再開と銀橋と新人公演
こんにちは、くららです。

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はいからさんが通る」について

花組の「はいからさんが通る」が、9月3日から3日間上演できることになりましたね!
でも私は9月1日のチケットを持っていたので、少しだけ残念な思いも。
無駄になるかもという覚悟はできていたので、宝塚大劇場で再開できて千秋楽を迎えられることは本当に良かったです。
千秋楽のライブ配信があることは、本当に有難いですね。
花組公演が3日から千秋楽まで無事に駆け抜けていけますように。

宝塚の公式ページには、書かれていませんでしたが、日刊スポーツには下記のように書かれていました。

9月3日から公演を再開すると発表した。ステージと客席の間のエプロンステージ「銀橋」の使用を取りやめるなど、演出法を再考して再開する。
すでにチケット販売済みで再開する花組公演については、銀橋の使用をやめ、出演者と客席の距離を確保する。
今後の演出については「十分なソーシャル・ディスタンスがとれるよう努めていきたい」とし、銀橋を使う場合は、チケット販売列を後方にずらすなど、検討を重ねていく方針だ。
引用日刊スポーツ

花組公演では「銀橋」の使用を取りやめるのですね。残念ですが仕方ないですね。

コロナ禍での対応について

私がもうブログをやめようと思ったきっかけは、銀橋に関しての私のブログが原因です。
星組の東京公演が再開される前日の20日に、雪組の『NOW! ZOOM ME!!』のチケットの前方から5列目までの座席販売を見合わせることが公表されました。
それを受けて星組の東京公演の演出は変更になるだろう等、と書いたブログに、「宝塚ファンは、宝塚の夢をこわすようなことに言及しない」とご批判をいただきました。
企業としての説明責任があるという私の考え方も「宝塚の夢の世界」にはそぐわない考え方のようで…。

ブログの内容が宝塚の夢の世界を壊すと言われると、宝塚ファンとしてもう書けない、と思いました。
それまでも、他の方からコロナに対して自分の思いを書くことについても、批判めいたご意見をいただいていました。

一市民の趣味のブログ
今日の宝塚の公式ページにも下記のように書かれていましたが、東京宝塚劇場と宝塚大劇場は、管轄の保健所が違うために、そのアドバイスも違うようです。

各地域の状況や管轄の保健所のアドバイスも踏まえながら、劇場ごと・公演ごとに販売座席を決定し当ホームページにてご案内いたします。 引用宝塚公式ページ

この点については、私は知らなかったので、東京公演と宝塚公演を一律に比較していましたが、実際は管轄の保健所のアドバイスに従うようです。
この知識の無さを強く批判されました。

知識の持ち合わせのない一市民趣味で書いているブログなので、間違いも多いかと思います。
多くの方が読んでくださるので、よく「発信力のあるブログ」と言われますが、私は間違いのない内容を書ける自信はありません。
知識不足や考え方の偏りは自分が一番良く知っています。
間違いをご指摘していただくことに対しては、有難く修正させていただきます。
しかし知識不足のことを強く責められたら、書かないという選択肢しか残されていません。

特にコロナ禍では、何が最善かと誰もが手探りで探っているような状態で、私の書くものは巷の幾千万の中の一つの「思い」にすぎません。

今後の宝塚の公演の見通し
宝塚の公演では、「前方5列目までの販売の見合わせ」か、「銀橋を使わない」のどちらかの選択肢のようですが、東京公演では、前方席も、銀橋も普通に使えるかもしれません。
ダブルスタンダードなことに疑問は残りますが、管轄の保健所のアドバイスが優先ならば、そうなるのでしょう。

そして明日安倍首相が午後5時からの記者会見で、新型コロナ「2類相当」見直しをふまえた対策パッケージについて表明されるようです。
指定感染症の運用のあり方を見直し、高齢者など重症化する可能性が高い患者への治療体制を手厚くしていくお考えのようです。
このことは、宝塚の舞台の上演についても、明るい兆しがみえてくるかもしれません。
そうなることを願っています。

