こんにちは、くららです。
宙組全国ツアー『バロンの末裔』『アクアヴィーテ!!』の初日の幕が上がりました。
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通常ならweb記事でにぎわう所ですが、今回は1件もありませんでした。
初日を含めて梅田では3公演のみの上演で、その後九州、沖縄地方で上演されるため、報道機関の取材は控えられたのでしょうか。
私は月曜日の梅田公演を観劇予定です。
予習をかねて「スカイステージ」や「歌劇誌」、初日の情報をまとめてみました。
「ナウオンステージ」の初回放送が、初日の開演1時間後に放送されました。前回の「プロミセス、ブロミセス」から初日の上演時間中に放送されるようになりましたね。
夕方梅田に行った時に、「公演プログラム」を買って来ました。
『バロンの末裔』について
サヨナラ公演と全国ツアーの違い
25年前の初演は久世星佳さんの退団公演だったので、サヨナラと重なる歌詞と、清々しいメロディーが涙を誘うせつない作品という印象をもちました。
コメディアンヌの未沙のえるさんが出演されているので、笑いのシーンもあったとは思います。
しかし初日をご覧になった方々の感想は、「楽しかった」「とっても笑った」などが多く、せつないというものはあまり無かっように思いました。
キャラクターが面白く描かれていて、みなさん個性的に演じられていることで、クスクス笑いが起こるコメディタッチな作品に仕上がっているのでしょうね。
しかし最後は、互いに思い合っていながらもトップコンビは、別々の道を歩んでいきます。
最後のデュエットダンスが素晴らしく、「イヤこれでお別れになってしまうのは切なすぎる」と、ヒロインキャサリンの心情になってしまうそうです。(「ナウオンステージ」より)
真風さんが退団されるわけでは無いので、別れもカラッとした出発となるのでしょう。サヨナラ公演とここが違うところですね。
コロナ禍での全国ツアーなので、日常を忘れて楽しめることが一番ですね。
宙組は全国ツアーは、正塚先生の作品が多い ・「メランコリック・ジゴロ」(2015年10、 11月) ・「追憶のバルセロナ」(2019年8、9月) ・「バロンの末裔」(2021年11、12月) |
配役について
真風さんの2役の演じわけが見どころ
真風涼帆……エドワード(弟)/ローレンス(兄)(久世星佳)
双子の兄弟のエドワードとローレンスの二役を演じられます。
主役は弟のエドワードです。
内面的な性格の全く違う所から役づくりをされたと真風さんが話されていました。
兄のローレンスは、巻毛セミロング鬘のようです。
真風さんの2役の間で葛藤し続けるヒロイン
潤花……キャサリン(風花舞)
ローレンスの婚約者で、エドワードとも幼馴染。
ボールトン家の財政状況を知った上で、献身的にローレンスの看病を続けている。
番手は逆転していなかった!
2番手:リチャード(真琴つばさ)→桜木みなと
3番手:ウィリアム(姿月あさと)→瑠風輝
4番手:ヘンリー(汐風幸) →亜音有星(103期)?
別格:ブリンクリー(嘉月絵里)→鷹翔千空(101期) ?
九州の佐賀県出身で推されている亜音有星さんの方が、鷹翔千空さんより上の番手?と思っていましたが、当時の月組の配役であって、今回の宙組では、鷹翔千空さんのブリンクリーは大評判です。
鷹翔さんのブリンクリー役は、ウィリアム(瑠風輝)の秘書で、ウィリアムのそばにいつも居る忠実な秘書。「ナウオンステージ」に出演されて役のお話をされていました。
強い瑠風ウィリアムに対して鷹翔ブリンクリーは弱気でオドオドしている人。いろんな人にひっかきまわされ、不憫なところが笑いをさそって可愛いようです。
ヘンリー(亜音有星)は、ボールトン男爵家の使用人になりたての少年で、どうしたら良いかわからなくて、敬語が使えないぎごちなさがあったり、幼い可愛いさが、若手の亜音くんにピッタリのようです。
雉撃ちに出て雨に降られそうになったエドワードとキャサリンをヘンリーの家に連れて行って、ボールトン家に長年仕えていた庭師だった父のジェラルド(穂稀せり)に出会うことで、エドワードは財政状態の解決の道を探っていきます。
娘役2番手:ヘレン(千紘れいか)→山吹ひばり(105期)
山吹ひばりちゃんは、娘役2番手として活躍されているようです。
リチャード(桜木みなと)の恋人の快活なキャラクターのヘレン役で、ふたりのデュエットもあるようです。快活さが似合っているイメージがありますね。
105期娘役さんの抜擢は続きます。
凛城きらさん演じるトーマスは、ウィリアム(瑠風輝)の父親で、銀行の創業者。
美しい客の水音志保さんにデレデレになったり、秘書という名の愛未サラさん(105期)演じる愛人がいたり、肩書きは偉いが子供っぽいダメなお茶目なところがある人物だそう。芝居巧者の未沙のえるさんが演じられていた役なので。専科生として初出演にピッタリな役です。
そして若手の娘役さんも次々と抜擢されて頑張っていらっしゃるようです。
宙組の番手について
アクアヴィーテ!! 階段降り
小春乃さよ(エトワール 本公演と同じ)
↓
