こんにちは、くららです。
本日11月18日は「宝塚GRAPH12月号」の発売日です。
土日を避けて、いつもより２日はやい発売です。
表紙の真風さんが、若々しくてとっても格好良いです。
最近の真風さんは若返った印象がありますね。
真風・潤さんの退団『カジノ・ロワイヤル ～我が名はボンド～』の東京宝塚劇場の日程が発表されました。
千秋楽は、6月11日（日）13:30公演です。
「宝塚GRAPH12月号」は見所満載ですが、私がとても興味を持ったのは、「プチ・フルール」という娘役コーナーです。
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「プチ・フルール」について
「宝塚GRAPH」には、不定期に特集される「プチ・フルール」というコーナーがあります。
選ばれた新進路線娘役さんの、ポートレートが掲載される「特別なコーナー」です。
2015年12月号の「プチ・フルール１６」で終わっていました。
７年ぶりの掲載です！
先月号に予告は無かったので、「プチ・フルール１7(XVII)」が掲載されていてビックリしました。
選ばれた娘役さんは５名。各組1名ずつです。
学年順、成績順だと思いますが、掲載順に記しますね。
・きよら羽龍(104期、月組)
・詩ちづる(105期、星組)
・音彩唯(105期、雪組)
・星空美咲(105期、花組)
・山吹ひばり(105期、宙組)
納得の５名です。
みなさん今年新人公演のヒロインをつとめて、抜擢こたえた活躍をされ、５人それぞれ甲乙つけがたい実力と魅力を発揮されています。
特に５人とも歌の実力が高いことが、歌を強化している宝塚にとって、大きな武器になるでしょう。
105期は成績順に並んでいるので、音彩唯さんは首席入団でしたが、その後の研１、研３の試験で成績に変化があったようです。最終成績は研5の試験になります。
“プチ・フルール”とはフランス語で「小さな花」という意味ですが、このコーナーに掲載された娘役さんは、トップ娘役になって大輪の花を咲かせている方が多いです。
過去３回の「プチ・フルール」掲載者
トップ娘役さんは、赤字にしました。
プチフルール１６(2015年12月号)
・綺咲愛里(96期、星組)
・城妃美伶(97期、花組)
・海乃美月(97期、月組)
・有沙瞳(98期、雪組【星組替】)
・星風まどか(100期、宙組)初詣
研2の星風さんが７年前に選ばれていたのですね。
この年は、５組の娘役さんが揃っていました。
この時有沙さんは雪組で、2016年12月26日付で星組に組替されました。
プチフルール１５(2013年2月号)
・早乙女わかば(94期、星組【月組替】)
・星乃あんり(95期、雪組)
・怜美うらら(95期、宙組)
・咲妃みゆ(96期、月組【雪組替】)
咲妃みゆさんは、2014年1月29日付で雪組へと組替えされました。
早乙女わかばさんは、2014年5月18日付で月組に組替えされました。
プチフルール１４(2011年02月号)
・愛加あゆ(91期、雪組)
・音波みのり(91期、星組)
・すみれ乃麗(92期、宙組)
・実咲凛音(95期、花組【宙組替】)初詣
実咲凛音さんは、2012年5月29日付で宙組に組替えされました。
それ以前の「プチ・フルール」掲載者
プチフルール１３(2009年2月号)
・羽桜しずく(89期)
・蒼乃夕妃(90期)
・野々すみ花(91期)
・蘭乃はな(92期)初詣
・舞羽美海(93期)
プチフルール１２(2007年11月号)
・花影アリス(88期)
・大月さゆ(89期)
・白華れみ(89期)
・夢咲ねね (89期)
プチフルール１１(2004年4月号)
・白羽ゆり(84期)
・美羽あさひ(85期)
・城咲あい(86期)
・陽月華 (86期)初詣
プチフルール１０(2000年2月号)
・秋園美緒(79期)
・南城ひかり(79期)
・花瀬みずか(81期)
・西條三恵(82期)
・彩乃かなみ(83期)
・遠野あすか (84期)初詣
プチフルール９(1998年2月号)
・大鳥れい(79期)
・舞風りら(81期)
・妃里梨江(81期)
・紺野まひる (82期)初詣
プチフルール８(1995年5月号)
・星奈優里(76期)
・千紘れいか(78期)初詣
・貴咲美里(79期)
・千ほさち (80期)初詣
プチフルール７(1992年9月号)
・純名里沙(76期)初詣
・風花舞(76期)
・月影瞳(76期)
・花總まり (77期)初詣
この年は「76期の３人娘」と77期の花總さん全員トップ娘役に就任されています。
プチフルール６(1989年10月号)
・香坂千晶(71期)
・青山雪菜(73期)
・朝吹南(73期)
・五条まい(73期)
・麻乃佳世(74期)初詣
74期は４名のトップ娘役(森奈、麻乃、白城、渚)を輩出していますが、掲載されていたのは麻乃さん一人だけです。
