特別な目力の華優希ちゃん
こんにちは、くららです。
昨日発売された「宝塚グラフ2月号」の表紙は、瀬戸かずやさん華優希ちゃんです。

以前から、娘役さんの中で、華優希ちゃんほど目力(めぢから)の強い娘役さんはいないと思っていました。

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華優希ちゃんの目力と「宝塚グラフ2月号」

「はいからさんが通る」紅緒役で、特に華優希ちゃんの「目力」を感じたのは、白い喪服姿のところです。
強い意志を持った紅緒を、強い「目力」で表現していました。

今回も表紙の写真から、「華ちゃんの目力」は特別に輝いています。
誌面には、アキラさんと華ちゃんの素敵な数々の写真がありました。
そして正面を向いた写真は、どれも「目」が強い印象でした。

最後のページは
最後のページをめくったら、目に飛び込んできた華優希ちゃんのお顔のドアップの目力の威力ドッキリ!
お顔は、吹き流れている髪の毛で覆いつくされているのですが、意志の強い眼差しが突き刺さってきました。

宝塚の娘役さんののポートレイトは、通常「綺麗」や「可愛い」を魅せてくれるものなので、この最後のページのポートは、とても異質なものです。
しかし、一番心が打たれたページで、しばらく目が虜になって眺めてしまいました。
見るたびに、その目が訴えているものが違うようにも捉えられました。

大人っぽい赤いドレスで撮影されているのですが、全身が写っているものは、小さなシールだけで、最後のページには、赤いドレスの肩のあたりがほんの少し写っているだけでした。
せっかく用意した素敵な赤いドレスより、目がとても印象的な顔のアップがナイスショットとなったようです。

勝手な推測ですが、撮影した渞忠之(ミナモト タダユキ)カメラマンが、華ちゃんの目力に魅せられて、この写真を撮影されたのでしょう。
そして「宝塚グラフ」の編集の方も、この異質な写真を一番見てもらいたいと、掲載されたのだと思います。

華優希という人は、只者では無い!

華ちゃんのサヨナラ公演になるショーは、『Cool Beast!!』です。

野性的な色気を持った柚香光は、まさにCool Beast!!
柚香光が「Beast=野獣」に、華優希が「艶花」に扮し、美しく心優しいBeastが見た夢を、ストーリー仕立てで綴る魅惑の世界。
個性豊かな花組生達がお届けする、パッショネイトで刺激的なラテン・ショーをお楽しみください。引用公演解説宝塚公式ページ

華ちゃん自身も、「Cool Beast」だと、最後のページを見て思いました。

柚香光くんも特別な目力もっている

先日、花組『アウグストゥス-尊厳ある者-』のポスターが公表されました。
眼差しもメイクもキツめで、ギラギラの強い目力の柚香光くんの姿にひきつけられました。
左立膝でひざまづき、突き立てた剣を握りしめ、凄みをきかせた表情で、「若き英雄」の迫力が、ヒシヒシと伝わってきます。
華優希ちゃんも、振り返りポーズの目線に、感じるものがあります。

今までのものも、今回のものも「柚香光・華優希のポスター」での表情づくりの「訴求度の高さ」は、抜群だと思います。
演出の先生の力も大きいのでしょうが、恵まれたビジュアルで、ピッタリの表情をつくれるのも才能だと思います。

柚香光くんも、華ちゃんに負けない「目力」をもっています。
だから、れいくん主演のショーが、『Cool Beast!!』です。

目で語れる演技力は、より伝わってきます。
演技力だけでなく、目力が強い、というのも、「柚香光・華優希」コンビの共通項で、相性の良さだなと思います。

『NICE WORK IF YOU CAN GET IT 』で華ちゃん大健闘

『NICE WORK IF YOU CAN GET IT 』の評判が、素晴らしく良いですね!
例年お正月明けの「東京国際フォーラム」への遠征が私の中では恒例の楽しみになっているのですが、今年はコロナ禍のためあきらめました。

コロナ禍の暗さをぶっ飛ばしてくれる明るい最高のコメディのようで、2月2日の梅芸の初日を楽しみにしています。
そして華ちゃんは、演技は言うまでも無く、歌でもダンスでも「上達していた」等という良い評判を多く耳にしました。
スカイステージのダイジェスト版を見て、私もそう思いました。
最後のデュエットダンスの、身体をそった時の背中の柔らかさなど、努力の賜物ではないでしょうか。

華ちゃんは退団会見で、「最後の日まで精進して、一つひとつの課題に取り組みたい」と話されていましたが、本当に努力を積み重ねて、この公演を迎えたのだなと思いました。

退団を前にして「目力」が、さらに強くなった?

「目力」に、その人の意思や内面の強さが出ると思います。
目力の無い、死んだような目の人から、精神的な充実は感じられません。(単なるイメージかもしれませんが)

また、「目は口ほどに物を言う」とも言われるように、目には、口以上に人間性が表れるものでもあります。

グラフ2月号の華ちゃんを見て、「目力」が、さらに強くなったのでは?と思いました。
『NICE WORK IF YOU CAN GET IT 』のナウオンステージを見て、華ちゃんが良い意味で吹っ切れていて、素の自然体の華ちゃんを見れたような気がしました。
肩の力が抜けて、自信をもって自分を出していけるようになったのでしょう。

『「そんなに頑張らなくてもいいよ」と言われると、どれくらい頑張ったらいいのかわからなくなってしまう状態だったけど、今では、落ち込んでいる時間がもったいないので、やるべきことをコツコツと積み重ねていくしかないと思っている』と昨年の「宝塚グラフ12月号」で語っていました。
日々華ちゃんが変わらない努力を重ねる中で、急速に上達に結びついていっているように感じます。

大阪での『NICE WORK IF YOU CAN GET IT 』では、東京よりさらに進化した華ちゃんを見せてくれることでしょう。
そしてサヨナラ公演では、さらにもっと、もっと進化した華ちゃんを。

充実した努力の中にいるからこそ、華ちゃんの「目力」が、さらに強くなっていっているように感じています。

華ちゃんは、みんなに惜しまれながらサヨナラ公演をつとめ、キリリと凛と美しく宝塚を旅立っていかれるのだろうと思います。
その先に待っているのは、女優さんかな?
卒業の日まで、「華優希」という素晴らしい娘役さんの足跡を残していって欲しいと思います。

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