亜音有星君は新公主演だった?
こんにちは、くららです。
「劇場へご来場いただくお客様へのお願い」動画が、星組バージョンで公式にアップされました。
アナウンスは、102期の天飛華音くん水乃ゆりちゃん
(雪組バージョンでは、102期の彩海せらくんと103期の夢白あやちゃんでした。)
雪組と同じように105期生が一緒に映っていて、「ロビーの階段での全員映り」では、真ん中にいた稀惺かずと君が目立っていました。
雪組では紀城ゆりや君がその位置でした。
稀惺、紀城、お二人とも音楽学校文化祭お芝居の主演経験者です。
入団前から、路線が決まっているのかな?という思いが沸いてきます。

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<華宝塚>の記事から推測できること

現在新人公演が中止中ですが、「宙組の新公主演は亜音有星君だった?」と思えることがありました。
それは、東京新聞の「TOKYO Web」の<華宝塚>コーナーに<華宝塚>日々新鮮な気持ちで 亜音有星(宙組)、とキョロちゃんが掲載されていたからです。

<華宝塚>は、東京宝塚劇場公演中の生徒を、各組3人ずつ掲載しています。
過去の記事を調べてみたら、下記の通りでした。

<華宝塚>過去の掲載者

宙組公演中
天彩峰里「感情豊かに心込めて」(1月28日)
桜木みなと「自由に、伸び伸び舞台へ」(1月21日)

月組公演中
風間柚乃「多彩な色出せる男役に」 (2020年12月24日)
美園さくら「役を掘り下げて成長」 (12月10日)
暁千星  「濃い男役」に一直線  (11月26日)

花組公演中
一之瀬航季「骨太で懐深い男役に」新公主演(11月12日)
永久輝せあ 日々「人生は旅である」(10月29日)
水美舞斗「舞台人として誠実に」 (10月22日)

星組公演中
舞空瞳 「きちんと心を届けたい」 (9月24日)
天寿光希「この瞬間、ベスト尽くす」 (9月10日)
華形ひかる「醒めたくない夢」退団 (8月27日)

雪組公演中
彩海せら「陰ある役で、もっと勉強」 (3月26日)
諏訪さき「舞台で輝く姿見せたい」新公主演 (3月12日)
真那春人「上を見上げてチャレンジ」 (2月27日)

宙組公演中
風色日向「憧れの場所で見た色は」新公主演 (2月13日)
星風まどか「高みをめざして常に前へ」 (1月23日)
瑠風輝「怒濤の人生を演じたい」 (1月9日)

2019年の6月から始まっているコーナーで、路線男役娘役、新人公演主演者、卒業予定者が掲載されていました。
新公主演の碧海さりおくん(101期)、礼華はるくん(101期)は、まだ掲載されていません。
新公主演でない若手男役さんが掲載されたのは、亜音有星君が初めてです。

亜音有星君の記事について

劇中劇のバレエ「白鳥の湖」での、ジークフリート役のキラキラ王子の写真も載っていました。

入団から四年がたち、新人公演で大きな役を演じてきた。という文章も。

亜音くんは、研3の時に「オーシャンズ11」の新人公演で、ベネディクト役(桜木みなと・3番手)を演じました。
まだ声が高くて「男役」の声はできていませんでしたが、度胸のある堂々とした演技が印象的で、何よりもスっとしたビジュアルの良さが際立っていました。「これからスターになっていくぞ」という勢いがありました。

その次の『El Japón(エル ハポン)』の新人公演では、2番手芹香斗亜さんのアレハンドロ役。
ヒゲをつけたワイルドな役も、堂々とこなしていました。「キョロキョロすんな!」というアドリブもドっと笑いを取っていました。

3番手、2番手ときたので「アナスタシア」では、真風さんのディミトリ役の主演をするのでは?と思っていましたが、新人公演は中止に。

「アナスタシア」本公演では、103期で一人だけ全日程に出演し、「ボリシェヴィキ男」が通し役で、グレブがアーニャを何とか笑わせようとするアドリブシーンのある「政府事務所」では、希峰かなた君と二人で目立っています。
そして、劇中劇のバレエ「白鳥の湖」では、ジークフリート役。
潤花ちゃんを長時間リフトしてグルグル回していますが、このバレエシーンはスゴイ跳躍力と回転でアクロバティック的な踊りを魅せてくれているロットバルトの優希しおん君に全部持って行かれているので、素敵な王子さまの亜音くんは少し影が薄いですが、頑張っています。