また、渚あきさんは、上級生になってトップ娘役に就任されたので、３人と就任時期が違います。
絶対的なトップ娘役である白城あやかさんが掲載されていないのは、タイミングが合わなかったのでしょう。
他にもタイミングが合わなくて、研2でトップ娘役に就任した85期の映美くららさん、研4でトップに就任した88期の桜乃彩音さんも掲載されていません。
他にも掲載されていないトップ娘役さんは沢山いらっしゃいます。
愛希れいかさんは、2011年5月30日付で娘役へと転向されて、とんとん拍子にトップ娘役に就任されたので、掲載されていません。
ひとつだけわかること⇒下級生の有望娘役さんがわかる
その年の最後に載った人＝その中で一番下級生は、みなさんトップ娘役に就任されています。
2015年に星風まどかさんは、研2で掲載されていました。
一番下の下級生は、星風さんと同じように入団早々から、トップ娘役就任が約束されているのでしょう。初詣ポスターモデルの方が多い傾向です。
娘役で初詣ポスターモデルに選ばれると、やはり確実性の高いトップ娘役候補と考えられているのでしょう。
学年幅が狭い場合
幅広い学年から選抜されている中、今年は104期と105期の２学年に絞られています。
これは、過去のデータと比較すると珍しいケースです。
「プチフルール７(1992年9月号)」に掲載された、76期の純名里沙さん、風花舞さん、月影瞳さんと77期の花總まりさんの全員がトップ娘役に就任されています。
しかし「プチフルール１２(2007年11月号)」に掲載された88期と89期の４人の中では、トップ娘役に就任したのは夢咲ねねさん(89期)一人だけでした。
私は、花影アリスさん(88期)も、大月さゆさん(89期)も白華れみさん(89期)もトップ娘役に就任するだろうと思っていましたが、そうなりませんでした。
「トップスターありき」の娘役人事なので、いくら娘役適性が高くても、運が大きく働くので、「娘役人事は水物」的な面もあります。
しかし研1で「初詣ポスター」に掲載されるような、選ばれた娘役さんは話は別で、組替をしてでも、トップ娘役に就任する確率は限りなく高くなる感じがします。
先にあげた過去のデータをもう一度見てみてください。そのことがわかります。
今回の「プチ・フルール１7(XVII)」４名の今後は？
星空美咲さんは、トップ娘役が当確に近い位置にいます。
研4で宝塚大劇場のパネル入り、「うたかたの恋」のポスターに名前が入っていることもわかりました。急ピッチで上げているのは、この先に何か用意されているためのような気がします。
103期の初詣ポスターの夢白あやさんは、次期雪組トップ娘役です。
初詣モデルで実力派の、104期のきよら羽龍さんも、105期の音彩唯さんも、後に続いていく確率は高そうです。
詩ちづるさんは、季節ごとに変わる「阪急電車で行きましょう」のポスターモデルをされていて、阪急電車を利用したら、いつでもどこででも見かける馴染みのお顔です。ポスターのお顔がとっても可愛いくて、ついつい目が惹かれます。
先日星組のショー『JAGUAR BEAT－ジャガービート－』を観て、詩ちづるさんは、トップスターの礼さんとデュエットダンスをしたり、トップコンビのデュエットダンスの影ソロをしたり、その他諸々でとても推されていることを感じました。
山吹ひばりさんも宙組『HiGH&LOW』の新人公演ではヒロインをつとめ、今後の可能性をとても感じました。
７年ぶりに「プチ・フルール」という若手娘役コーナーが復活したのは、トップ娘役候補が各組に揃っているからのような気もします。
もしかしたら小川理事長から、木場理事長に代わったことも、「プチ・フルール」復活に影響しているのでしょうか？
過去のデータをみたらわかるように、７年もあいた期間はありませんでした。
嬉しいテレビ放送のお知らせ
星組「めぐり会いは再び」「Gran Cantante!!」が、NHK BSプレミアムで放送されます。
5月に宝塚大劇場で行われた公演なので、初舞台生の口上も、初舞台生ロケットも見ることができるでしょう。
宝塚大劇場公演は、コロナで長い期間中止になったため、チケットを持っていても観ることが叶わなかった方が多いと思うので、とても有難い朗報ですね。
BSプレミアムの舞台中継は、映像がとても綺麗で、カメラワークも凝っていることも魅力です。
11月23日24:00からNHK BSプレミアムで放送されます。
お見逃しなく。
今日は月組全国ツアーの初日です。
月城さんのブラック・ジャックが、とっても楽しみです。
どんなメイクをされても、格好良いでしょうね。
そして出演メンバーがガラッと変わる『FULL SWING!』も。
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