こんにちは、くららです。
東京宝塚劇場公演は、7月31日から星組公演が再開される発表がありました。
舞台上での「密集」を避けるため、役付きの37名の全日程出演者以外は、A日程21名とB日程21名に分けられるようです。
初日も千秋楽も全員が舞台に立てないことは残念ですが、仕方ないですね。
宝塚大劇場の花組公演については、メンバーの制限についての公表がないので、毎日全員が出演できると考えて良いのでしょうね。
星組東京公演の9月20日の千秋楽が、華形ひかるさんのご卒業日。
どうぞ無事に千秋楽が迎えられますように願っています。
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時代は105期生台頭?
先日の宝塚ホテルのオープニングセレモニーのお手伝いをしたいたのは、105期の雪組の音彩唯ちゃんと、月組の詩ちづるちゃんでした。入団時の成績が首席と3番の期待の娘役さんです。
104期の新人公演ヒロインは、昨年夏の花組都姫ここちゃん、今度の花組の「はいからさんが通る」の美羽愛ちゃん、次の月組はきよら羽龍ちゃんと、104期の娘役さんが抜擢されています。
そろそろ新人公演のヒロインに105期生の抜擢もあるのかな?と思っています。
音彩唯ちゃんがトップ娘役になる可能性は100%?
期 | 名前 | 成績 | 文化祭 | 初詣 | 新公主演回数 |
99期 | 美園さくら(トップ) | 首席 | ○ | ○ | 3回 |
100期 | 星風まどか(トップ) | 3番 | ○ | ○ | 2回 |
102期 | 舞空瞳(トップ) | 首席 | ○ | ○ | 2回 |
103期 | 夢白あや | 4番 | ○ | ○ | 2回 |
104期 | きよら羽龍 | 5番 | ○ | ○ | 予定 |
105期 | 音彩唯 | 首席 | ○ | ○ | 0回 |
【文化祭ヒロイン】
音楽学校の「文化祭ヒロイン」の経験者がトップ娘役に就任する率はとても高く、現在5人のトップ娘役のうち、真彩、美園、星風、舞空の4人が文化祭主演経験者です。
【初詣ポスター】
初詣ポスターに選抜されるのは、初舞台を終えてからの研1の時に各期1名だけの貴重なカードです。
上記で名前を連ねているのは、全員初詣ポスターメンバーです。
過去を遡っても、102期以上1999年の遠野あすかさんまでは、娘役はみんなトップ娘役に就任していました。
2010年 実咲凜音 (95期生 4番、元宙組) 2007年 蘭乃はな (92期生 4番 元花組) 2005年 愛原実花 (90期生 2番 元雪組) 2003年 桜乃彩音 (88期生 12番 元花組) 2001年 陽月華 (86期生 9番 元宙組) 1999年 遠野あすか (84期生 9番 元星組) |
【首席入団】
首席入団だからトップ娘役になれるというわけではありませんが、首席入団者がトップ娘役である確率が99期の美園さくらちゃんから高くなっています。(最近の傾向)
音楽学校文化祭の演劇の主演・ヒロイン経験者
100期 風間柚乃、聖乃あすか、星風まどか、音くり寿 101期 天紫珠李、縣千、夏葉ことり、結愛かれん 102期 蘭世惠翔、風色日向、舞空瞳、潤 花 103期 希波らいと、亜音有生、夢白あや、羽音みか 104期 御剣海、蒼波黎也、きよら羽龍、都姫ここ 105期 稀惺かずと、紀城ゆりや、音彩唯、山吹ひばり |
音彩唯ちゃんには、【文化祭主演経験】【首席入団】【初詣ポスター】というカードが揃っています。
今後の新人公演の主演&ヒロインの予測
今日は今後の新人公演の「主演&ヒロイン」について身勝手に予測してみたいと思います。
(上の三つのファクターから、出来レース的なところが多分にあるので、予測はしやすい面も。)
新人公演主演者救済案
休演によって、新公対象者には、約5カ月程の空白期間ができてしまいました。
このままだと、新公最後の年の100期は、新公主演のチャンスを逃してしまうかもしれません。
過去には1本物の作品では、1部と2部に分かれて2人の主演が抜擢されたことがあります。(最近では「ミー・アンド・マイガール」)
喜劇だから主演を二つに分けても違和感が無かったのかもしれませんが、ストーリー展開を楽しむ作品にはふさわしくないでしょうか?