山吹ひばり、亜音有星(肩羽根)、水音志保
↓
鷹翔千空(肩羽根)
↓
瑠風輝(肩羽根)
↓
桜木みなと(黒い3番手羽根 孔雀羽付き)
↓
潤花(黒い娘1羽根孔雀羽付き)
↓
真風涼帆(本公演と同じトップ羽根)
山吹ひばりさん(105期)、水音志保さん(101期)、亜音有星さん(103期)が、新しく階段おりメンバー入り。
鷹翔千空さん(101期)、瑠風輝さん(98期)は、一人降りに。
桜木みなとさんと永久輝せあさん
桜木さんは黒の孔雀羽入りの3番手羽根だったそうですが、9月の花組全国ツアーでは、永久輝せあさんは、青の孔雀羽入りの3番手羽根でした。
公演プログラムの扱いを見たら、桜木さんと永久輝さんは掲載の仕方が全く一緒でした。
スチール写真は、1枚のページに同じサイズで、プロフィールページも1枚のページに同サイズ。
メッセージは、トップコンビと同じ大きさで1枚に3名分(トップ、トップ娘役、2番手)掲載。
全国ツアーの次の本公演で永久輝さんは花組3番手でした。
桜木さんも次の本公演『NEVER SAY GOODBYE』では、宙組3番手なので、全国ツアーでの扱いが同じなのだと思いました。
舞台写真の販売数など全然違いますが、このあたりの扱い方は一律なのですね。
『アクアヴィーテ!!』について
全国ツアーでの番手の変更について
2番手 芹香 → 桜木みなと
3番手 桜木 → 瑠風輝
4番手 和希 → 鷹翔千空
5番手 瑠風輝 → 亜音有星
ショーでの配役は、それぞれ番手に合わせて変更されているようです。
桜木さん瑠風さんは、ほとんど出演シーンが変わったように思います。
これは全国ツアーでの番手なので、本公演になると「プロミセス、プロミセス」組が加わるので変わります。
ショーでの大まかな配役変更点について
アルカミスト
英真なおき → 寿つかさ
エイトモルト(8人)→トゥモルト(2人)
大路りせ(105期)、泉堂成(105期)
ウィスキーダンディ、ウィスキーレディ
前回退団者→ 春瀬央季、水音志保
★ゴージャスリー・ブライトリー
潤花さんを中心とする娘役だけのダンスシーン
百花先生振り付け
ウィスキークイーンの潤花ちゃんは、大きな声を出して寝転ぶ?
リアクション女王の見せ場だそう。
★ダウンタウン・ビースト
ラムページ…… 桜木みなと
ロフティドリーム……優希しおん
退団された実羚淳さんのところを凄い身体能力の優希しおんさんが担当。
足をあげたら200度とか、「ナウオン」でも皆さんが大絶賛されていました。
とにかく圧巻なダンスだそうです。
★スモーキー・ナイト
新場面の真風さんのソロダンスから始まり超格好良いそう。
南の島の砂浜ラテンのリズムにのせて。
お稽古場で、「もう1回」とアンコールの声で「ヒューヒュー」だったそう。
浮き輪のチアフルパパは、凛城きらさん。チアフルママは花菱りずさん。
他に鷹翔千空、亜音有星、楓姫るる、愛未サラのお名前が掲載されていました。
★リファインド・テイスト
ミステリアスクラウン 瑠風
アマーミ(黒ダルマ) 春瀬、琥南
★中詰
和希さんの白のタコ足ダルマの「フィーストダイナマイト」は、鷹翔千空さん。
フィーストヒロインは、小春乃さよ、水音志保。
ペアダンス
「真風・潤花」、「桜木・栞菜ひまり」
ソロ歌唱 瑠風
スペシャルのゲストの凛城きらさんが歌いながらウイスキーのグラスを持って来るそうです。さらにその後もサプライズがあるとか?
客席降りはできないけれど、舞台上から「ウイスキーがお好きでしょう」の名シーンに。
真風・桜木・瑠風
甘い愛のささやきが、それぞれの出身地をベースの言葉の全国ツアーバージョンに変更になっているとのこと。
★ヒーローズ・テスティモニー
エネルギッシュなウイスキーボンボン
和希 → 鷹翔
歌手 花菱、穂稀
★タースト
タバコをもってタンゴを踊るシーン
安寿先生が振りつけの手直しをされ、メリハリが効いて更に格好良いそう。
シーク……真風
ミマ…… 秋音
2人は変更なし。
ダンサーが、瑠風、亜音など新メンバー多数出演とのこと。
★リザウンド・リッチリー
潤花、桜木
★ヴィヴァシャス・ホース
ノーブルホース……亜音
キューティホース……山吹
ホワイトホースのロケット
以前は瑠風、夢白担当。
デュエットダンス
新曲で、桜木みなとさん熱唱。
潤花ちゃんは、ピンクの新しい珍しい衣装とのこと。
大急ぎで書き上げたので、見にくくてすみません。
大劇場のものを、人数が半減したのに、ほぼ変更なしで上演されるようなので、早替わりがとっても大変なのではと思います。
娘役は97期の花菱りずさんが最年長です。
二桁台の期は専科の凛城きらさんを入れて11名だけ。
100期以降が24名です。107期生が3名。
とってもとっても若いメンバーたちなので、全国ツアーが初めての方も多いのではと思います。
梅田を含めて7か所で開催されます。
現在はコロナの感染者数が減った状態です。
12月9日の沖縄での千秋楽まで、みなさんお元気に駆け抜けていかれますように。
梅田での公演を観て帰ったら、また感想を書きますね。
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