新人公演の実施の見合わせについて

新人公演は宝塚の未来のために不可欠
今日の発表の中で、一番残念だったのは、「当面の間、宝塚大劇場・東京宝塚劇場ともに新人公演の実施を見合わせること」という公表です。
新人公演の主演に決まっていた方々のお顔を思い浮かべると特に。一之瀬航季くん(100期)、礼華はるくん(101期)。

昨年から宝塚大劇場での新人公演と新人公演後の「ステージトーク」は見に行くようにしていました。
どの組の新人公演も、猛げいこして1回限りの公演にチャレンジする出演者たちから発せられるパワーがみなぎっていて、若さ溢れる空気感が好きでした。
まるで若返りのパワーのおすそ分けにあずかれるような感覚もありました。

生徒さんたちだけでなく、若手の演出家の先生にとっても貴重な演出を学ぶ勉強の場のようで、本公演と違う演出に触れるのも面白い発見がありました。
そして新人公演後に本公演を観ると、本公演のお一人ひとりにも変化が感じられたり。

宝塚の新人公演は、宝塚歌劇団が生き生きと成長し続けるための大きな原動力の一つだったと思います。
その貴重な新人公演がしばらく開催が見合わせになるのは本当に残念ですが、向上心のあるタカラジェンヌは、決して腐ったりすることなく次のチャンスに備えていくことでしょう。

免疫力を考えると
しかし新人公演は、過酷な修練の場でもあり、免疫力が落ちてしまうと思うので、コロナ禍では見合わせして、根本的にやり方を変えた方が良いのではないかと思います。

新人公演のお稽古は、配役が発表されてすぐに取り掛かるのだと思っていましたが、実際に話を聞いてみると違っていました。
新公の稽古に入るのは、本公演の初日翌日の終演後からと言われています。
それまでは、稽古場で自主的に本役さんの動きを見て覚えたりはしているそうですが、実際のお稽古は本公演が始まってから。
新公本番までの稽古日数は20日足らずと、本公演のお稽古期間が45日あるのに比べて、とても短い期間です。
しかも本公演と並行してのお稽古で、本公演の時間は、新人公演のお稽古は一切しないとも聞きました。

本公演の舞台を終えた後、例え2回公演の後でも、舞台化粧を落として、稽古着に着替えて、稽古場に向かうそうです。
朝から夜遅くまで、本公演の本番と、新人公演の稽古を行うので、時間がない中、睡眠時間を削って、お稽古に励むようです。

無理に無理を重ねてお稽古に励むことで、免疫力が下がってしまうので、コロナが流行っている中では、中止もやむを得ないと思います。

私のような部外者から見たら、新人公演のお稽古の開始をはやめて、本公演のお稽古中から並行して行えば時間的に余裕があると思いますが。
しかし本役さんが初日を迎えて、役の形が出来あがらないと、ダメなのでしょう。
宝塚は上下関係が厳しいので、そういうしきたりも厳しいのでしょう。

宝塚の音楽学校の厳しいお掃除も業者の方が入って無くなったと聞きます。
そのように、新人公演のお稽古も時間的に余裕のある形でできるようになると良いのかなと思いました。

新人公演のライブ配信
新人公演を見るようになると、組子に対してとても詳しくなれます。
そして成長が手に取るようにわかります。
タカラジェンヌの成長を見守る醍醐味を味わえます。
宝塚の新人公演こそ、ライブ配信をして多くの人が見ることができるようにしたら良いと思っています。
実際に舞台に立つ新人さんたちには、緊張感が倍増すると思いますが、それも訓練の場になるでしょう。

新人発掘、活躍の場
ドラマシティなどで外箱公演が行われるようになる前は、バウホール公演が頻繁に行われていました。
ワークショップというものも多くありました。
現在は年間スケジュールにバウホール公演も組み込まれて、昔に比べると各組に回ってくる回数がとても少なくなっています。
新人が活躍する場が増えて、バウホールの主演も新人公演主演と同じ回数でカウントされるようになると良いですね。
そして、バウホール公演もライブ配信されると、きっと需要が限りなく開拓されると思います。

コロナ禍は、いろいろと残念なことに繋がっていますが、それが何か別のチャンスに繋がると良いなと思います。
今日もグダグダと好きなことを書き綴ってしまいました。
コロナ禍がまわりまわって宝塚の発展に繋がることを信じていきたいです。

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