「黒塗り」表現はダメでもCool Beast!!に期待
こんにちは、くららです。
今日は花組トップスター柚香光くんのお誕生日です。
息子と同い年なので年齢はわかりますが、スミレコードを守って。
(20代で若い!)

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キャストボイスの言葉の表現が変更

花組は4月2日に大劇場公演『アウグストゥス-尊厳ある者-』『Cool Beast!!』の幕が上がります。
毎週キャストボイスが更新されています。
昨日は永久輝せあくん音くり寿ちゃんでした。

ひとこちゃんは、新しい譜面と闘う日々が続いているそうです。歌が多いのかな?
神聖な幕開きから野性味溢れるプロローグ。
ショーの中詰めは、ミステリアスな雰囲気の音楽だそう。
芝居は、立ち回りシーンとナンバーが多くあるそうです。

1週間前は、優波慧くん聖乃あすかくんのキャストボイスがアップされました。

優波くんの一部の表現が削除されたことが、話題になっています。

ショーのプロローグの振りが付きました!最強最狂Cool Beast柚香さんと、金色に眼を光らせた獣たちが火花を散らして踊り狂います。
ピカピカ研1生さんも加わって、久しぶりの大劇場ショー!黒塗りショー!テンションに反して筋肉痛と戦いながら、健康第一でお稽古頑張ります!
皆様もお身体に気をつけてお過ごしください!
引用宝塚公式ホームページ

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ショーのプロローグの振りが付きました!最強最狂Cool Beast柚香さんと、金色に眼を光らせた獣たちが火花を散らして踊り狂います。
ピカピカ研1生さんも加わって、久しぶりの大劇場ショー!ラテン・ショー!テンションに反して筋肉痛と闘いながら、健康第一でお稽古頑張ります!
皆様もお身体に気をつけてお過ごしください!
引用宝塚公式ホームページ

黒塗りショー!が、ラテン・ショー!に変更になりました。

黒塗りという表現は、社会的な問題を内包しています。

スカイステージのタカラヅカニュースでの春妃うららちゃんの説明

3月1日のスカナビトークで、MCの春妃うららちゃんが『Cool Beast!!』について話していました。
「今回『CONGA!!』以来の黒塗りと言うことで、『CONGA!!』ほど黒くは無いのですけど、少し獣に寄った浅黒い感じでつくるので、花組生としてもラテンの血が騒ぐというか、すごく楽しみにしながら、毎日お稽古しています」

宝塚のラテンショーと言うと、黒塗りは必須ですが、浅黒い薄めの黒塗りなのですね。

今回の公演で華優希さんと瀬戸かずやさんが退団されるので、千秋楽には「サヨナラショー」があります。
黒すぎると、今までの思い出の曲の衣装をつけて歌う時に違和感があると思うので、薄めの黒塗りの方が良いですね。

しかし現在社会的に問題なのは、黒塗りの濃さでは無く、「黒塗り」という表現です。

「Black Lives Matter」運動

「Black Lives Matter」とは、アフリカ系アメリカ人に対する警察の残虐行為をきっかけにアメリカで始まった人種差別抗議運動のことです。
コロナ禍の2020年5月に米ミネソタ州ミネアポリスで、アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが白人の警察官に首を8分46秒圧迫されて死亡した「ジョージ・フロイド事件」を受け、全米に抗議運動が広がりました。このデモをきっかけにBLM運動が現在も積極的に行われています。

日本では
2017年大晦日の「ガキの使い!大晦日年越しSP」で、ダウンタウンの浜田雅功さんが、黒塗りをしてアメリカの黒人コメディアン、エディ・マーフィに扮して登場したことから、海外から多くの批判があって大論争になりました。
それ以来、日本のテレビでの黒塗りは控えられています。

そういう流れがある中で、宝塚の「黒塗り」は、ずっと変わりなく採用されていました。
「Black Lives Matter」運動にSNSを通して賛同していた和央ようかさんと宝塚のトップスター5人とのコラボ「One Heart PROJECT」が8月にありました。
その時に、今後の宝塚の黒塗りに危惧して、下記ブログを記していました。

黒人を表現するための「黒塗り」はダメ!

黒人を表現するために「黒塗り」メイクをすることは、もう日本の世間一般でも「アウト!」「ダメ!」と言われています。
宝塚では、2019年も宙組「リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド」バウホール公演で、黒人の召使役の3人は黒塗りで舞台に立っていました。
「Black Lives Matter」運動が盛んになっているので、今だと、「ダメ!」と外部からの指摘が必ず入ってくると思います。

宝塚のラテンショーでの「黒塗り」は、イメージのもので、人種を意識してのものではありません。
黒塗りメイクをすることで、より熱く血が騒ぐというような感覚になりますね。
「黒塗り」という言葉を使わず、日焼けという表現を使えば、問題ないと思います。

ラテンの「黒塗りメイク」は、「黒塗り」という言葉を避けて、「日焼けメイク」「コンガリメイク」と言えばOKでしょうか?

時代がドンドン変化して、「コンプライアンス」の意識も否応なしに高めていかなければならない世の中です。
私が育った子どもの頃と比べたら、「使えなくなった言葉」が沢山あります。

さらに「コロナ禍」での様々な制限下にある閉塞感に満ちています。
そんな時だからこそ、3時間全てのことから解放されて、宝塚を楽しむことで、元気になりたいですね。

公演を前に出演者のスチール撮りは終わっていると思います。
多分「日焼けコンガリ」メイクで撮影されているのではないかな?

それらが差し替えになるような世知辛い世の中では無いことを願います。

柚香光くんが「Beast=野獣」だけでなく、他の出演者も獣になって、熱く激しく野性的なプロローグから始まるそうです。
お芝居は2006年月組の『暁のローマ』のイメージだそうです。ポスターの柚香光くんがとても魅力的なので期待が高まります。
パッショネイトで刺激的なラテン・ショーも。
花組公演もとっても楽しみですね。

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