こんにちは、くららです。
昨日の『ビバ!タカラジェンヌ』には、花組の永久輝せあさんが出演されました。
花組の公演が中止になったのは、1週間前の4月26日(月)からです。
今回のラジオの収録は、中止になってから宝塚の劇団の7階のお部屋でされたとのことでした。
普段は神戸のスタジオで収録されています。
なかなか「公演中止」についてのタカラジェンヌの話を聞くことが出来ませんが、ひとこちゃんが心境を語ってくれました。
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「公演中止」について
1年前の春も止まってしまったので、また同じ時期に悲しいですし、今回は卒業生の方がいらっしゃるので、その方のことを思うと本当に心苦しいです。
初日が開いてからの毎日は、「いつ止まるかもわからない」、「明日止まることになって、これが最後の公演になるかも」と覚悟しながらやっていた所もあるので、受け止めるのに時間はかからなかったです。
「緊急事態宣言」が発令されたのは4月24日でした。宝塚の公式ページで「公演の中止」のお知らせがあったのは、4月24日土曜日の午後3時すぎでした。その時に25日の日曜日の公演は、上演されると発表されました。
25日の日曜日まで公演が出来ましたが、金曜日に「明日が最後かもしれないから覚悟するように」とお話もいただいて、「こんな急に止まってしまうことがあるんだな」と、どうしようも出来なくて、悲しい思いはありましたけれど、残された公演でいかにパワーを発揮して、来ていただいた方に勇気を与えられるかと思いながら舞台に立ちました。
4月2日(金)に初日の幕が開いて、3週間と3日公演ができたことになります。
大阪府と兵庫県の感染者数は、3月の後半から、4月になって著しく増えていきました。変異株の感染が異常に拡大したからです。
花組の初日公演を観劇した頃は、途中で中止になるなんて、思ってもいませんでした。
宙組「夢千鳥」の初日は4月22日(木)でした。
その次の日には、同じように和希そら君はじめ宙組生にも「明日(24日)が最後かもしれないから覚悟するように」と伝えられていたのですね。
日曜日まで6公演上演でき、さらに録画ですが、5月8日(土)19:00〜から、ライブ配信されることになって本当に良かったです。
ラジオでライブ配信については語られなかった
「残念ながら宝塚大劇場千秋楽、サヨナラというのができなくて、みなさんガックリされている方が多いのですが、次は東京公演頑張ってください」とMCの小山さんが話されていました。
千秋楽は無観客で行われて、ライブ中継、ライブ配信、さらにスカイステージでのフィナーレ以降の生中継がされることになっていますが、それはこのラジオ収録の後に決まったのですね。
無観客であっても、花組の千秋楽公演、サヨナラショー、退団者の挨拶が出来ることは、有難いですね。
永久輝せあくんの公演のお話について
『アウグストゥス-尊厳ある者-』では、ブルートゥス役を演じています。
瀬奈じゅんさん主演の『暁のローマ』を見ていて、ブルートゥス役を瀬奈さんが演じていたので、香盤を見た時は、同じ役だと嬉しかったそうです。
今回は、時代は同じでも、主人公、描かれ方が違います。ブルートゥスは、物語の半ばで命を落としますが、表情、感情豊かに、三白眼を鋭く効かせて、エネルギーにあふれた演技をされています。
ポンペイウス派の人たちは、違いを出すために、各自髪型に個性やキャラクターが出るよう工夫されているそうです。
ひとこちゃんのブルートゥスの髪型には、1本だけ三つ編みが入っているそう。
気づきませんでした。今度ライブ配信で観察してみたいと思います。
『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』では、魅力的な女性役アイリーンがステキでしたが、「自分は男役であることが好き」とあらためて思ったそうです。
『Cool Beast!!』は、「幕開きから死ぬほど踊っている」と表現されていましたが、やはりダンスの量が全編半端なくあります。「ダンスの花組」!
衣装のファーも暑くて、みんな汗だくだそう。東京公演は夏になるので更に暑いことでしょう。
「パレードのエトワール」では、暗い中でライトがついて、毎日幸せを感じながら穏やかな気持ちに戻って歌っているそうです。
そして、ラテンショーなので、ラテンの血が騒ぐそう。「ラテンの血は入って無いはずだけど」と。観客もそうです。「お祭り好きな熱い血」がそうさせるのかな?
5月10日(月) 13:00〜ライブ配信を楽しみにしたいと思います。ライブ中継もあります。
緊急事態宣言はどうなる?
5月11日までの緊急事態宣言が解除されて、有観客での公演が再開されることを待っていました。
しかし感染者数が高止まりしていて、大阪府と兵庫県では、医療提供体制も危機的状況です。
本日吉村知事は「現状の認識としては宣言の措置の内容を緩めたり、解除したりするのは難しい」と、宣言延長が必要な考えを記者団に述べられ、大阪府は政府に延長を要請する方向で最終調整に入ったようです。
6日か7日に府対策本部会議を開き、正式に決定するとか。
5月11日の大阪府と兵庫県の解除は難しそうです。東京都はまだわかりません。
宝塚大劇場では、5月15日(土)が、月組『桜嵐記』『Dream Chaser』の初日です。
スカステニュースでは、稽古場レポートが放送されています。
今回の宣言での公演中止の補助金について次の記事がありました。
3回目の緊急事態宣言で、萩生田文部科学大臣は、文化芸術やスポーツのイベントが中止となった場合の新たな支援策として、1つの公演や試合当たり2500万円を上限として補助金を増額する方針を明らかにしました。引用NHKニュースweb
1つの公演や試合当たり2500万円を上限として補助金を増額する方針のようです。
座席数が多い宝塚の公演について、1公演毎に補償されるなら、宝塚の大きな経済的な損失は免れることが出来るので良かったと思いました。
しかし、心や思いは別です。
月組の方々は初日に向けてどんなにお稽古を頑張っていらっしゃるでしょうか。珠城さん美園さんをはじめ多くの退団者もいらっしゃいます。
そして、公演に向けて頑張っているのは、どの組も同じです。
どうしようも無い状況ですが、一日もはやく宝塚の公演が再開できることを願っています。
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