こんにちは、くららです。
雪組トップ娘役・朝月希和ちゃんの退団が発表されました。
「蒼穹の昴」が退団公演になり、12月25日に退団されます。
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朝月希和ちゃんについて
昨日の雪組『夢介千両みやげ』『Sensational!』大千秋楽公演を配信で見ました。
フィナーレで、希和ちゃんが12人の男役さんたちを引き連れて色っぽく踊っていました。ベテラン娘役さんの本領発揮といった雰囲気で、なかなか若手の娘役さんには出せない大人っぽい魅力にあふれていました。
次回が1本物でショーが無いため、このシーンが餞別シーンだったのでしょうか。
さらに彩風さんとのデュエットダンスは、ふたりの息がぴったりあっていて、2人でしか魅せることのできない素敵さが毎回あります。
『夢介千両みやげ』では、気風が良くて情が深いチャキチャキとしたお銀がピッタリで、希和ちゃんならではの魅力が溢れている代表作といっても良いと思います。
今年の1月に東京国際フォーラムで上演予定だった『ODYSSEY(オデッセイ)』が急遽7月8月に梅田芸術劇場で上演されることになったのも、主要な役の「月の女神セレネ」を希和ちゃんがそのまま演じられるようにという配慮もあったのかもしれません。
退団公演はショーが無いため、この公演で希和ちゃんのショーでの活躍する姿や彩風さんとのデュエットダンスを堪能させていただけますね。
宝塚の作品は、正式に発表があってから、振り返って「やっぱりそうだったのか」ということが多いです。
次期トップ娘役は?
宝塚ファンは現金なところがあって、退団を惜しむ気持ちと同時に、「次はだれ?」「今後雪組はどうなる?」と先走った思いも駆け巡ります。
次期雪組のトップ娘役は、夢白あやちゃん(103期)と思っていらっしゃる方が大半でしょう。
私もそう思います。
夢白あやちゃんについて
潤花ちゃんとトレード組替のような形で、2020年9月16日付で雪組に組替しました。
「次期トップ娘役?」と思いきや、トップ娘役は同じ時期に花組から雪組に組替する朝月希和ちゃんと発表されました。
そんな中、夢白あやちゃんは、宙組に引き続き雪組でも目立つ活躍の場が与えられ続けていました。
彩風・朝月トップお披露目公演の『CITY HUNTER』では、 王女のアルマ・ダヤン役でヒロイン的な役どころでした。彩風さん演じる冴羽獠とのキスシーンまでありました。
それを香役の朝月希和ちゃんが目撃をするというオマケまであって。
「トップコンビお披露目公演なのに、こんなシーンがあっていいの?」と思ってしまったものです。
最近は別箱でヒロインをつとめても、波線上の「主な配役」に入らない娘役さんが多いです。
しかしあやちゃんの場合は、縣千くん主演バウホール公演『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』でも、和希そらくん主演の東上公演『心中・恋の大和路』でも、「主な配役」に入り、ポスターに主演者と同じサイズで掲載されました。
トップ娘役候補であることは間違いないでしょう。
彩風咲奈さんの任期は?
雪組は基本、トップとトップ娘役は、同時就任・同時退団が続いています。
花總まりさんがトップ娘役の時は、一路真輝さん、高嶺ふぶきさん、轟悠さん(1作のみ)と組んでいましたが。
花總まりさんトップ娘役以降
絵麻緒ゆう・紺野まひる(1作のみ同時就任退団)
朝海ひかる・舞風りら(同時就任同時退団)
水夏希
・白羽ゆり(星組トップ娘役就任後、同時就任)
・愛原実花(同時退団)
音月桂
・1作目固定ヒロイン不在(舞羽美海/夢華あみ)
・舞羽美海(同時退団)
壮一帆・愛加あゆ(同時就任同時退団)
早霧せいな・咲妃みゆ(同時就任同時退団)
望海風斗・真彩希帆(同時就任同時退団)
【水夏希さんの場合】
星組の檀れいさんが急に退団されたため、白羽ゆりさんが星組で2作湖月わたるさんの相手役としてトップ娘役をつとめられました。
その後、雪組に組替して水夏希さんの相手役として同時就任されました。
トップ娘役としての任期が長くなったため、水さんより先に退団されて、その後愛原実花さんがトップ娘役に就任されました。
もし白羽さんが星組でトップ娘役をつとめることがなかったら、同時退団もあったかもしれません。
先にあげた例の前になりますが、トップ娘役の後任として就任して、次期トップと組んだ例は紫ともさんだけです。(花總まりさんを除いて)
杜けあきトップ時代 ・鮎ゆうき ・紫とも 一路真輝トップ時代 |
雪組は基本的に、「同時就任、同時退団」が多いです。
彩風さんの場合、コロナの影響もあって、それまでの雪組の流れとは違うものになるのでしょう。
彩風さんが新しい娘役さんと3作は組むと思えるので、彩風さんの任期は6作以上にはなるのでは?と勝手に思います。前トップの望海さんも6作でした。
朝月さんに対してちょっと失礼な書き方になりますが、彩風さんの相手役として当初から潤花さん、あるいは夢白あやさん構想があったけれども、コロナ禍もあって、彩風さんと相性が良く、経験値のある朝月さんにトップ娘役として白羽の矢が立って、雪組ではあまり例のない途中3作での交代となったのかな?と思います。(勝手な憶測です)
歌・ダンス・芝居のバランスのとれた朝月さんは、コロナ禍の大変な中で、期待にこたえて、よくトップ娘役の重責を担われ素晴らしかったと思います。本当にお疲れさまでした。クリスマスの退団の日までさらに素晴らしい姿を魅せてください。
そして結果論として、潤花さんは宙組で真風涼帆さんの相手役になったことは、最高の采配だったと思います。 宙組真風さんのリサイタル『FLY WITH ME』での華のある潤花ちゃんの存在は抜群に輝いていました。
宝塚の全組の中から、トップコンビをマッチングさせる技能は本当に最高にすぐれていると思います。
彩風咲奈さんの次期相手役も、勝手に夢白あやちゃんと思い込んでいますが、他の構想もあるのでしょうか?
そして花組『巡礼の年』『Fashionable Empire』の初日に、ロビーのパネルに105期の星空美咲ちゃんが入っていたことにとても驚きました。
これは美咲ちゃんの今後の大活躍を意味しているのかな?と思いました。
これから「あっと驚く何か」があるのでしょうか?
今後の発表に期待しています。
2022年はトップスターやトップ娘役の退団は無いのかな、と思っていましたが、やはりありました。これは常に新陳代謝していく宝塚の宿命ですね。
退団発表があると、更にあの人も同時ではないか?などと憶測が飛び交いますが、退団の話は現実になるまで避けたいと思います。
コロナの感染者数も順調に減少しています。
宝塚に当たり前の日々が戻ってきますように。
今年のタカラヅカスペシャルの開催も期待して待っています。
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