「ダルレークの恋」観劇感想
こんにちは、くららです。
月組「ダルレークの恋」11時公演を観てきました。
ちょっと疲れた中で書いているので、サラッと読み流してくださいね。

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「美の暴力」月城かなと

月城かなと君の美しさは、想像をはるかに超えていて、見とれてため息が出るほどの麗しさでした。
「ターバン+軍服」だけでなく、2幕冒頭のオールバックの髪形にタキシード、その上に首から白のロングストールを掛けた「ジゴロ」風の衣装も特別似合っていました。

「2の線」のれいこちゃんのお芝居に、最近なかなか巡りあえませんでしたが、「正統的2枚目」を演じると、「美の暴力」と言って良いほどの破壊力に満ちていました。特に今回は色気に満ちたラッチマンでしたからね。
顔が美しいだけでなく、表情が良いのですよね。特に目!流し目最高。口も!ニヒルな表情にもビリビリしました。

話題のラブシーンもドキドキしましたが、ダンスで魅せてくれたり、最後に赤い紙が上からひらひらと降りてきたりと、「宝塚」的な線は超えそうで超えていない、知り合いの小中学生に見ても大丈夫な感じがありました。

れいこちゃんのような、顔の美しさが売りの「正統的な二枚目」なトップスターさんは久しぶりなので、オールドファンとしては楽しみだなと思っいいます。

嬉しかった暁千星くんの活躍

わざわざ東京まで来たのは、暁千星くんのペペルを見たかったからです。大阪には来ないので。
そして、「ペペル」役を暁千星くんと風間柚乃くんが、東京と大阪で役替わりすることになっています。

ありちゃんおだちんに追い抜かれるかも。危うし!」とか言われていて、ちょっと心配で。
そんなことは無いと思いながらも。

「ペペル」を、ありちゃんはイカした憎めない悪党として演じていました。心底心は悪いのだけど。月組の大空祐飛さんの時とは、ちょっと役づくりが違っていたような。

「ペペル」は、幕が上がってもなかなか出てこないのですが、登場は1シーン使った華々しさでした。
そしてセリフを言うと、『I AM FROM AUSTRIA-』 のパブロのようなカタコトで、「?」が飛びましたが、そのカタコトには理由がありました。(理由は割愛します。)
歌もとっても聞かせてくれて、何か所も歌がありました。さらに上達中のように思いました。
活舌は少しだけ聞き取りにくい所がありました。

「ショースター」として、プロローグでも、フィナーレの冒頭でも「暁千星」の独断場でした。
きざりに磨きがかかっていました。いろんなものが飛んでいました。

プログラムでも、ありちゃんは「2番手」としての扱いで、プロフィールのページが1枚ありました。スターになったなと感慨深かったです。

風間柚乃くんの写真は、東京の「クリスナ」役のものだけでした。番手のついた配列ではありませんでした。
プログラムは東京と大阪を兼ねているので、「ペペル」の写真も掲載されていたら良いのにと思いましたが、「ペペルの本役は暁千星」ということなのでしょうか。

大阪では、暁千星くんの所に、全部風間柚乃くんが入るようです。
ダンスのシーンが多いので、おだちんにはチャレンジの公演になりそうです。

ここずっと、番手がなかなか上がらなかったありちゃんですが、この公演では明確な2番手で、ショースターとして大活躍していました。
ホッと胸をなでおろしながら帰ってきました。

谷貴矢先生の実力を感じた公演

古臭いイメージのあった作品が、谷貴矢先生の潤色・演出とても面白くて引き込まれる作品になっていました!

