ド根性で入った望海さんの殿堂展
こんにちは、くららです。
「宝塚歌劇の殿堂」で特別企画展「Memories of 望海風斗」が、雪組の公演期間開催されています。
明日海りおさんのサヨナラ公演の時も、殿堂展を見るためには、気合が必要でしたが、今回は「密を避けるため人数制限」が加わっているので、「気合」ではなく、「ド根性」が必要でした!(笑)

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観劇した1月2日、6日は、公演上演前に余裕をもって殿堂に足を運んでみましたが、公演上演前後の整理券は、早々に無くなっていました。(公演上演中時間のものは残っていました)
6日には、宝塚の公式ページで、「宝塚歌劇の殿堂の整理券配布」について、一人1枚ずつ、先着順で配布され、すべての整理券が終了する場合があると追記されていました。私のように残念な思いをする方が多かったからでしょう。

1月7日「宝塚の殿堂」にチャレンジ記録

7日の朝に車で送ってもらえる機会があったので、「宝塚の殿堂」にチャレンジしてみました。
その日は朝から宝塚市に暴風雪警報が発表されていました。
公演は午後1時からの1回公演でした。

前日に宝塚の殿堂で案内の方に、詳しいことをお聞きしていました。

宝塚殿堂の整理券配布開始時間

正面ゲートの開門時間に合わせて
2回公演の日は午前9時半から。
1回公演の日は午前10時から。

宝塚歌劇の殿堂入口付近で、整理券を一人1枚ずつ、先着順で配布するとのこと。
開門前は、正面ゲート前に並ぶようです。

前日から行く予定にしていて、その朝は「暴風雪警報」か出ていることを知ったので、正面ゲート前に長時間並ぶのも辛いと思って、開門の10時を目指して到着する予定でした。

たまたまはやくに支度ができて、道路も混んでいなかったので、9時40分前に到着しました。

冷たい雨が降っていたので、「並んでいる人はいるかな?」と正面ゲート前に着いてみると、
なんと長蛇の列ができていました。
みんな殿堂の「整理券配布待ち」です。
私の後にも続々と並ぶ列ができました。

10時少し前に開門されて、玄関の消毒、検温を済ませて、ロビーを通ってキャトルレーヴ前の扉から、階段を使って待ち行列をつくって、整理券を渡される仕組みになっていました。
宝塚殿堂スケジュール
1回(30分毎)の受付人数は、シアターの座席数に合わせて「30人」でした。
私は、2回目に入場できる整理番号をゲットすることができました。

10時30分から、整理番号の順番に会計をすませて入場できると案内に書いてありましたが、はやめに行くと、整理番号に関係なく並び順で会計をすませ、10時30分から3階の特別企画展「Memories of 望海風斗」フロアーに入れるということで、それまでは2階の展示物を見ていてくださいと言われました。

整理券をもらうための階段の並びは続々とできていましたが、10時20分過ぎには、12時受付の5回目受付分の整理券がもうすぐ終了すると案内されていました。
5回目は、シアター上映が12時55分に終わるので、最後まで見ていたら13時開演に着席できないので、シアターの上映中に席をたって、劇場に足を運ぶ必要があります。

公演終了後は、13回目受付分しかありません。
既に5回目受付分が終了する前に、その回の整理券も終了していたのかもしれません。(推測です)

公演の前後に「殿堂」も見ようと思ったら、10時25分頃に並んだのでは、1月7日は間に合わなかったようです。
その日、その日によって状況が違うと思うので、これは参考にとどめてください。

シアター上映の時は、整理番号順に好きな席に座ります。

私は、シアター鑑賞券付きの入館整理券をもらいました。
シアターを見ない場合の入館については、詳しいことはわかりません。

公演上演中の時間帯は、比較的整理券が手に入りやすいとも思います。

望海さんをトコトン堪能できる企画

今までサヨナラ公演の時の、トップスターの方の様々な企画展を見て来ましたが、今回ほど卒業生に焦点を当てた充実した内容のものは無かったと思います。

初舞台から現在に至るまでの軌跡をきめ細かく展示

舞台写真だけでなく、衣装、小道具などもたくさん展示されていました。
・バウホール公演「くらわんか」(2005年)の貧乏神の衣装
・新人公演初主演『太王四神記』(2009年)タムドクの衣装
・バウホール初主演『Victorian Jazz』ナイジェル・カニンガムの衣装

