こんにちは、くららです。
昨日は東京宝塚劇場で宙組「アナスタシア」の幕が、今日は国際フォーラムで花組『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』の幕があがりました。
「緊急事態宣言」が発令されていますが、舞台が無事に上演できていることは有難いですね。
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花組の公演は、暗い時代を吹っ飛ばしてくれる、明るさに満ちたコメディのようで、永久輝せあさんの頭の軽い美女役が大絶賛ですね。2月2日からの梅田での上映が楽しみです。
大阪、京都、兵庫の3府県の知事は、政府に緊急事態宣言の発令を要請したようですが、1週間程度かけて検討とか。
「緊急事態宣言」を後伸ばしにして「どうする?」と思いますが、全般に緊張感の無い緩い姿勢です。(補償を避けたいのかな)
医療がひっ迫して「医療崩壊に近い状態」なのは事実なので、一人ひとりが何とかコロナを抑え込んでいけるよう、努力していくしかありません。
政府は国民の「同調圧力」に頼っているような気がしますが、その「同調圧力」が間違った方向に暴走してしまうのは怖いことです。特に昨年の春に宝塚に向けられた「同調圧力」は辛いものでした。
そのためにも観劇する観客が、「絶対にクラスターを発生させない」という強い意識をもって、おしゃべりを慎しみ、感染防止のルールを徹底的に守ることが大切だと思います。
大抜擢の華世京さん
雪組公演は、今日からB日程の出演者になりました。
A日程では大抜擢が始まっていましたよ。
それは、9月に初舞台を踏んだばかりの106期の華世京さん!
今年の「初詣ポスター」モデルなので、阪急の駅や電車の中で、毎日のように華世京さんの笑顔に遭遇しています。
現在配布されている「TOKK」の表紙も華世京さんが飾っています。
もう私には、顔なじみの感覚なのですが、雪組の公演に行くと、とても目立っていて、「スゴイ!」と大感動しました。
抜擢と言っても、役がついているわけではありません。
スターとしての華と品格が際立っているので、輝き、オーラに目が奪われるのです。
1番の注目所
ショーの「神々の饗宴」の出だしに、ロケット姿の若手さんたちが飛び出してきます。
その先頭にいて、瞬間舞台のセンターに一人だけ踊っている形になって、目を惹いたのが、華世京さんでした。
1回目見た時に、「まさか!」と思いましたが、よ~く見つめても、「初詣ポスター」で顔なじみのかせきょーさん。
既にスターの品格が感じられ、天性の華があります。
そして、ダンスがダイナミックでしなやかで素晴らしい。
スカイステージの初日映像にも、縣千チャンドらの後ろで、笑顔で伸びやかに踊っている姿が映っていました。
ロケット
初舞台でのロケットもそうでしたが、雪組の上級生に混じったロケットでも、足が長くて顔が小さくてスタイルも良くて、パっと輝く華があるので華世京くんの存在がすぐにわかります。
(同じく106期の華純沙那さんも、美人で可愛くてダンスが上手で目を惹かれます。お名前に「華」が入った「華・華」コンビですね。)
黒燕尾
ショーのフィナーレで男役の一番の魅せ所というと、黒燕尾です。
選ばれた男役さんしか出演できませんが、初舞台を踏んだばかりの、かせきょーくんが黒燕尾を着ていてビックリ。
下手の端でピシバシとキレが良く華やかに踊っていました。上級生と混じっても違和感がありませんでした。
今年の初舞台生は、感染防止対策のために、お稽古場も楽屋も初舞台生だけ別でした。そのため、初舞台に出演中も、月組生の黒燕尾を見学する機会は無かったと思えます。
しかし、上級生に混じって、気後れすることなくきちんと踊れていたことには、感服しました。
黒燕尾に抜擢されていたのは、104期~106期は、各期一人ずつでした。
・Aチーム
106期の華世京さん。
104期の蒼波黎也さん。
・Bチーム
105期の紀城ゆりやさん。
男役3名の名前を見た時に、少し前にピックアップしたお名前であることに気づきました。
文化祭の芝居の主演経験者です。
104期 御剣海(星)・きよら羽龍(月)
蒼波黎也(雪)・都姫ここ(花)
105期 稀惺かずと(星)・音彩唯(雪)
紀城ゆりや(雪)・山吹ひばり(宙)
お芝居「fff」では、楽員の男役。フランス兵として出演。
第5場「ハイリゲンシュタットの遺書」のシーンでは、小さな炎の笙乃茅桜さんと楽員の一人として黄色の衣装で、ダイナミックに踊っていて、目をひかれました。
配属されたばかりで経験値がないのに、研1とは思えないダンス力と華とオーラ。
これからもっともっと注目株になっていくのは、間違いありません。
華世京くんの活躍に、目が離せないでしょう。
華世京さん、TOKKインタビュー
「個性を磨き、舞台のどこにいても輝ける舞台人を目指したい」と応えていましたが、既に舞台のどこにいても輝ける天性の舞台人だと思います。
理想とする男役像は?
雪組の彩風咲奈さんにずっと憧れています。お芝居や歌、ダンスはもちろん、目線や仕草など、どの部分にも彩風さんだけが持たれている個性や雰囲気が際立っていらして…。私も宝塚の男役として仕草や表情といった繊細な部分まで研究し、自分だけの個性をつくっていきたいですし、舞台のどこにいても輝けるような男役を目指したいです。引用 TOKK華世京さんインタビュー
次の公演から彩風咲奈さんは、雪組のトップスターになります。
望海さんから彩風さんへのバトンタッチの場が沢山設けられているサヨナラ公演から、雪組の配属になったことは、かせきょーさんにとってもタイミングが良かったと思います。
望海さんからも沢山のことが学べますね。
そして、「彩風さんだけが持たれている個性や雰囲気」をリスペクトしているかせきょーさんが、最下級生として存在していることは、トップスター彩風咲奈さんへの組子全体の求心力を高めてくれることでしょう。
大きな存在である望海さんが去られるので、新生雪組には大きな助っ人が必要だと思う、と以前にブログに書いたことがありましたが、華世京さんの存在は、貴重な「大きな助っ人」であり、華世京さんにとっても、憧れの人がトップスターとして舵をとろうとしている下で、学んでいけることは、すごい吸収力で男役として進化していけるのでは無いかと思います。
柚希礼音さんに憧れて入団した礼真琴さんが、柚希礼音さんの下で学びながら急成長していったように、彩風咲奈さんと華世京さんの関係も、同じような素晴らしい師弟関係になっていくように思います。
お名前について由来を教えてください。
私は宝塚歌劇の華やかで、きらびやかな世界にあこがれてファンになり、受験をしました。華やかの「華」という字は必ず名前に入れたいという思いがあり、それに合わせていく形で他の文字を選びました。華やかな世界の「世」、さらに「華」「世」に合わせる形で「京」を選んでいます。華やかな世界で生きる舞台人として生きる決意を込めさせていただきました。引用 TOKK華世京さんインタビュー
華やかな世界にふさわしい「華」がある華世京さん。
既にお名前を覚えたファンの方々も多いのではないでしょうか。
スターが去ると、また新しいスターが入ってくる宝塚。
望海さん、真彩ちゃんの退団に涙しながら舞台を観ていますが、華世京さんの姿を見ると、「世代交代していく宝塚」の安泰を思います。
こうして宝塚は、この先もう~んと続いていくのですね。
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