しかし「救済策」として1本ものに限らず主演をふたりに分けて新人公演を上演したら、2人の主演経験者ができます。「経験値の救済」としては良いと思うのですが…。
新公主演の経験が1回でもあるか、無いかで、今後のスターとしての位置が大きく変わります。
宙組『アナスタシア』勝手に予想
ディミトリ(真風涼帆)…亜音有星(103期) アーニャ(星風まどか)…山吹ひばり(105期)) |
男役について
宙組の新人公演での男役の抜擢は、キラキラとしたスター性より、実力派を優先していたようなところがあります。
(瑠風輝、鷹翔千空など)
しかし亜音有星くんは、宙組には似つかわしい、キラキラとしたスター性のある長身の男役です。
「オーシャンズ11」で3番手ベネディクト(桜木みなと)、「エルハポン」で2番手アレハンドロ(芹香斗亜)。
ベネディクトでは舞台度胸がとても良く、技術的には未熟でしたが、魅せるオーラがあり、スターの可能性をとても感じました。
研1の時に「ハッスルメイツ」で同期のなつ颯都くんと対で抜擢され、なつ君は研2で新公2番手を好演するものの先日退団されました。
共に長身で、歌とダンスの技術力のなつ君と、ビジュアルの亜音くんという良いライバル関係であることに期待していましたが、実力のある人がはやくに退団するのは残念でした。
102期の風色日向くんが前回の新人公演「エルハポン」で好演して評判でした。(万博アンバサダーかつ文化祭主演経験者)
今後、風色日向くん × 亜音有星くんというライバル関係が展開していくのではないかと思います。
スカステの「男役道」に、ふたりは最下級生で出演していました。2年前からこの二人は有望視されていたようです。
愛月ひかる編(2018年3月) ・留依蒔世(98期) ・鷹翔千空(101期) ・風色日向(102期) |
芹香斗亜編(2018年10月) ・優希しおん(100期) ・真名瀬みら(101期) ・亜音有星(103期) |
100期優希しおんくんは新人公演ラストですが、『アナスタシア』で主演を2分割してでも、主演経験を積めたらいいのにと思います。
実力派の瑠風輝くん、鷹翔千空くんの動向も気になります。
(近いうちに「宙組男役」について思うところを書きたいと思っています。)
娘役について
夢白あやちゃんは、新人公演のヒロイン経験が2回なので3回目をする可能性があるかもしれませんが、後進に道をゆずるとすれば、候補は105期の山吹ひばりちゃんでしょうか。
前回の新人公演「エルハポン」では、遥羽ららちゃん演じる藤乃役でした。
研1でいきなり難しい役がついて堅さとお化粧の下手さが気になりましたが、美しい容姿と美しい声に、今後の期待が大きいと思います。
雪組『f f f -フォルティッシッシモ-』勝手に予想
ベートーヴェン(望海風斗)…縣千/彩海せら? 謎の女(真彩希帆)…音彩唯 |
トップスターの退団公演の新公の主演は、将来のトップ候補にふられることが多いです。
新公主演が1回だけで、まだ望海さんの役をやったことがない縣千くんは最有力候補だと思いますが、この公演の望海さんの歌の難しさは最高レベルになるのではないかと思われます。
難しすぎる歌に挑戦して良い結果が残せるか、大きなチャレンジでしょう。
そのため歌唱力に定評のある彩海せらくんになることもあるかもしれません。
103期の壮海はるまくんということも?
