望海風斗さん千秋楽とファン
こんにちは、くららです。
雪組千秋楽を配信で5時間見て、午後10時からのスカイステージ生放送「DAIaMONd night」望海風斗さんを見ました。
そして望海さんの魅力をあらためて思いました

昨日「望海さんの特別な熱量」も、特別な歌唱力に負けないぐらい素晴らしいと書きました。
でも、最もファンを引き寄せている魅力は、望海風斗さんのお人柄だとも思うのです。

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カーテンコールでの退団者の一言挨拶の時も、一人ひとりに温かい言葉をかけられていました。
いつも雪組生たちにどんなに支えられ、助けられているかを、事あるごとに話され、雪組生の「一人ひとりが無くてはならない存在」だとも、話されていました。
サヨナラショーの流れでも、他の退団者の方々に活躍の場が十分用意されていて、雪組生思いだなと思いました。
雪組にとても良い空気が流れているのも、人望のある望海さんが真ん中で牽引されているからです。

そして、伝わりやすい言葉で、素直な気持ちを話される、望海さんの飾らないお人柄も魅力的です。

いまや大スターさんなのに、宝塚ファンであった時のご自分のことを忘れずファン目線で、ファンを大切に思われていることを千秋楽を通して改めて感じました。

ファン思いの望海さん

ファンに向けてのご挨拶

千秋楽のご挨拶の時に、雪組生、同期、真彩希帆さんへの感謝の言葉を話された後に、ファンの方々への言葉になりました。
「そして大切な」と仰った時に、感極まられて、言葉に詰まって、言葉が出て来ませんでした。そして涙声で振り絞るように下記のように語られました。

そして大切な…(しばらく沈黙)
ファンの皆様、私を見つけ、支えてくださり、たくさんの愛をそそいでくださり、ありがとうございました。
皆様に出会えて嬉しかったです。幸せでした。皆様がいなかったら今の私は存在しません。
今はただ、皆様にお会いしたいです。
いつの日か一緒に笑い会える日が来ることを夢見ています。

本日、私は、大好きな宝塚大劇場を卒業します!
皆様ほんとうにありがとうございました。

千秋楽恒例の「パレード」や「フェアウェル」が出来なくて、ファンの方々が残念な思いでいっぱいであることはわかっていらっしゃるので、このやさしいお言葉になったのでしょう。
「今はただ、皆様にお会いしたいです。いつの日か一緒に笑い会える日が来ることを夢見ています。」と言われたら、ファンの方々の思いは救われ、希望がもてますね。

サヨナラショーのペンライト

サヨナラショーで、客席に一斉にペンライトが灯った時のことも
「歌えなくなりそうになったじゃないですか。もぅ(笑)」と感動を伝えられていました。

望海さんのファンクラブの方々がペンライトを座席に用意され、サヨナラショーの「music is my life」のスローテンポになるところでスイッチオンしてください、という指示が書いてあり、みなさんがそうされたそうです。

こうしてすぐに言葉で感動を表現されると、ファンの方々もやり甲斐があって嬉しかったと思います。

千秋楽の楽屋入り

カーテンコールの時に、千秋楽の楽屋入りの様子も、楽しくおしゃべりしてくださいました。
ディズニーのキャラクターを使っていたので、はっきり言葉にできない「ほにゃほにゃ」という曖昧な表現の仕方も楽しいものでした。
楽屋入りで組子が、「熊の着ぐるみ」を用意してくれていて、服の上に着せられて、「はちみつの壷」のようなものの上に乗ってみんなの化粧前を移動して、組子に拍手喝采で迎えられたそうです。

本来なら、「千秋楽の入り」も、ファンの方々や雪組生たちの「恒例行事」ですが、コロナ禍で出来ないので、その楽しい楽屋入りの様子を伝えてくれるのが望海さんらしいです。「皆さんに、想像していただくのは無料ですから」と言いながら。

普段は「宝塚大劇場の千秋楽」の様子が「ラストデイ」としてBlu-rayなどで販売されますが、今回は無いのでしょうか?その熊の着ぐるみの楽しい様子も、見てみたかったですが、内輪のものなのでしょうね。。

