組替無し？雪組『CITY HUNTER』配役

こんにちは、くららです。
月組の次期トップコンビや退団者について思いを馳せていたら雪組の発表がありました。

意外にも雪組『CITY HUNTER』の一部配役の発表です！
ふたつ前の月組の『桜嵐記』の一部配役の発表は3月18日でした。
ひとつ前の宙組の『シャーロック・ホームズ』の一部配役の発表は3月22日でした。
意外というかとっても配役の発表がはやかったですね。

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冴羽獠のお誕生日に配役発表！新たな開拓狙い？

特に雪組ファンの方々は、望海さんたちの退団公演が残すところ半月となって、思いは退団公演に集中していますよね。

今日は『シティーハンター』の主人公・冴羽獠のお誕生日だとか。
獠には幼少期の記憶がなく、正確な年齢などが不明なため、
香と初めて出会った3月26日を「誕生日」として、年齢も30歳と決め、逆算して1959年を生まれ年としたそうです。

「1959年3月26日」獠の年齢が「若くない」ことに驚きました。61歳のお誕生日ということになります。
アニメの主人公なので、永遠の30歳ということでしょうか。

齋藤吉正先生は、宝塚の『シティーハンター』の上演を知らしめるため、話題性を狙って「獠のお誕生日」に配役を発表されたのでしょう。
今日発表された５名が主要キャストのようです。ポスターもこの５人が掲載されそうですね。

今までの例では、制作発表会でポスターの公表ということがよくありました。
新しいファンの開拓を目指して、その時には、もっと大々的に宣伝されるでしょう。

『シティーハンター』ファンの心をとらえるインパクトのある制作発表やポスターになるような気がします。

ちなみに、昨年の3月26日には、『シティーハンター』ラベルのウイスキー「グレンファークラス2010」が、3月26日(木)昼12時より発売されていました。お値段は「18,000円+税」でした。

主要メンバーについて

みんな「あ」で始まる芸名です。「Aファイブ」といっても良いでしょうか。

トップコンビが「獠と香」

獠は、新宿を拠点にするスイーパー(始末屋。依頼人が指示する人を暗殺する仕事)。
無類の女好きで、美人な依頼者を見ては「もっこり」。
香や依頼者に見せるさりげない優しさも魅力。

優しさの滲み出ている、脚の長いスタイリッシュな咲ちゃんには、「冴羽獠」がピッタリな気がします。

香はボーイッシュな外面なので男役さんが演じるのか？とも言われていましたが、「獠の相棒」役なので、香役はやはり朝月希和ちゃん。
新しいトップコンビということで、役のコンビ性が重視されたのでしょう。
女性と見れば「もっこり」する獠に、香がハンマーで天誅を下す場面は作品のお約束のよう。宝塚でも見せ場になるのでしょうか？

ミック・エンジェルについて

朝美絢君演じる「ミック・エンジェル」は、アメリカ時代のパートナーで親友。
しかし獠を殺す目的で来日したよう。
報酬次第で身内も殺す冷酷な性格。獠に負けない女好き。
画像で見るとオールバックの金髪のイケメンです。

味方なのか敵役なのか？
幕が開いてみないとわかりませんが、大きな役のように思います。
金髪のイケメンあーさは、ますますファンを虜にしそう。

海坊主について

スキンヘッドで筋骨隆々の大男。路線男役さんが演じるイメージでは無いので、「海坊主は誰が演じる？」と話題になっていました。
「伊集院隼人」と名前があるのに、配役が通称の「海坊主」なところが、その外見のキャラクター重視なのかな？と思います。
かつて傭兵として活動した後、獠と同様にスイーパーとして暗躍する、獠の良き悪友。猫と女性には滅法弱い。

縣千君が演じることになりましたが、スキンヘッドに挑戦するのか？
似合いそうな気もしますが、無難に「バンダナ」を使用するのかもしれません。
縣くんの純朴で華のある持ち味で、海坊主がどう演じられるか、楽しみです。

槇村 秀幸について
元警視庁の刑事で、獠の元相棒であり親友。しかし事件に巻き込まれ死んでから義妹の香が獠の相棒に。
はやくに死んでしまうので「回想シーン」での登場か？
他の役ほど出番は多く無いかもしれませんが、やさしい持ち味がいかされそうです。

５人のメンバーに加えて、「野上冴子」も主要メンバーと言われています。宝塚版ではそうではないのかな？
警視庁に所属する聡明な刑事で、槇村秀幸の元相棒。色気あふれる美女で、獠に度々危険な仕事を依頼します。射撃や投げナイフなど、高い戦闘能力も持っています。

「ダイナミックな戦闘シーン」のハードボイルドな雰囲気とコメディタッチのバランスが絶妙で、それぞれの個性的なキャラが立った魅力的な作品です。
「もっこり」など「スミレコード」の兼ね合いも、気になるところです。

宝塚ではどのような展開になるのか、興味深いです。
宝塚大劇場での初日は8月6日です。

組替は無し？

他の組に比べて、路線男役さんが比較的少ないため、「組替必須？」と思われていましたが、このまま「お披露目公演」に突入しそうですね。
本来なら先に「出演者」が公表されますが、「一部配役」の公表が通常よりとてもはやかったので、このあたりの順番が違っています。

オリジナルキャラクターは登場するのか？

雪組で上演された「ルパン３世」も「るろうに剣心」も、宝塚版ならではの「オリジナルキャラクター」が登場しました。
「ルパン３世」では咲妃みゆさん演じたマリー･アントワネットと望海風斗さん演じたカリオストロ伯爵です。
(厳密に言うと『ルパン三世 カリオストロの城』作品がありましたが。)

「るろうに剣心」では、望海風斗さんが演じた加納惣三郎役が、宝塚での「オリジナルキャラクター」でした。

２作品ともオリジナルな役は、２番手の望海さんでした。

『シティーハンター』では、宝塚のオリジナル役が登場するのか、どうか？
それが大きな役なのか？まだわかりませんね。

お披露目公演『CITY HUNTER』は、組替なしで上演されて、２作目から組替してくるということもあるのかもしれません。

終わりに

現在、望海さん率いる雪組人気は、５組の中で一番あります。
その雪組を継ぐ彩風咲奈さんにとって、プレッシャーは大きいと思います。

「宝塚グラフ４月号」は、“望海風斗サヨナラ特集”でした。
彩風さんとの対談や、「Diary」でも「これからはYouの番だよ！！！」と望海さんは咲ちゃんのトップスターを期待されていました。
宝塚愛の深い望海さんが一番心を寄せていることは、次期雪組トップスター彩風咲奈さんの活躍のように思います。

望海さんと一緒だった雪組生だけで、「新生雪組」のスタートをきるのも良いのかもしれませんね。

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