ラッチマンとカマラにより焦点があてられた演出に変わっていました。
演者の「月城・海乃」に演技力があって心理描写が巧みなので、その相乗効果もあると思いますが、心情が伝わってきやすかく、グイグイと惹きこまれていきました。

シーンに合わせた映像も素敵
ダル湖の水面のさざ波をはじめとして、そのシーンに合わせた映像が背景に映し出されて、雰囲気を作っていました。
今回は東京と大阪の2か所の会場ですが、全国ツアーで会場が変わる場合、この映像はそのまま使えるのでしょうか?会場によって背景の大きさが違うのでどうなるのかな?と勝手に心配しながら見ていました。(余計ですね)

2幕冒頭のパリのレビューシーンは、バッサリカットされていました。

それらに変わるものとして、プロローグから美しいダル湖の映像が映し出されると共に、湖=水のイメージの象徴として、「水の精」の二人が通し役で登場して、美しいダンスでそのシーンの雰囲気を表現してくれます。

水の青年……彩音星凪(101期)
水の少女……菜々野 あり(103期 愛称こありちゃん)

素足で軽やかに高い技術のダンスを魅せてくれました。回転リフトも軽々と長~く続けられていました。
シーンによっては、たくさんの水の精たちも一緒に踊ります。

「イケメン」かつ「暁千星大ファン」として知られている彩音星凪くん。同期の縣千くんからダンスの名手と言われていましたが、本当にそうでした。そのダンス力を発揮する場が与えられて良かったと思いました。こありちゃんもダンスがとても得意なのですね。

ホテルのポーターとメイドコンビの蘭尚樹くん詩ちづるちゃんの「アツアツ」ペアの登場は、清涼剤のような役目を果たしていて、良かったです。

リタ役のきよら羽龍ちゃんは、お芝居がやはりとても上手でした。

咲彩いちごちゃんが「水の精」のソロを歌っていて、やはりお上手でした。

期待の娘役はきよら羽龍ちゃん、詩ちづるちゃん
きよら羽龍ちゃんは、暁千星くん
詩ちづるちゃんは、風間柚乃くん
とペアを組む機会が多かったです。

フィナーレについて

フィナーレのパレードもエトワールも、月城かなとさんの大羽根も無かったです。

暁千星くんから始まって、娘役さんたちを引き連れて踊り

海乃美月ちゃんから始まって、男役さんたちを引き連れて踊り

そこに月城かなとさんが加わって踊り、最後にみんなで総踊り

100期以降の若手男役、娘役さんたちの踊りのシーンもありました。
それぞれに少しずつ見せ場があって、みんな生き生きとしていて、とってもエネルギッシュ
そこに風間柚乃くんがいるので、「若かったんだ!」と再認識しました。

風間柚乃くんは、お芝居では、夏月都さん演じるアルマの尻にひかれた夫のクリスナ役。良い味を出していました。やはりお芝居に貫禄があって流石でした。

「酒場の亭主」と「ラッチマンの父親のハリラム」という二つの老け役を蓮つかささんが演じましたが、通る声で芝居もとても良かったです。酒場の亭主の歌もお上手でした。フィナーレでは格好良い男役さんでキレキレのダンスで目立っていました。
また素敵な役が巡ってくると良いなと思いました。

パレード無しでご挨拶のみ
一番最初に水の精の二人がご挨拶して、
後、複数人ずつのご挨拶が続いた後
梨花ますみ

風間柚乃

暁千星

海乃美月

最後に月城かなとさんが、真ん中の階段を歌いながら下りてきました。

フィナーレの男役の髪形は?

「ターバンを外した後の男役さんの髪は汗でぬれているのだろうか?」のこたえは、男役さん全員フィナーレでも、ターバンだったので、わかりませんでした。

月城ラッチマンが「あのラブシーン」で、ターバンを外すのですが、それは外すという表現より、頭に巻いた何メートルもある長い布を頭からぐるぐると解いていくという感じでした。

「早変わり」のある宝塚で、実際にターバンをクルクル巻きにして装着しているのか?形のできた帽子のようにして被っているのか?私にはわかりません。

今まで考えたこともなかったのですが、ターバンひとつ付けるのも、相当大変そうです。
そういう大変なことをこなしながら、素敵な姿を舞台で魅せてくださるのだな、と思いました。

カーテンコールで、星組「ダルレークの恋」で主演した「麻路さきさんがご観劇です」と、れいこさんが嬉しそうに報告してくれました。1997年の作品です、24年前!大先輩に舞台を見守られながら緊張されたでしょうか?
初日から2日目ですが、わたしにはとっても余裕の舞台に見えました。

素晴らしい見ごたえのある公演でした。
2月27日(土)15:30からの配信も見たいと思っています。

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