客席との一体感

望海さんは、客席の空気を感じ取って、舞台の上で自然に息づいていらっしゃいます。
「ファンの方々と一緒につくりあげる舞台」という言葉もよく使われています。

望海さんがトップスターになってからは、初日と千秋楽の客席との掛け合いも、恒例になっています。一体感がとても味わえます。

今回の千秋楽の客席との掛け合いは、“タタタタン”の三本締めと、「どっせい」の掛け声での雪組ポーズでした。その雪組ポーズは永久輝せあさんが花組に異動する前に発案した「置き土産」で、それが使われているのもファンとして嬉しいです。

「アドリブ」をファンが喜ぶことをご存知なので、ショーでも毎回違ったアドリブで楽しませてくださっていました。
即興でやっているのかと思っていましたが、彩凪翔さんと綿密に打ち合わせしていることを話されていました。
毎回違うことを考えるのは大変だと思いますが、ファンの期待にこたえる努力をしてくださっていることも有難いなと思います。

全国ツアーの時の、舞台でのアドリブとご挨拶でのファンサービスも徹底されています。

私は「会」に属していない「ライトファン」ですが、望海さんのそういうファンサービスが大好きで、虜になっています。

ファンが喜ぶことを率先して考えられ、行動される、「ファン思い」なところが、望海さんの特別の魅力の一つだと思います。

スカイステージ生放送「DAIaMONd night」はフェアウェルパーティのよう

望海さんは、素敵な白いスーツをお召しになっていました。フェアウェルパーティーに参加されるような、退団者の装いでした。
透き通るような清々しい美しいお顔でしたが、目にはお疲れが出ていらっしゃいました。午後10時の生放送ですから。

第一弾の「TO THE NEXT TAKARAZUKA」の生放送は、そのイベントを兼ねた宣伝番組のような感じもありましたが、今回は望海さんの宝塚大劇場卒業記念の生番組は、フェアウェルパーティの代わりのように思えました。
本来の「フェアウェルパーティ」には、限られたファンの方しか参加できませんが、私のような者もその時を「生」で共有できて、有難かったです。

MCは同期の凪七瑠海さん。(かちゃさん)
望海さんのことを「あやこ」と呼ばれる、同期の楽しい和やかな雰囲気の中で、番組は進行していきました。
かちゃさんは、朝から望海さんのお手伝いをされていたそうです。

千秋楽を終えての感想は?
「不思議、スゴイ不思議。無事に公演をやり終えられた達成感、安心感もあるし、幸せな一日だった。皆さまから頂くものが多すぎて、まだ整理しきれていないけど、楽しい気持ちが忙しい」と晴れやかな笑顔で語っていらっしゃいました。

千秋楽のダイジェスト映像をご覧になりながらのかちゃさんとの楽しいトークが繰り広げられました。
「望海風斗は幸せなのに、ベートーヴェンとして苦労を重ねなければならなくて、千秋楽はその集中力を持続させるのが大変」だったそうです。

ピアノは、本当に弾いているそうです。 「本当にピアノ上手だもんね」とかちゃさん。

ショーのプロローグの黒ターバンのシーンになると
「大好き!格好良い、ターバンが似合うこと」とかちゃさん大絶賛。プログラムの撮影時にかちゃさんはのぞかれたそうです。

その後も素敵な望海さんのシーンを見ながら
「私は望海風斗さんの大ファンですから」とかちゃさんは言っていました。
かちゃさんも、望海さんと同じ「ファン寄り」な所が親近感がもてます。

卒業を発表して1年たつけど、気持ちの変化は?
発表する頃は寂しい気持ちが強かったけど、貴重な時間を楽しみたいなと思うようになって、1年前より晴れやかな気持ちでいるそうです。
決めてからいろんな段階を踏んで発表に至るので、発表した時は、やっと自分の口から言えるのでホッとした所もあって、言えなかった時の方が辛かったそうです。

ファンが「退団されるのかな?」と気にしていた期間は長くありました。
劇団の決まりで発表するにはタイミングがあるので、ファンに対して隠し事をしているような時期は辛かったのですね。
「辛い」という言葉を聞いて、心底ファンのことを思ってくださっているのだな、と生放送でも感動しました。

長くなってしまったので、「DAIaMONd night」の続きは次回書きたいと思います。
さらに望海さんの心が温まるお話がいっぱいでした。

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