと希和ちゃんのデュエットダンスもあるそう。
最後は全員が翼となって未来へ羽ばたいていく、“Fire Bird”。新生雪組の門出的なシーンになりそうですね。
稲葉先生によると、フィナーレ前に縣くん中心とした16人のダンスの場面があって、「ダンスのみでどれだけの熱量を伝えられるか、お客様には過度なほどに(笑)ご期待いただきたいと思います」と。
縣くんにプレッシャーをかけています。それだけ期待されているのですね。
フィナーレ
・大階段に咲ちゃんと娘役さんたちが板付いているところから始まる。
・男役群舞。
・咲ちゃんがはけると、朝美絢くん中心に男女が踊る。
しっとりとしたトップコンビのデュエットダンスも素敵だそう。
彩風咲奈さんを中心とした新しい雪組。朝美絢くん、綾凰華くん、縣千くんの番手があがって大活躍しているようです。
沙月 愛奈さん、橘 幸さん、華蓮 エミリさん、星南 のぞみさん、汐聖 風美さん、望月 篤乃さんの6名の方が退団されます。
卒業生と踊るシーンや、餞別シーンも用意されているようです。
事前情報を頭に入れていても、実際に舞台を見ると、だいぶイメージが違うこともあります。
とにかくダンスの多い「新生雪組」の印象を事前情報で受けました。ダンスの得意な彩風咲奈くん色に染まっていくのですね。
『CITY HUNTER』歌劇座談会情報
夢白あやちゃんの役について
一番の謎だったのは、夢白あやちゃん演じるアルマ・ダヤン。
クジャマラというアフリカの国の王女様で、反逆国に国を追われて日本に亡命し、冴羽獠に助けを求めるそう。(宝塚オリジナル物語)
獠と出会って恋に落ちるとか。
アルマ・ダヤンは、一番宝塚の娘役らしい人物設定で、斎藤先生が「ロマンチックな部分を担当してもらえたらと思います」と。
獠と王女が恋に落ちる?実際に舞台を見るのが、ますます楽しみになりました。
齋藤先生の素敵な表現力
彩風咲奈さんは「本当に頼もしくて、素晴らしいリーダーシップをもっているので、トップスターでなけけば、「なでしこジャパン」のキャプテンになれたのではないかな」と。
「なでしこジャパン」とは、サッカー日本女子代表チームの愛称です。今回のオリンピックでは残念な結果に終わってしまいましたが、統率のとれた強いチームのイメージがあります。
咲ちゃんは、ストイックでリーダーシップがあって、みんなをグイグイとひっぱっていくイメージなのですね。
縣くんの海坊主のことを「原作一の超絶キャラと言っていいでしょう。しっかり骨太に演じてくれています。」
先生のおめがね通りの活躍をされるのですね。楽しみです。
朝美絢くん演じるミックについて「冴羽獠との友情もありながら、いろいろと謎の多い役ですが、ここまで暴れ回ってくれていますね。ミックは冴羽と似てますよね。二人のユニット感も楽しんでいただろるかなと思っています。」
ミックはやはり謎の多い重要人物のよう。
「新しいトライアングルの一角として、ミックとして、暴れ回り物語を動かしていく、そのパワーを期待しています」と齋藤先生。
有名な雪組のトリデンテ(早霧・咲妃・望海)という言葉は、齋藤吉正先生が『星逢一夜』『La Esmeralda』の制作発表会で初めて使われた言葉です。
今回のトライアングルの一角と言う言葉も、トリデンテと同じ、主要な3人のひとりを指すのでは無いかと思います。
あーさが、現在の雪組の「2番手」であることは、斎藤先生の言葉や、ショーでの扱いで、間違いないことを感じています。
明日実際に観劇すると、そのあたりがはっきりするでしょう。
そして夢白あやちやんが「娘役2番」というか、重要な役どころを担っているのも、間違いないようです。
明日舞台を観劇してから、また感想を書きますね。
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