瞬殺な一般販売について思うこと
こんにちは、くららです。
現在首を長くして待っているお知らせがあります。
それは、和希そら君主演『夢千鳥』のライブ配信のお知らせです。

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「瞬殺」だった一般前売り

「宝塚友の会」で『夢千鳥』のチケットが当たらなかったので、4月3日の午前10時の「一般販売」に必死にチャレンジしましたが、全然買えませんでした。
「瞬殺」と言う言葉がふさわしく、「一般販売」の数は限りなく少なかったのでは?と邪推してしまいます。

4月22日(木)~5月3日(月)の期間、18公演しかありません。
座席数526席のバウホール公演です。
飛沫対策で1列めを空席にして、最後列にパイプ席を置くとしても約500席?
18公演なので、全部で約9,000席しかありません。
コロナの感染状況が悪化しているので、遠征や観劇を控えている方も多いはずです。

100%ライブ配信があることを信じて待っています。

この作品は、演出家・栗田優香先生の宝塚バウホールデビュー作です。
1月2月の花組聖乃あすかさん主演の『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』は、演出家・竹田悠一郎の宝塚バウホールデビュー作で、配信がありませんでした。
演出家のデビュー作という流れで、ライブ配信が無しになりませんように。

小劇場のチケット販売についての勝手な苦言

コロナ禍でバウホールのチケット販売は、「宝塚友の会」と「一般販売」だけになりました。
その一般販売の枚数が、コロナ禍前に比べて、極端に少なくなっているように思っています。
以前はプレイガイドでも、バウホールのチケットが購入できました。現在は取り扱いがありません。

私の勝手な思いを書きますので、間違っていたらごめんなさい。
と書いていたら、私の思いが間違っていたことをご指摘いただきました。訂正させていただきます。

私は「『会』と呼ばれる私設ファンクラブの方たちにチケットが回っているのかな?」と感じています。
どの「会」の方々にも、チケットは厳しい状況だそうです。

和希そらくんをはじめ、人気のスターさんたちが出演する、注目の公演が「バウホール」という小さな会場で、10日間あまりの短い公演であることが、そもそも「チケット難」の要因です。
コロナ禍なので仕方ないですね。公演が上演できるだけ有難いので、ぜひぜひライブ配信を切望します。

これ以降に書くことは、『夢千鳥』には全く関係ない、私の勝手な思いです。ご了承ください。

理事長さんの交代

4月2日の花組公演の初日に大劇場に行ったら、4月1日に新しく就任されたばかりの木場健之理事長が、入場してすぐの所に並んでいらっしゃいました。
それまでは、小川元理事長さんが並んでいらっしゃったので、「交代されたのだなあ」と改めて思いました。

小川元理事長さんは、かつてのインタビュー記事で下記のように語っていらっしゃったことが印象的でした。

1998年に宝塚大劇場の総支配人に着任されました。
5組編成にして東京公演を通年化し、東京では『売り興行』だったものを、宝塚がチケットの販売元になる『自主興行』に取り組むなどの改革を進めていた頃の話です。

チケットの販売などさまざまな面で古いしきたりが残っていました。そこで、私は思いきって歌劇団を支えるトップスターたちと話し合って、仕組みを新しい時代に合わせていかないといけないと、まさに膝を突き合わせて説得しました。歌劇団の側がトップスターたちとそうやって経営的なことを話し合うことは、それまではほとんどなかったと思います」
「そのとき、トップスターたちがどれだけ大きなプレッシャーを抱えながら歌劇団を背負っているのか、ということを思い知らされました。『小川さん、改革が必要なのはわかる。でも絶対にファンを大切にしてほしい』って必死で言うんです。私は営業畑の人間ですから、どうしても営業に力を入れて売り上げを伸ばさなくてはという視点で考えてしまいますが、宝塚のような組織は結局、人が宝なのです。制作者の立場と営業と、車の両輪として見ていかなければいけないと痛感しました」引用日経電子版私のリーダー論

改革が必要なのはわかる。でも絶対にファンを大切にしてほしい」というトップスターの言葉には、ファンに優先的にチケットを回して欲しい、という意味が含まれているのだろうと、私は勝手に解釈しました。(私の偏った憶測です)

理事長さんは、ファン思いのスターさんたちの心をくみ取って、その当たりに改革の手を入れられなかったのかな、と感じました。

宝塚のチケットは、「会」と言われる私設ファンクラブに流れるのは、暗黙の了解です。
持ちつ持たれつの無くてはならない関係性だと思います。

しかし、大人気で「チケット難」公演なのに、会ではチケットが余っている状況は、一般にチケットを回せば、さらに宝塚のファンを獲得できるチャンスを逃すことになります。知人に「観たい」と声をかけられても、チケットが難しいと断ったことは数多くあります。

そして「会」の方たちが、チケットを抱え過ぎて苦労されるのは、宝塚の本来の姿では無いとも思います。

(「会」のことを詳しく知らないのに、的はずれなことを書いていたら、ごめんなさい。)

私のように「会」に属さず、全組を楽しんでいるファンもいれば、一人のスターさんを熱心に応援していらっしゃる方もいれば、一つの組を応援していらっしゃる方もいれば、人それぞれです。
その置かれている立場で思いは違うでしょう。

ライトファンの私は、小さな箱の公演であっても、「宝塚友の会」と「会」で抱え込んでしまうのではなく、一般発売である程度購入できる状況であって欲しいなと思います。
新規の宝塚ファンを獲得していくためにも、このあたりに改革の手を付けていくことが必要なような。

木場理事長は、前職の音楽学校の副校長の時に『音楽学校の「不文律」の見直し』をされたとして話題になっていました。
調べてみると木場氏が行ったというよりも、見直しは数年かけて徐々に進められていたようです。

宝塚音楽学校 広報担当者
「舞台人としての指導をすることに変わりはありません。団体として1つの舞台を作り上げるという性質から、協調性、あるいは上の方針に従うという要素はなくすことはできず、制約なしに自由気ままな学校生活ということにはなりません。ただ、時代が変わっていることも踏まえながら、是々非々で、改善を進めていきたいと考えています」引用NHK Newsup

時代に合わせて、改善されていくことは必要なことです。
スターさんを熱心に応援するファンの方々の存在も大切だと思うので、「会」の存在は尊重されつつ、改善されていくと良いですね。

今現在私は、『夢千鳥』ライブ配信での「和希そら」の供給を切に願っています。

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