ライブ配信について思うこと
こんにちは、くららです。
私は、今宝塚の公式ページで、とっても待ち望んでいるお知らせがあります。
それは、花組『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』のライブ配信実施についてです。

宝塚のライブ配信状況と花組バウホール公演

コロナ禍でリスケジュールされてから、初めて幕が開いた花組「はいからさんが通る」の初日の翌日のライブ配信をはじめとして、大劇場、東京宝塚劇場の公演は、全てライブ配信が行われてきました。
外箱公演も、バウホール公演も、さらにディナーショーの代替の「1Day Special LIVE」、「3Day Special LIVE」も全てライブ配信がありました。
従来なら、到底見ることのできなかったLIVEも、配信で見ることができて、大感激でした。

チケットが入手できなくても、「ライブ配信」で楽しめるという、コロナ禍でこその「楽しみ」を当たり前に享受できるものと思い込んでいました。
しかし聖乃あすかさん主演のバウホール公演『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』は、初日が3日後に迫ってきているのに、未だにお知らせがありません。

特にこの公演は、緊急事態宣言下の収容率50%以下という制限によって、チケットの販売は「宝塚友の会の抽選」のみで終わってしまいました。「宝塚友の会の先行順」販売も、一般販売もありませんでした。

収容人数526名という小さなバウホールで、17回公演が行われるので、100%収容できれば、8,945名が観劇できます。
実際のところ、どのくらいの割合の座席が販売されているのかわかりませんが、チケットが入手できなくて、残念な思いをしている方は、沢山だと思います。
私のように「配信があるもの」と思われていた方も多いのでは?

他の花組公演の配信について

「水美舞斗 スペシャルライブ『Aqua Bella !!』」

1月29日(金)にディナーショーの予定だった「水美舞斗 スペシャルライブ『Aqua Bella !!』」が、2回に渡ってライブ配信されます。
お食事の提供がなくなったため、(1)12:00~13:30(2)18:00~19:30、と予定が早まりました。私は当初は夜のものを見る予定でしたが、お昼のものに変更しました。

今日のスカステニュースの「稽古場情報」で、水美さんが下記のように仰っていました。

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おそれ多くも、配信の方もさせていただくので、画面からも伝わる越えていけるようなそんなエネルギーのある舞台を、魅力的な舞台をお届けできるように、みんなで頑張りたいと思います!

配信で見れること、とても楽しみにしています。

花組『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』

ブロードウェイ・ミュージカルは、版権が厳しくて映像化しにくいものでしたが、花組『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』は、理事長自ら元旦の「新春インタビュー」で「著作権とれました」と報告してくださり、今までの宝塚では異例のライブ中継とライブ配信がされ、円盤化されることまで決定しています。

「面白いいろんなもの」がおもちゃ箱のように詰め込まれた、幸せいっぱいのコメディ作品。
この公演がライブ配信、ライブ中継で見れることは、本当に有難いですね。

ブロードウェイミュージカルでさえ、頑張って「版権取得」して配信してくださるのに、バウホールでの期待の若手の熱演が、配信されないことは、やはり残念でなりません。
10月のバウホールでの、凪七瑠海コンサート『パッション・ダムール -愛の夢-』は、2週間公演期間がありましたが、しっかり配信もありました。
若手の公演だと需要が無いのでしょうか?そんなことは、無いと思うのですが。

今後の配信予定

■2021年1月29日(金)(1)12:00~13:30(2)18:00~19:30
・水美舞斗 スペシャルライブ『Aqua Bella !!』

■2月6日(土)16:30~
・花組 梅田芸術劇場 『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』

■2月8日(月)13:00~
・雪組 宝塚大劇場公演 『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』千秋楽

■2月21日(日)13:30~
・宙組 東京宝塚劇場公演 『アナスタシア』千秋楽

■2月27(土)15:30~
・月組 TBS赤坂ACTシアター公演『ダル・レークの恋』

花組のバウホール公演期間は、1月28日(木)~2月7日(日)なので、1月29日、2月6日の配信とかぶっています。
花組バウ千秋楽の翌日には、雪組宝塚劇場の千秋楽のライブ中継、配信があります。
このあたりの事情で、連日ライブ配信を稼働することは難しいのでしょうか?
平日にライブ配信をすると、見れる方が限られて、採算がとれないのでしょうか?

ファンの勝手な願いかもしれませんが、バウホールで行われる公演も、もれなくライブ配信がされるよう、慣例になったら嬉しいと思います。
若手のバウホール公演は、そんなに期間をおかずに「スカイステージ」で放送されますが、リアルタイムに見れることに高い価値があります。

2月8日、9日に宝塚ホテルで開催される、轟悠さん、OGの稔幸さん、愛華みれさん、真琴つばささんがご出演の「71st Special Show『IV voice-テトラ ヴォイス-』」もライブ配信のお知らせが無いので、連日配信というのは、難しいのでしょうか。

「ポーの一族」の頻度の高い配信

梅田芸術劇場主催で、明日海りおさん主演の「ポーの一族」は、大人気になっています。
わたしは勝手に「明日海りおさんは女優さんを頑張っていくと思うので、今回のエドガーが最初で最後では」と書いていましたが、既に2年後に再演される噂があるとか。
エドガーは明日海さんにしか演じられないものなので、「当たり役」として演じ続けていかれるのでしょうか。

今後のギッシリ詰まった配信予定
1月に16日、23日と2回に渡ってライブ配信がされましたが、2月は何と下記の4回の配信が予定されているようです。
[1] 2021年2月7日(日)12:30 公演
[2] 2021年2月13日(土)12:00 公演 <エドガーアングルバージョン>
[3] 2021年2月13日(土)17:00 公演 <アランアングルバージョン>
[4] 2021年2月28日(日)12:00 公演 大千秋楽!
やはり明日海さん人気と「ポーの一族」の人気は、スゴイですね。

「ポーの一族」の配信を参考にして、宝塚でも「バージョン」の違うアングルでの配信も人気が出るのでは?と思います。
現在大劇場で上演中の望海さんのサヨナラ公演は、東京公演で配信頻度をあげても、ファンに喜ばれるような気がします。

以前にも書いたことがありますが、宝塚ファンは「スターの目線」をもらうことが何よりもうれしいので、ライブ配信の中に目線が入っていたら最高だなと、ミーハーファンの私は思います。

サザンオールスターズが横浜アリーナで、初の無観客有料配信ライブを6月25日に開催したら、3600円のチケット購入者は約18万人、総視聴者数は推定約50万人だったそうです。宝塚とサザンオールスターズのファンの数は全く違いますが、コロナ禍での新様式「ライブ配信」には、まだまだ多くの可能性があるような気がします。

何においても「生観劇」に勝るものはありませんが、今後の宝塚のライブ配信の更なる可能性にも期待していきたいなと思います。

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