こんにちは、くららです。
6月21日に大劇場の隣に宝塚ホテルが移転開業しました。
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宝塚ホテルの開業について
テレビの報道番組で取り上げられたり、宝塚ファンの方々が沢山の写真をSNSにあげていらっしゃるので、行っていないのに行ったかのような気分になっていました。
更に下記の「トラベルウォッチ」サイトでは、135枚の写真付きで、非常に詳しく宝塚ホテルが探訪できました。
これを読むと「あなたは、もう宝塚ホテル通」おススメです。
元駐車場の限られたスペースに建築されたので、旧宝塚ホテルに比べると非常にコンパクトなホテル、プチホテル気味だそうです。
早々に行った友人が、特にレストラン系が狭いことを残念がっていました。
レストランや喫茶の充実に期待していましたが…。
でも宝塚大橋を渡らなければ行けなかった時のことを思うと、大劇場の隣なのでいつでも足を運べる便利さは抜群!
アットホームなホテルもいいですね。いつか宿泊できることを夢見ています。
みんなマスクのオープニングセレモニー
スカステニュースでは、宝塚ホテルのオープニングセレモニーの光景が放送されていました。
テープカットのお手伝いは、105期の雪組の音彩唯ちゃんと、月組の詩ちづるちゃん。
綺麗な着物に袴でとっても素敵なのに、可愛いお顔にマスクでは、とってもモッタイナイ!
2人だけでなく、楽器演奏の方も、テープカットの方も、支配人の憧花ゆりのさんも、全員マスクをつけていらっしゃいました。
ワクワク気分で見ていましたが、みんなマスクの異様な光景に、コロナ禍の現実を突きつけられた思いがしました。
こんなマスク装備の厳戒態勢だと、あと約3週間後に幕を開ける「花組の舞台の上はどうなるのだろう?」ととても心配になってきました。
少尉と紅緒ちゃんがマスクをつけて舞台に立つとは思えません。
舞台上のことは何とかなるだろうと思っていましたが、何とかならないかもしれない厳しさを公演の再開が近づいてくる中で感じています。
実際に公演を行っている舞台の状況から、少し考えてみようと思います。
宝塚の舞台はどうなる?
宝塚の公式サイトでは、下記のように記されていました。
舞台上および舞台裏での密集状況を避けるため、一部場面において、当初の演出を変更し、舞台上での出演者数を調整する場合があります。引用宝塚公式ホームページ
「どのくらい当初の演出が変更されるか?」と「どのように出演者を調整するか?」が気になるところです。
「はいからさんが通る」の特徴
「はいからさんが通る」の売りの一つは、れい・はな(柚香光&華優希)コンビの萌えポイントでしょう。
3月に放送された「宝塚プルミエール」のお稽古場映像で、下記のような二人の距離が近いシーンが流れていました。
壁ドン! 壁に手を置いて、華ちゃんの顔にドンドン少尉が迫っていき、華ちゃんがドンドン下がっていく。 ラストキスシーン おんぶ ブライダルデュエットリフト |
3月の時点では舞台上で「ソーシャルディスタンス」が必要とは、考えられていませんでした。
花組「はいからさんが通る」は、一般的な作品より、距離の近いふたりが見せ場の作品ですが、それがネックになる?
他の舞台での出演者たちの感染対策状況
今の時点で、観客を入れて上演している劇場は非常に少ないです。
19日から再開した吉本興業の劇場
芸人の間は、1・8メートルの距離を置いて、さらに漫才コンビの間には、等身大以上の高さがある<透明なstrong>アクリル板を設置しています。
マイクも従来は二人に1本のところ、距離を置いて2本用意されています。
コンビだからいって特例は通用しないのか?
家庭での家族間の接触は、感染防止を配慮しなくても良いと考えられています。
漫才コンビの場合、行動を共にする時間が多いので、家族間の延長のように「特例」として捉えて感染対策はしなくても良いのでは?と思います。
しかし現実は、他人同士で、声を出すので、相手に飛沫をあびさせない距離とアクリル板設置という配慮を必要とされるようです。
宝塚でのコンビの芝居を、そのまま演じてはダメ、配慮が必要ということでしょうか?
ラブシーンの間に、アクリル板?
ラブシーンをソーシャルディスタンスを保って行う?
萌えポイントが興醒めポイントになりかねない?
吉本興業の劇場は、客席の稼働率を1割ほどにおさえて再開したばかりなので、次第に舞台上の感染防止対策も緩和していくことを願いたいです。
19日から再開したハウステンボス歌劇団(歌劇 ザ・レビュー)
本拠地ハウステンボスでは19日から、新設の福岡の「歌劇 ザ・レビュー HTB」では20日から再開されました。
チームハートは「和物ストーリーレビュー」だったところ、レビューショーに一部内容変更して上演されていましたが、他の公演は予定通り上演されています。
歌は実際に歌われていて、口パク対応ではありません。
ダンスは演者の間隔が広くなるように配慮されています。
ハウステンボス歌劇団は、宝塚の公演に比べて、出演者数がとても少ないので、出演者の間を広くとって「密」を避けやすいところがあります。
福岡の公演は休憩を含めて90分間ですが、長崎をはじめ他の上演時間は40分間なので、時間が短いのも宝塚と違うところです。
ファンとスターの距離を縮めてくれる下記の3つが「ハウステンボス歌劇団」の売りでした。
・数限りない客席降り ・公演終了後のスターとの記念撮影会 ・出待ち対応(撮影、サイン、差入れの受取、握手等) |
現在はこの3つ全てが休止されています。
座席は間隔を開けるため通常の半分以下に設定されています。
観客の収容人数と舞台の出演者数が全く違うので、同じ位置で比較できませんが、レビューショーをやっているハウステンボス歌劇団が上演できていることは参考になります。
宝塚のショーは、人海戦術で早変わりをして次々と魅せていきますが、舞台上での「密」、楽屋での「密」を避けるためにも、少ない人数でゆったりとショーを展開しているハウステンボスが参考になるかもしれません。
劇団四季は、宝塚よりわずかにはやく7月14日(火)と7月15日(水)より公演が再開されていく予定です。
再開時期が違えば参考になったのですが、これだけ近いと参考になりません。
四季の方が舞台の上の出演者数は少ないので、宝塚より従来通りの形で上演しやすいでしょう。
「どのくらい当初の演出が変更されるか?」
「どのように出演者を調整するか?」
舞台上の出演者数を減らすために、もし出演者を日によって変更するなら、チケットの販売までにお知らせがないと、応援しているファンの方は困るでしょう。
いろいろと初めてのことなので、判断が難しいですね。
歌劇団の方でも策を練っていらっしゃることと思います。
再開の初めの一歩は、いろいろな制約がある中での上演となると思いますが、主題歌の軽快なメロディーと共に、花組生たちのパワーで暗い世の中を吹き飛ばしてくれる「明るい光」を灯してくれることに間違いないでしょう。
初日が待ち遠しいです。
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