2019年は102期の男役さん、雪組の彩海せらくん、星組の天飛華音くん、宙組の風色日向くんが新公主演に抜擢されました。
2020年から2021年は、103期の男役さんの新公主演が想定されていたと思います。
その先陣を切ったのは、多分亜音有星くんだったのでは?と思うのです。

今回<華宝塚>に掲載されたのは、新人公演ができなかったものの、亜音有星くんを売っていこうという劇団の意向のあらわれのようにも思いました。

<華宝塚>コーナーの宙組編で、亜音くんの前に掲載されていたのは、可愛いアーニャの少女時代を演じた天彩峰里ちゃんです。
亜音くんの流れから天彩峰里ちゃんが新人公演のヒロイン予定だった?と思ってしまいそうですが、それは違うと思います。
新人公演があったなら、アーニャは、山吹ひばりちゃんだったような気がします。

<華宝塚>コーナーでは、路線娘役さんが次々に紹介されていました。
潤花ちゃんは「元気に!すまして!かっこよく」と、2019年8月22日に掲載。
遥羽ららちゃんは、「キュートさも大人の色気も」と、2019年7月25日に掲載。
このコーナーが始まったばかりの頃です。トップ娘役さん以外では、海乃美月さん有沙瞳さんが掲載されていました。

天彩峰里ちゃんと亜音有星くんは、「4月22日〜5月3日、兵庫・宝塚バウホールでの宙組公演「夢千鳥」に出演予定。」と共に記事で紹介されていました。
天彩峰里ちゃん、亜音有星くん、山吹ひばりちゃんは、和希そらくん主演公演で、大活躍するのでは?と思っています。
特に歌唱力が抜群で可憐な天彩峰里ちゃんは、「ポスト真彩希帆」として活躍して欲しいと思います。

花組バウホール『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』では、希波らいと君が路線男役の2番手のような目立ち方をしていたと聞きました。

予定では次の花組大劇場公演から、新人公演が再開されるかな?という感じですが、感染状況の変化が読めないので、まだわかりません。
新人公演があったとしたら、希波らいと君が主演の確率が高いように勝手に思っています。花組は100期の聖乃あすかさんが確実な路線なので、抜擢するのは次の世代に移行するでしょう。

希波らいと君と亜音有星くんは、共に文化祭の演劇の主演経験者です。ここでも「文化祭の芝居の主演は路線コースなりかな?」と思ってしまいます。先ほどあげた105期も。

しかし入団時の成績は、良くはなかったです。亜音有星くんの方が特に。
亜音くんは「オーシャンズ11」の新人公演の最後のご挨拶の時は、かなりハシに位置していましたが、現在は宙組103期の筆頭に出世しました。しかし、花組のらいと君はまだ5番目です。

花組の『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』は、残念ながら観劇できませんでしたが、スカイステージのダイジェスト映像を見て、多くの良い評判をききました。配信が無かったのは本当に残念でした。

ビジュアルに実力がともなってきて、ますます頼もしい存在になってきた聖乃あすかさん
大抜擢にこたえた星空美咲ちゃん
そして希波らいとくんや美羽愛ちゃんたち、みんな活躍の場を与えられたら、きちんと仕上げて魅せてくれて、新人さんたちの秘めている可能性は無限大だなと思いました。みんな精一杯頑張って努力されたのでしょう。

バウホール公演や、新人公演で、若手さんたちの活躍の場がもっともっと増えていって、スターさんたちが沢山生まれてくると良いなと思っています。
最近の傾向として、1つの期から輩出する「路線スター」がとても限定されているような気がします。
新公主演のチャンスが与えられても、必ずしも「路線スター」では無い場合が多いような。

これから理事長が交代されることで、このあたりも変化していくのでしょうか?

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