小道具展示が特に充実
望海風斗殿堂展示
・初舞台生の時のシャンシャン
・貧乏神の時の紙垂
・『星逢一夜』の源太の手甲、棒、足桶
・『壬生義士伝』のおにぎり

初舞台、花組時代、雪組に組替え後の2番手時代、トップスターになってからと、衣装も小物も、様々なものが展示されていました。

それらの小物一つひとつから舞台姿が思い出されて、頭の中でその時の映像が懐かしく思い起こされてきます。
「小道具」からの回想ということを、今までしたことがありませんでしたが、それもなかなか面白い。
こういう演出もファンの心をくすぐって、素敵です。

初舞台は2003年ですから、18年前のシャンシャンが色あせることなく残っていることに驚きました。
もしかすると、この展示のために新たに作られたのかもしれません。
スタッフの方々の望海さんへの愛をいたるところに感じました。

『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』ワールドも展開

一番多いのは、1年前に演じられていた前作の『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』のもの。
小物は全て網羅されて展示されているのではないかと思えるほど、あれもこれも、どのシーンのものもありました。
忘れられない1幕ラストの真っ赤な薔薇の一部も。
「俺の愛は枯れない」と言う言葉と舞台写真と一緒に。

他の出演者の方々の、有村淳先生のデザイン画と衣装もいくつも展示されていました。
デザイン画と実際のものは、色合いがかなり違っていました。
どれもデザイン画の色合いの方が良いなと思いましたが、大きな舞台で魅せるには、際だつ色と全体とのバランスがあるのでしょう。

衣装展示では、真彩ちゃんの胴回りが華奢すぎることに、毎回驚きます。
ウェスト50cmぐらい?内臓がどこに入ってるのだろう?よくこんな細い体から、あの美声が出るなと感動します。
私の脚の方が真彩ちゃんの腰回りより太い自信があります。こんな所で自慢することでは、ありませんが。

小道具の一つ一つからも、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』は拘ってつくり込まれた作品だなと改めて思いました。

シアターでの感動の仕上げも最高

シアターで25分間、展示物にも連動している「思い出映像」が上演されます。
その25分間がアッという間に感じられるほど、「望海風斗の成長、爆発ワールド」に惹き込まれました。

宝塚が大好きな少女が夢が叶って初舞台を踏めた全身の喜びの笑顔からはじまって、今に至るまで、ひたむきに真摯に情熱を注いで、舞台に取り組んで来られた望海さん。
望海さんというと歌唱力と言われますが、それだけでなく、そのまっすぐな熱い思いと宝塚愛がトップ直前の頃から爆発して、それが皆に愛されることに繋がっているのだなとも思いました。

ファンやスタッフの方々から特別に愛されている望海さんの原点をみたように感じました。

退場時間は、シアターの終了25分後になっているので、再び展示物を見ながら、展示物を味わうことができました。

1日に13回かもしくは14回の受付回数なので、1回の入場者数は30人なので、1日の入場できる人数は、390名、もしくは420名です。
とても限られた人しか見ることができません。
見たい方は沢山だと思うので、その後別の場所で展示されたら、喜ばれると思いますが、難しいでしょうか…。

待ち時間が問題

私は、10時20分過ぎに殿堂に入れたので、キャトルレーヴで時間を潰していたら、その時間になったので、待ち時間の費やし方に困りませんでした。

しかし多くの方は、整理券を受け取って入場できるまで、かなり待ち時間ができると思います。

コロナ禍前に比べて、ロビーのテラス横の屋内の椅子は、間隔を空けるために、半分しか使えません。
しかも各ドアが開放されているので、風が寒いです。

以前には置いてあった他の箇所の椅子は、すべて撤去されています。

さらに、明日より宝塚大劇場内の全てのレストランの営業が休止されます。
座れたり食べたりできる所が、ほとんど無くなってしまいます。
長時間待つとなると、食事をする必要もありますよね。

唯一テラスや屋外の椅子は使用できますが、この極寒の中、しばらく座っていると、体まで凍り付いてしまいそうでした。そこで何かを食べるというのは厳しいです。
強い風も吹いていたので、髪の毛の乱れも、とても気になりました。

大劇場付近の時間の潰せる所というと、宝塚ホテル、隣接のソリオ宝塚や宝塚阪急百貨店。
周りにお店も点々とあります。残念なことにつぶれてしまったお店も。(花カフェ FLOWAは閉店してしまいました。)しかし長時間となると…。

阪急電車で宝塚駅から14分の西宮北口の「西宮ガーデンズ」で、過ごすのも良いかもしれません。
梅田に行くには、35分位かかるので、西宮北口の方が近いです。

待ち時間を過ごすにも、コロナ禍で難しい状況ですが、「Memories of 望海風斗」は、見る価値があります!
苦労して待ち時間を過ごすのも、良い思い出になるかもしれませんね。

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