こんにちは、くららです。
和希そら君主演『夢千鳥』の配役が公表されました。
天彩峰里ちゃんが波線上のヒロインの位置に上がっていました。こういった後づけもあるのですね。
「ハッスルメイツ!」の頃からお似合いのふたり。
「壮麗帝」でも素敵なカップルでした。
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電車の中でビックリ!
今日とっても驚いたことは、和希そら君の胸が大きくあいた着流しのあのポスターが、阪急電車内の中吊りに!
こんな公衆の面前に、こんな色っぽすぎるものを晒しても良いの?とドキッとしましたが、遠目も素敵なので見続けてしまいました。
もうすぐ抽選だなと思いながら家に帰ったら『夢千鳥』の配役発表がされていました。
白澤と夢二の二つの世界が描かれるため、そら君だけでなく、峰里ちゃんはじめ2役演じる方が5名。
白澤の部分と夢二の部分の配分がどのくらいなのか全く読めませんが、ついつい夢二のそらくんに思いを馳せてしまいます。
夢二のまわりは、美女、美女、美女たち
竹久夢二の人生は、女性たちとの出会いと別れによって彩られています。
その中でも、他万喜、彦乃、お葉の3人の美女が、夢二の人生だけでなく、創作にも大きな影響を与えたそうです。
他万喜……天彩峰里
抒情的な「夢二式美人画」は「たまき」をモデルにして生まれたと言われています。
他万喜は、唯一戸籍上の妻となった歳上の勝気な美女。
結婚して2年後には協議離婚するも、その翌年に再び同棲、そして別居と、つかず離れずを繰り返していたようです。
夢二にとって、唯一甘えられる大きな存在だったよう。
今まで宙組で培ってきた「そらじゅり」の関係性がいかされ、美しくて頼もしい姉さん女房の他万喜を素敵に魅せてくれることでしょう。
彦乃……山吹 ひばり
女子美術学校の学生で、夢二のファンであり、絵を習いたいという所から交際が始まり同棲するも、彦乃が結核を発病し、夢二に会えない中25歳で短い人生を終えます。
夢二は彦乃を最も愛していたので、その死後しばらくショックから立ち直れず、『彦乃日記』を残しました。
夢二にとって彦乃は、忘れられない「最愛のひと」であり「永遠のひと」。
山吹ひばりちゃんは、105期の華やかな「美女」。
初めての「エルハポン」新人公演では、遥羽ららちゃんが演じる藤乃役に抜擢。(2番手娘役)
「フライングサパ」でもスポークスマン役で目立つ活躍をしていました。
宙組の「オーシャンズ11」で初舞台を踏んで、次の宙組の新人公演では、せり上がりから始まる2番手娘役という、超スピード抜擢でした。
宝塚の新人公演の時は緊張しているように見えましたが、「フライングサパ」では度胸のある存在感が光っていました。
美しい薄幸のピュアな女子大生を素敵に魅せてくることでしょう。
お葉……水音 志保
東京美術学校の絶世の美女モデルとして人気があり、彦乃の死で傷心している夢二のモデルとなる。
夢二好みの立居振舞を身につけされて、夢二の絵から抜け出たような美人と評判になるも、彦乃の面影を追い求める夢二との恋に悩んだ末に自殺未遂をはかる。
その後夢二のもとへ一度は戻るものの、悩みは消えず、夢二と別れて別の男性と結婚する。
水音志保ちゃんは、101期の宙組が誇る美女。
2019年の全国ツアー『NICE GUY!!』の“Sacrifice(生贄)”では、薔薇を持って真紅の館へ導く少女に抜擢されて、可憐な容姿としなやかなダンスが印象的でした。
「アナスタシア」では皇女タチアナ役をはじめ、「列車」のシーンでは、男役の和希そらくんとペアで座っていました。美しさに目が惹かれます。
絶世の美女モデル役はピッタリでしょう。
映画監督の白澤を演じながら、さらに沢山の美女たちと関りをもつ夢二も演じるそら君には、莫大なセリフが待っているような。
その演じ分けも難しいと思います。
「撮影が進むにつれ、白澤は自分と夢二の境界が曖昧になるほどに彼の人生に飲み込まれていく。」と解説にあるので、二つの役の境目ははっきりしないのかも?
そら君は演技力も優れているので、とても難しそうな役だと思いますが、深めた演技で見せてくれることでしょう。
注目は亜音有星くん
西条 湊/東郷 青児……亜音 有星
昭和の美人画家として有名な東郷青児さんは、竹下夢二さんと繫がりがありました。
青児は、画学生だった若い頃に、竹久夢二のデザインの雑貨を売る「港屋」という店で、夢二の絵の写しを描く手伝いをしていました。
夢二はほとんど家にいなかったので、いつしか青児と他万喜との不倫が噂されるようになり、それを嗅ぎつけ仲を疑った夢二が、富山県の海岸で他万喜の腕を刺す修羅場になったという話があります。この真偽のほどはわかりません。
青児は、いつしか「港屋」に寄り付かなくなったそうです。
亜音くんが、浮気相手のような東郷青児を演じるのでしょうか?
画学生として手伝っていただけで、「不倫」設定は無い可能性もありますね。
西条湊と東郷青児の「2役」を演じることからも、期待の男役さんであることがわかります。
新人公演が出来ないので、こういう場でしっかり経験値を積んでいくのでしょう。
「アナスタシア」の新人公演があったなら、ひとつ前の「エルハポン」の新人公演で「2番手男役」と「2番手娘役」を演じていた亜音有星くんと山吹ひばりちゃんが主演とヒロインだったのでは?と勝手に思っています。
宙組は新人公演の抜擢が、他の組よりいち早い傾向があります。
この春からふたりは研5と研3です。
この作品は、栗田優香先生の「バウホール デビュー作」で「愛憎劇を織り交ぜた詩情豊かな舞台」です。
指田先生の『龍の宮物語』も、同じキーワードで、素晴らしい感動作品を届けてくれました。
栗田先生にもとても期待しています。
そら君は岡山県出身で、竹下夢二も岡山県出身です。
そら君がよく遊んでいたと言っていた岡山後楽園の近くに「夢二郷土美術館」があります。
岡山観光のおススメを聞かれたら、「夢二郷土美術館」を紹介しています。
そら君も何度も訪れたことがあると思います。
夢二が生まれ育った岡山県瀬戸内市邑久町には『夢二生家記念館』と『少年山荘』もあります。
竹下夢二は、岡山の郷土の誇りです。
そういう思いも含めて、そら君が素晴らしい作品にしてくれると期待しています。
チケット難難公演であることは必至でしょう。
ライブ配信があることをかたく信じています。
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