娘役は音彩唯ちゃんだと思いますが、中卒のため昨年は新公に出演できなかったため、初めての新公ということになります。
いきなり難しい歌の真彩ちゃんの役はハードルが高すぎるかな?とも思いますが、チャンスの時でもあります。
星風まどかちゃん(宙組・100期生・中卒) 研2、『王家に捧ぐ歌』アイーダ(本役:実咲凜音) 新人公演初ヒロイン 『相続人の肖像』バウ初ヒロイン 研3 『ヴァンパイア・サクセション』東上初ヒロイン 研4 『エリザベート』エリザベート(本役:実咲凜音) 2回め新人公演ヒロイン 『バレンシアの熱い花』『HOT EYES!!』全国ツアーWヒロイン ★研4で宙組トップ娘役就任★ |
舞空瞳ちゃん(花組・102期生・中卒) 研2 『ハンナのお花屋さん』ハンナ役 研3 『MESSIAH』流雨(本役:仙名彩世) 新人公演初ヒロイン 『メランコリック・ジゴロ-/EXCITER!!2018』全国ツアーWヒロイン 星組組替え 研4 『GOD OF STARS -食聖-』アイリーン・チョウ(本役:綺咲愛里)2回目新人公演ヒロイン ★研4で星組トップ娘役就任★ |
音彩唯ちゃんが星風まどかちゃん、舞空瞳ちゃんに続いていくのか?興味津々です。
星組『ロミオとジュリエット』勝手に予想
ロミオ(礼真琴)…?(極美慎)天飛 華音 ジュリエット(舞空瞳)…瑠璃花夏/綾音美蘭? |
ロミオについて
極美慎くんは、予定では新公学年内でしたが、コロナによって公演が先送りになっているため、新人公演に出演できません。
それでは天飛華音くんになるか?105期の稀惺かずと君にははやすぎる?
104期の碧音斗和くん、御剣海くん…。
ロミオの役を分割して数人でチャレンジしたら良いかも。
ジュリエットについて
103期の次席の瑠璃花夏ちゃんは、昨年の全国ツアーでも推されていた上、『眩耀の谷』新人公演では、有沙瞳ちゃんの春崇役を好演していました。
有望娘役さんだと思いますが、舞空瞳ちゃんと1期しか違わない。
104期の綾音美蘭ちゃんは、可愛い娘役さんて、『眩耀の谷』新人公演では、水乃ゆりちゃんの「神の使い」のダンスを頑張っていました。
スカステの「La Belle Voix~娘役の美しき歌声~」で星組の歌姫「二條華(100期)、星咲希(103期)、綾音美蘭(104期)」の一人でもあります。ヒロインというより別格よりかも?
月組の詩ちづるちゃんは、今度の新人公演で1期上のきよら羽龍ちゃんが新公ヒロインに挑戦するので、ちづるちゃんに主演が巡ってくるのはその後になります。
『出島小宇宙戦争』で華があって、マスコットガールのような可愛い存在が似合っていました。
105期の娘役さんたちによって、娘役競争がし烈になりそうです。歌唱力重視でしょう。娘役さんの場合はビジュアルと実力が伴う人が少なくない!
終わりに
公演の再開とともに、新人公演も予定どおり行われようです。新人公演を重視されていることがわかります。
通常は時間に追われているタカラジェンヌですが、「ステイホーム」の長期に渡る自粛期間中に、独自に様々な努力をされた方も多いと思います。
新しい分野が開拓されて、また違った面もうかがえる新人公演になるのではないかなと思っています。
【文化祭主演経験】【入団時成績】【初詣ポスター】というタカラジェンヌの初期段階で将来がみえてしまうような出来レースについて賛否両論があるようですが、星風まどかちゃんや舞空瞳ちゃんを見ていると、そういう狭いところを潜り抜けてきた「選ばれた娘役」の素晴らしさを思います。
100年以上タカラジェンヌを育てているので、「原石」を見抜くことに長けているのでしょう。
公演中止によって失われた期間ができてしまいましたが、タカラジェンヌの頑張りによって益々の宝塚の隆盛に繋がりますように。
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