「愛ちゃんの死」がニュースに!SNSの効用
こんにちは、くららです。
昨日の星組『ロミオとジュリエット』B日程の配信、とても良かったですね。
カメラが真ん中の位置中心に「一番観るべき所」を大きく映し出してくれるので、劇場で観ているのとは違う見方ができて、また感動でした。
配信を見ると、いかに自分が見逃していることが多いかに気づきます。

「礼真琴・舞空瞳」の“究極のロミオとジュリエット”の素晴らしさをたっぷり堪能できました。

話題の「愛ちゃんの死」を多く映してくれて、「こんなことまでしていたの?」と新しい発見もありました。

配信中に『愛ちゃんの死』と多くの方々がTwitterでつぶやかれたので、「トレンド入り」していました。
そしてディリースポーツがそのことを記事にしたので、今朝は「ヤフーニュース」として上がっていました。

『愛ちゃんの死』トレンド入りに「どの愛ちゃん?」と不安の声 実は…
だがこの「愛ちゃんの死」は、宝塚歌劇団星組の「ロミオとジュリエット」が、動画配信サービス「タカラヅカ・オン・デマンド」でライブ配信されたためトレンド入りしたもの。同作品には物語のテーマをダンスで表現する「愛」と「死」の役が登場。A日程とB日程で配役が異なるが、この日に配信されたB日程の「死」を演じた星組スターの愛月ひかるが、ファンから“愛ちゃん”と呼ばれていることから、役名を指しての「愛ちゃんの死」だった。引用ディリースポーツ

世間では、卓球の福原愛ちゃんが報道騒動の中にあるので、「愛ちゃん」と言うと、福原愛ちゃんのことを思った方も多いようです。
「死」という言葉は、当たり前に使われることでは無いですから、「愛ちゃんの死」という言葉を見て、不安に感じた方々は多かったでしょう。

宝塚では「ロミオとジュリエット」に「愛」役と「死」役があるということは、ファンはみんな知っています。
「死」は、役名であって、不吉な意味はありません。不吉な役ですけどね。

面白いなと思ったのは、「」という役を、宝塚での愛称の愛ちゃんが演じていること。
宝塚スターの愛称は、複数ある方も多いですが、愛月ひかるさんだけは「愛ちゃん」に統一されていて、他の愛称はありません。

愛ちゃんが、対極にある「死」を演じているということも、世間一般の方には「?」が飛ぶことだったでしょうね。

通常「死」は若手の有望株が演じることが多いが、今回、押しも押されぬ上級生の人気スター愛月が演じた。そのためファンから「愛ちゃんの死の存在感ハンパなかった」「愛ちゃんの死がめちゃくちゃ素敵」「愛ちゃんの死が色っぽすぎる」といったツイートが相次いで投稿された。引用ディリースポーツ

このブログでも、最近は「死」を演じる愛ちゃんの素晴らしさを何度も書いていましたが、配信で受けたファンの方々の印象も同じようなものだったので、「そうでしょう!」と同意しました。

劇場で観ていると、「空気を変える」存在感を感じます。
愛ちゃんの死が登場すると、温度が下がっていくような。

記事は下記のもので締められていました。

愛月は2007年初舞台。173センチの恵まれた体格で、宙組に配属後、早くから注目されていた。19年2月26日付で、専科へ異動となるが、同年11月1日付で再び星組に異動。トップスターの礼真琴に次ぐ役を演じている。引用ディリースポーツ

「B日程」の良さは、「死」だけでは無い

以前にも書きましたが、9役役替わりしているので、A日程にはA日程の良さがありますが、B日程にはB日程の良さがあります。

「B日程」について
ベンヴォーリオの綺城ひか理さんとマーキューシオの天華えまさんが、とても歌えているので、モンタギューのナンバーが聞きごたえがあります。
瀬央ゆりあさんのティボルトも、眼力があって、迫力があります。以前観劇した感想で「危ない男」感があまり無いと書きましたが、昨日は感じられました。

「B日程」の配信は、予定されていたのは昨日のものだけで、東京公演では予定されていません。
しかしこの反響を受けて、東京公演でも「B日程」の配信をしてくれることを期待しています。

そして、公演プログラムの中には、5月13日に発売される「Blu-ray」「DVD」「ライブcd」ついて、
本編映像はA日程で、B日程はダイジェストと記されています。
発売日の5月13日まで期間があるので、B日程も全部収録された2枚版が発売されると良いなと思っています。

SNSの効用

先週の月曜日に宝塚の公式ページに
「SNSやインターネット上における誹謗中傷等への対応について」という発表がありました。
SNSは誹謗中傷等の場になることが問題ですが、今回の星組の配信時には、「共感し合う場」になっていました。
「愛ちゃんの死」の素晴らしさを、みんなで共感したい気持ちが自ずと働いて、そういう結果になったのだと思います。

「デュエットダンス」も、「トレンド入り」していました。
礼真琴・舞空瞳コンビの、ハイレベルのデュエットダンスは、素晴らしすぎる感動ものなので、SNSでみんなで共感し合いたい気持ちがわかります。

コロナ禍でなかなか人と会えない中、SNSを通して、感動したこと素晴らしいと思ったことなどを発信しあって、共感できることは楽しみが増すことだと思います。

劇団の発表があって、SNSに対して慎重にならざるを得ない状況ですが、プラスのことは自由に発信し合って、共感して、思いや愛を深めていくことも「あり」だなと思います。
バズらせようと意図的に企んでやることは絶対ダメですが、自然発生的な感動の共有は、とても良いことだなと思っています。

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