新生雪組『CITY HUNTER』『Fire Fever!』
こんにちは、くららです。
雪組の彩風・朝月お披露目公演の演目が公表されました!
海外ミュージカル?と予想していましたが、全くはずれて、早霧せいなさん時代の「アニメ路線」再びのようです!(早霧さん時代……「伯爵令嬢」、「ルパン3世」、「るろうに剣心」)
「るろうに剣心」での咲ちゃんの、タバコをくわえた斎藤一は、特別格好良かったです。

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演目は、お芝居『CITY HUNTER』とショー『Fire Fever!』です。アルファベットの演目名が重なるのも珍しいですね。
彩風咲奈さんのスタイルの良さや魅力がより活かされるのは「ショー」だと思っているので、ショー付きの2本物が一番合っていますね。
望海さんの退団公演『f f f -フォルティッシッシモ-』に続いて、ショーは『Fire Fever!』で『FF』なのも覚えやすいですね。

原作と演出の先生について

原作が1985年「週刊少年ジャンプ」で連載開始した大人気コミックの北条司の「シティーハンター」。
脚本・演出/齋藤吉正先生。
齋藤先生と言えば、望海さんのコンサート『NOW! ZOOM ME!!』を担当され、バブル時代の楽曲で盛り上がっていました。
既にその時に、この演目を彩風咲奈さんのお披露目公演としてすることは決まっていたのでしょう。
だから前哨戦としてあのシーンの数々があったのかしら?と思っています。咲ちゃんはいなかったですが。
原作が『シティーハンター』に対して、宝塚でのタイトルは『CITY HUNTER』です。
このあたりに齋藤先生のこだわりが沢山加えられるのでしょう。

主演は、新宿を舞台にスイーパー(始末屋)として生きる“シティーハンター”こと冴羽獠
漫画でも獠はかっこ良いのですが、咲ちゃん演じる獠は、スーツを着こなす都会的でスタイリッシュな獠になりそうです。

ハードボイルド
獠は許せないと思った悪党に対してはためらうことなく拳銃を向ける。

「女好き」で、ちょっとH。
請け負う事件はすべて女がらみ。女性のボディガードをはじめ、恋人を殺された女性からの復讐の依頼などなど。
獠が女の子にデレた時の「もっ○○」というのが、宝塚的では無いので、そこは違う形になると思うのですが…。

朝月希和ちゃん演じるヒロインは、槙村香でしょう。
槙村香の兄秀幸は、獠の親友でパートナーでしたが、殺されてしまい、兄を殺された復讐心から、獠のパートナー役を引き継いで、難事件を一緒に解決していきます。

獠が女の子にデレた時の、香の100トンハンマーのツッコミ演出が宝塚ではどうなるのか?が注目!でしょう。

今年の1月に『マスカレード・ホテル』で演じたしっかり者の山岸尚美役に、少し通じる印象があります。

個性的なキャラクター達

海坊主(伊集院 隼人)
坊主頭で2メートル以上の巨漢、獠の親友

・海坊主の相棒 美人スイーパー美樹

・野上冴子 妖艶な美人刑事。

美女が沢山登場するようです。

格好良い男役さんたちの活躍の場も多く作ってほしいものです。
とても特徴のあるキャラクターの「海坊主」を誰がやるのか?
「別格」的な外面になるので、応援しているスターにはやって欲しくないな、と思いますが、齋藤先生はどうされるのでしょうね。

解説には、「傑作ハードボイルド・コメディの初の舞台化」とありました。
咲ちゃんのコメディって、想像つきませんが、面白い作品になると思います。

話題の「Get Wild」

『シティーハンター』と言えば、1987年~1988年に日本テレビ系でテレビアニメとしても放送されていました。
その時のエンディングテーマとして使用され、大人気になったのは、TM NETWORKの楽曲「Get Wild」です。
作詞は小室みつ子氏、作曲およびプロデュースは小室哲哉氏が担当。
都会的で疾走感のある曲で、聞けば誰もが「あの曲!」と思い出す、バブル時代の寵児のような楽曲です。

2020年9月にテレビ朝日系列の『国民13万人がガチ投票! アニメソング総選挙』で「Get Wild」は8位にランクインしたそうです。
そして今年の9月、会社を退勤する際にこの曲を聴いて良い気分になると「Get Wild退勤」が、Twitterのトレンドで第1位になったことから、「Get Wild退場」と言う言葉とともに、「Get Wild」が懐かしい曲として流行しているようです。

公演の中でも「Get Wild」の曲も、使われるのではないかな、と思っています。

「令和」には、一人ひとりが希望を持てる、より良い国になってほしいという願いが込められているそうです。
しかし令和2年は、新型コロナウィルスによって、全世界の人々が疲れ果て、希望を失いそうになっています。令和3年もまだまだ困難は続いていきそうです。
目の前にある苦難を乗り越えていかなければならないことはわかっているからこそ、余計に過去が懐かしかったりします。
「平和だった昭和」、特にバブル時代は、懐かしい思い出の時になっているようです。

宝塚で観劇している3時間は、「現実から離れた夢のひと時」であって欲しいので、懐かしい昭和の曲が流れることは、年長者にとっては、癒しになるような気がします。(若い方には、初めての曲かもしれません。)

彩風咲奈さんのスタイルの良さを生かしたハードボイルド的かつコメディ要素のある『CITY HUNTER』は、いろんな魅力が凝縮された楽しい作品になりそうです。

ショー『Fire Fever!』

解説に「炎のように熱くダイナミックなショー」と書かれていました。
9月の「炎のボレロ」でも、普段は穏やかな咲ちゃんが、舞台の真ん中に立って踊ると、青い炎が燃えたぎっているような特別な熱さが伝わってきました。作・演出/稲葉 太地先生。

彩風咲奈を中心とした雪組生達が、舞台上で火花を散らすように競い合い、客席を熱狂の渦に巻き込むショー。
雪組の新しい息吹を感じるかのようなエネルギー溢れるプロローグにはじまり、男女が情熱的に歌い踊るバラエティ豊かな数々の場面をお届け致します。
引用宝塚公式ホームページ

舞台上で火花を散らすように競い合い、男女が情熱的に歌い踊るバラエティ豊かな数々という解説すらも、雪組の男役さんたちが競って活躍されるショーになりそう。新生雪組の陣容が気になると共に、楽しみです。

新生雪組のお披露目公演は、宝塚大劇場は、来年8月6日~9月13日、東京宝塚劇場は、10月1日~11月14日の上演です。
この頃には、コロナも収束して日常が戻っていることを祈りながら、新生雪組公演も楽しみにしたいと思います。

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